UR賃貸はファミリータイプの団地・ニュータウンのイメージが強いと思いますが、一人暮らしでUR賃貸を選ばれる方も多数います。
実際、ラク賃不動産のお客様でも、男性・女性問わず、UR賃貸へ一人暮らしでお引越し頂くお客様が多数います。
しかし、UR賃貸は一人暮らし向けではない・審査や条件が厳しいと考えている方もいるため、UR賃貸に一人暮らしはどんな人に向いているのか、条件面などを整理してみました。

UR賃貸って一人暮らしできるの?条件や審査は厳しいの?

結論、一人暮らしでも入居は可能で、実際に一人暮らしに人気もあるよ!
今回は、単身者向けのお申し込み資格の条件などを分かりやすく説明するよ!
UR賃貸って、複雑で分かりにくいとお考えの方も多いので、できる限り分かりやすくご説明しますので、是非最後までお付き合いください。
- UR賃貸に向いてる人・向いてない人
- デメリットやメリットを理解したうえでの、UR賃貸の判断材料
- UR賃貸の審査基準(お申し込み資格)や条件
- 一人暮らしする人が内覧時に確認すべきチェックポイント
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条件的にUR賃貸に一人暮らしが向いてない人

UR賃貸はテレビCMを頻繁に行っているため、礼金・仲介手数料・更新料・保証人ナシと非常にお得で充実した物件が多いと考えている方が多く、UR賃貸を借りたいとご相談いただくことがあります。
しかし、賃貸のお部屋探しでご希望条件をお伺いすると、UR賃貸は向いていないと感じる方もいます。
希望条件
- 沢山の部屋を比較して選びたい
- 家賃はできる限り安くで住みたい
- 良い所に住んでいると思われたい
- 設備の充実した家に住みたい
- ペットを飼育したい
URは向いてない理由
- 限られた物件の中から選ぶ必要あり
- 一般的な賃貸物件より広めに作られているため、家賃もその分上がります
- 団地やUR賃貸を良い所に住んでいると思わない人もいます
- 団地によっては、築年数が古かったり設備が古いこともあります
- ペット共生住宅が少ない
UR賃貸は初期費用も抑えられて、メリットも多いのですが、上記のように一般的な賃貸物件では満たせるような内容がUR賃貸では満たせないことがあります。(実際は団地や住戸によって異なるため、一度募集中の物件を全てご確認頂くことをおすすめします)
そこで、この章ではUR賃貸に一人暮らしで住みたいと考えている方向けにメリット・デメリットのご紹介および、女性ならではのメリットとデメリットをご紹介します。
UR賃貸に一人暮らしのメリット・デメリット
一人暮らしに限らず、UR賃貸に住むことのメリット・デメリットをご紹介します。
テレビCMで行っている「礼金ナシ・仲介手数料ナシ・更新料ナシ・保証人ナシ」は、主なメリットではありますが、その他にもUR賃貸にはメリットが沢山あります。
- 礼金・仲介手数料・更新料なし(0円)
- 火災保険は任意(ネットの安いものを選択できる)
- 保証人不要
- 保証会社不要(保証会社の費用0円)
- 無職でも入居することが可能(賃貸だと審査が厳しい)
- 広い間取り&鉄筋コンクリート造
- 敷地が広く、ファミリーから高齢者がいる
- 退去予告が2週間前(普通の賃貸は1~2カ月前)
- 退去時の現状回復費用が明確(トラブルにならない)
- 短期で退去できる(制約や違約金などが無い)
まだまだ沢山のメリットがあるのですが、上記の通り、代表的なメリットを10個ご紹介しました。
大きく分けると、①~④つ目は初期費用が抑えられるというメリット、④・⑤は民間の賃貸では難しい方向けのメリット、⑥・⑦は物件の設備と環境のメリット、⑧~⑩は退去時のトラブルが防止できるというメリットになります。
一人暮らしの方であれば、とにかく初期費用を抑えたい、自分のタイミングで次の箇所に引越したいという方、木造アパートは騒音が気になるという方には、UR賃貸はメリットが大きいと思います。
続いては、デメリットのご紹介となります。
- 審査の内容で、月収か貯蓄のどちらかが必要
- 物件提案から内覧まで不動産屋さんに丸投げではない
(自分で内覧・仮申し込み・本申込みをする) - 家賃は若干高く感じる
- UR賃貸は物件数まだまだ少ない(選択肢が少ない)
- 電車の駅から遠いこともある(バス停エリアなど)
- 古い物件が多いため、設備が古いことも
- ウォシュレットやエアコンが無いことも
- 良いお部屋は先着順で競争率が高い
- 団地住まいは低所得者だと勘違いしている人もいる
- ペットは基本的に飼育できない
UR賃貸のデメリットについては、人によってはデメリットと思わなかったり、特に気になるような内容ではないかもしれませんが、代表的な10個をご紹介しました。
特にUR賃貸の場合は、一般的な賃貸物件のように不動産屋さんの窓口に行って条件を伝えて提案や案内を受け身の体制で取り組んでいると、いつまでたってもお引越しが進まないです。自分で条件に合った物件が無いか、限られた団地や住戸の中で空き募集を自分でネットで探したり、定期的に空室確認を行って、お部屋を抑える必要があります。
また、最近は室内が無印良品(MUJI)のリノベ部屋も多く用意されており、共用部分に宅配ボックスがあったり、便利に快適になるようにUR都市機構が取り組んではいますが、どうしても公団の古い団地が多いので、団地によってはエレベーターが無かったり、エアコン・ウォシュレットをご自身で設置する必要がある場合もあります。
結局は、住戸や団地によって異なりますので、ご希望の条件でUR賃貸の空室サイトで検索してみて、実際に現地でお部屋や環境と見たうえで、デメリットを許容できるか・メリットが上回るのかご確認頂くと良いでしょう。
【単身一人暮らしの女性向け】UR賃貸のメリット・デメリット

上記までが一般的なUR賃貸のメリット・デメリットをご紹介いたしました。
しかし、単身女性の一人暮らしの方が、セキュリティ面や設備面でお部屋探しで気になることが多いかと思いますので、シングル女性向けのメリット・デメリットもご紹介します。
- 団地のため住民が顔見知りになり、部外者の出入りしにくく、防犯面で安心
- ファミリーや高齢者が多いため、治安が良い
- 団地の敷地内に、管理サービス事務所や営業所があるので、すぐ相談できて安心
- 宅配ボックスやゴミ出しが便利
- 比較的、キッチンが広い物件が多い
- お子様連れや高齢者が多いため、住民の就寝時間は早い
(夜遅くは団地内を歩く人が少ない) - オートロックやカメラ付きインターホンが付いていない団地も多い
- 洗濯機置場・ウォシュレットなど設備が物足りない物件もあり
- 団地の立地によっては、駅から遠く、夜は暗い道のりの場合も
関東の首都圏にあるUR賃貸の団地は、高級タワーマンションやデザイナーズマンションのような団地もありますが、日本全国にあるUR賃貸は古い団地がまだまだ多いです。
したがって、女性に人気のプレサンスやエスリード・エステムシリーズなど、シングル女性向けのシリーズマンションよりは、設備面で劣る部分も多いです。共用部分にはオートロック・宅配ボックス・カメラ付きインターホンがあって、室内にはウォシュレット・エアコン・洗濯パンがあって、リビングは白系の幅広フローリングになってて、といった理想の一人暮らしが明確にある方は民間のシリーズマンションを選んだ方が早いでしょう。
単身マンションと異なり、住民同士が顔見知りで挨拶するような関係性であったり、古い建物だけど室内はある程度リフォームされてたり、不便も味として楽しめる方でないとUR賃貸の団地はあまり向いていないかもしれません。
UR賃貸の一人暮らしの入居条件を確認

UR賃貸は、入居審査が厳しい・審査内容が複雑で分かりにくいなど、様々な評判がありますが、そこまで難しくないです。不動産賃貸のプロからすると、むしろ民間の賃貸物件の方が審査内容を秘密にしていて対策の打ちようも無いので、不透明だと感じます。
この章では、UR賃貸の審査内容と、お部屋探しの流れをご紹介します。
UR賃貸の単身向けお申し込み資格
一般的に賃貸物件をお申し込みすると”審査”があります。
”審査”というフレーズが原因で、自分をジャッジされているような印象を受け、不安に感じたり心配になる方も多いでしょう。しかし、UR賃貸は審査が無く、お申し込み資格を満たせば入居することが可能です。
大きく分けると、単身者・世帯や高齢者・未成年などで、お申し込み資格の内容が若干異なりますが、今回は単身者向けのお申し込み資格をご紹介します。
安定した収入や月収がある、定職に就かれている方は以下の表で家賃と月収を比較頂ければ、お申し込み資格はほとんど満たせていると思って頂いて問題ございません。
希望物件の家賃 | 月収の基準 |
62,500円未満 | 家賃の4倍以上必要 |
62,500円以上 20万円未満 | 月収25万円以上必要 |
20万円以上 | 月収40万円以上必要 |
したがって、上記表の通り、月収40万円以上の人はUR賃貸のどの物件でもお申し込みすることができ、月収25万円以上の方はUR賃貸で家賃20万円未満の物件はお申し込みができ、月収25万円未満の方は月収の4分の1以下のお家賃帯でお部屋探しをする必要があります。
しかし、無職やフリーランス・個人事業主・自営業の方で、収入が無い方や節税を理由に収入を圧縮されている方は基準月収額を満たすことが難しいでしょう。
そこで、住みたい物件の家賃に対して月収が足りない方や収入の証明ができない方は、以下のどちらかの条件を満たすことで、お申し込み資格を得ることが可能です。
- 家賃を1年以分前払い
- 家賃の100倍以上の預貯金を証明
上記のどちらかを満たせば、お申し込み資格を満たすことができますので、フリーランスや無職の方などは、1年分の家賃を前払いして入居することがスムーズな手段となります。
給与収入や事業所得、不動産所得、雑所得(年金等)など、何かしらの収入で、今後も継続すると認められる収入源を証明する必要があります。原則としては、過去1年分の年収を12で割った数字が基準月収額となります。
非常にハードルが高いかと思いますが、家賃と共益費を合わせた金額の100倍以上が、口座の残高にあれば、お申し込み資格を満たすことが可能です。
例)家賃+共益費が7万円のお部屋であれば、預金700万円以上の証明
家賃および共益費を1年分前払いすることにより、お申し込み資格を満たすことが可能です。いづれは払うお家賃のため、まとまって1年分払うことができる方にとっては、最もスムーズに入居できる手段です。
例)家賃+共益費が7万円のお部屋であれば、現金で84万円を前払い
上記の順番で、収入がある場合、収入はないけど預貯金であればある方の場合など、お申し込み資格を満たす方法があります。
UR賃貸のお部屋探しの流れ
ここまできて、UR賃貸に興味を持って、前向きに検討しているけど何から手を付ければ良いのか分からない方向けに、UR賃貸の入居までの流れをご説明します。
先ほどの章でご説明した、単身者向けのお申し込み資格を満たすかご確認ください。UR賃貸の公式サイトでも、お申し込み資格をご確認頂くことは可能です。
ここで、当サイト運営会社(ラク賃不動産)の出番となります。
ご自身で気になった物件を、仮申込みで1週間だけ抑えることが可能です。1週間を過ぎると、再募集になってしまいますので、注意が必要です。
ラク賃不動産を通して、仮申込みを頂くと、お引越し時に最大で賃料1カ月分のお祝い金キャッシュバックがあるため、もしこれから仮申込みをお考えの方は、是非ご相談ください。
ご内覧のうえ、本申込みや契約を進めたい場合は、URの営業センターで契約手続きとなります。必要書類や初期費用の持参など、何でもUR営業センターの方が親切にご回答頂けるので、安心して契約手続きを進めることができます。
上記5ステップで簡単に、お部屋探しから入居までの流れをご紹介しました。民間の賃貸と異なり、内覧前にお部屋を仮申込みで抑えておくことが可能ですが、その他はそこまで大きく変わらないので、手間と感じる人は少ないでしょう。
UR賃貸を一人暮らしで内覧するとき確認すべき19条件

UR賃貸を内覧するときに、どこを確認すべきなのか、何を注意しておいた方が良いのか疑問に思う方も多いでしょう。
特にUR賃貸の場合は、不動産屋さんが案内してくれたり、説明をしてくれないので、自分で気になる部分をチェックしておいて、現地案内所や住まいセンターで相談や確認をする必要があります。
ここれは大きく分けて、共用部分・専有部分・周辺環境それぞれの注意事項・確認事項をご紹介します。
①共用部分
共用部分とは、団地の住人全員が使う共用のエリアのことを指します。例えば、廊下やゴミ捨て場・駐輪場・マンションエントランスなどが共用部分です。
お部屋を内覧するときは、室内の状況や確認に気が取られ過ぎて、共用部分の確認を忘れる方も多いので、以下をご確認頂いた方が良いでしょう。
- ポスト周辺にゴミが散乱していないか(住民のマナーを確認)
- 宅配ボックスの有無を確認
- 掲示板の張り紙内容(マンション内でのトラブルを確認)
- オートロック・防犯カメラの有無を確認(セキュリティ面)
- ゴミ置き場の掃除状況を確認(管理が行き届いているか確認)
- 駐輪場が整頓されているか確認(住民のマナーを確認)
- 廊下に私物が放置されていないか確認(住民のマナーを確認)
共用部分では主に、セキュリティ面の確認および、管理体制・住民のマナーを確認することができます。
特に、ゴミ捨て場・駐輪場・ポスト付近が散らかっているマンションは管理が行き届いておらず、住民のマナーもあまり良くないと賃貸業界ではよく言われておりますので、注視してみると良いでしょう。
また、マンション内の掲示板には、「騒音に関するお願い」・「タバコの吸い殻に関する注意喚起」・「廊下に私物を置くこと禁止」など、マンション内でどんな問題が起きているか分かることができますので、内覧ついでに掲示板も確認することをオススメします。
②専有部分(室内)
続いてが、専有部分・室内のチェック箇所となります。共用部分はセキュリティや住民のマナーなどを確認することがメインとなっておりましたら、専有分は生活することをイメージした際に不便なポイントが無いかの確認となります。
- 部屋の広さ(ベッド・ソファ・タンスなど大物家具の配置確認)
- 動線の段差が問題無いか確認
- 玄関ドア・各部屋のドアサイズ(荷物搬入経路のサイズ確認)
- コンセントの場所と数を確認
- 収納スペースの大きさと数を確認
- 洗濯機置場の有無を確認
- エアコンの有無と設置個所確認(電圧など写真で残す)
- 照明の必要な箇所と個数を確認
- 室内のクロスの黒ずみ確認(カビの繁殖が無いか確認)
- スマホの電波確認
- 陽当たり・風通しの確認(内覧でしか分からないため)
- 汚れ・傷などを確認(気になるものはURへ確認)
以上が主に注意すべきポイントになります。
また、室内設備については、生活スタイルによって必要なものや優先度も異なりますので、気になるものがあればURさんに確認や相談を頂いた方が良いでしょう。
③周辺環境
最後に、周辺環境の確認となります。
内覧をした際に、帰り道やGoogleマップなどで、ご確認ください。
- 治安や住んでいる人の口コミ
- 交通の利便性(電車・バス)
- 公共施設の場所(役所・郵便局など)
- 生活施設の場所(スーパー・コンビニなど)
- その他の買い物環境(ニトリや家電量販店など)
上記以外にも、ご自身の生活で必要な店舗がありましたら、どのくらいの距離があるのか、実際に歩いてみることをオススメします。
一見近いように感じる距離でも、URの団地の場合、複数の号棟と建物が分かれており、自身が内覧している号棟から敷地を出るのに距離がある場合もあるため、注意が必要です。
まとめ:UR賃貸へ一人暮らしするときの条件について

以上、UR賃貸へ一人暮らしする条件についてまとめました。
- UR賃貸に一人暮らしが向いてない人もいるので注意が必要
- 最新設備・良い立地で沢山の部屋を見比べて選びたい人はUR賃貸より民間の賃貸マンションが向いてる可能性あり
- UR賃貸にはメリットが沢山あるため、どこまでデメリットを許容できるか比較する
- UR賃貸は審査が無いけど、お申し込み資格を満たす必要があり
- お申し込み資格は、「月収の基準を満たす」か、「家賃1年分前払い」もしくは「家賃の100倍の貯蓄証明」
- せっかく内覧するなら、確認すべきチェックポイントは抑えておくべき
- お部屋の仮申込み・仮予約は、ラク賃不動産経由で行えば、お祝い金が貰えてお得