
Twitterアカウント「Dappi(@dappi2019)」のツイート内容を巡って名誉毀損を理由にプロバイダに発信者情報開示請求を行った立憲民主党の小西洋之氏、東京地方裁判所はこの訴えを認めました。Dappiは意図的に切り取り編集した動画を用いて小西洋之氏を誹謗中傷。数多くの悪質なデマや印象操作で自民党礼賛立憲野党批判を繰り返してきたTwitterアカウントの正体に要注目です。
Dappi(@dappi2019)提訴までの経緯!
【お知らせ】
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) September 3, 2021
本日、東京地方裁判所において、TwitterアカウントDappi(@dappi2019)のツイートが名誉毀損に該当することから、プロバイダに対して発信者情報開示を求めた訴訟の判決があり、開示が認められました。
今後、発信者の特定情報の開示がなされ次第、適切に法的措置を講じてまいります。
黒川検事長の法律上の懲戒処分権者は「内閣」。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) June 11, 2020
それを定めたのは「国家公務員法」。
安倍総理はこの二点を全く答えられなかった。
それが何を意味するかをDappiさんがご理解されることを願う。
意図的な切り取りで名誉毀損を重ねている方だが、今回は安倍総理の凄まじい実相を届けて頂き、感謝。 https://t.co/swJbpcC4zr
黒川検事長の法律上の懲戒処分権者は「内閣」。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) June 11, 2020
それを定めたのは「国家公務員法」。
安倍総理はこの二点を全く答えられなかった。
それが何を意味するかをDappiさんがご理解されることを願う。
意図的な切り取りで名誉毀損を重ねている方だが、今回は安倍総理の凄まじい実相を届けて頂き、感謝。 https://t.co/swJbpcC4zr
Twitterの反応!
この通知が出た時点で『Dappi』なるアカウントが只者ではないのはだいぶ分かっていた。
— プロセニアム🏳️🌈 (@proscenium49) September 4, 2021
いよいよアカウント情報の開示が認められたが、果たしてアカ主は今だ健在だろうか。
仮に政府が噛んでいたら…いいようにスケープゴートを見せつけられしれっとしらばっくれてそうな恐れもある。 https://t.co/GxW1vsDioH
これがDappiアカウントのツィート投稿時間の統計らしいけど、どう考えても業務としてやってるからな。ただの野良ネトウヨとは考えにくい。これは裁判が楽しみですわ https://t.co/xo2x6F87e2 pic.twitter.com/x6tcIg0qsF
— くろくろ (@kuronowablack) September 3, 2021
おお、ついにDappiの正体が明らかに☺️
— 盛田隆二🫖Morita Ryuji (@product1954) September 3, 2021
去年7月、WADAさんがDappiの開示請求した時は、内閣官房内閣情報調査室から「当室が行う業務の適正な遂行に重大な支障を及ぼすおそれがあり、ひいては我が国の安全が害されるおそれがある」とトンデモな「存否応答拒否」が来ましたが。
固唾をのんで見守ります https://t.co/wR4uwHXYnZ
ネトウヨ御用達のTwitterアカウントの正体は?
2021年09月03日(金)。立憲民主党の小西洋之氏は、ネトウヨ御用達のTwitterアカウント「Dappi(@dappi2019)」のツイート内容について名誉毀損を理由にプロバイダに対して発信者の情報開示を求める訴訟(発信者情報開示請求)を起こしました。東京地方裁判所は同日付でこの訴えを認めました。
事の発端は2020年6月の参議院予算委員会、黒川弘務検事長(当時)の法律上の懲戒処分権者を巡る小西洋之氏と安倍晋三首相の質疑応答です。Dappiは意図的に切り取り編集した動画を用いて小西洋之氏の質問を歪曲、同氏は「事実に基かない誹謗中傷」として法的措置を警告しています。
発信者情報開示請求は「プロバイダ責任制限法第4条」に基く情報開示請求です。 これは、インターネット上で他者を誹謗中傷するような表現を行った発信者の情報について「プロバイダ」に対して情報の開示を求める制度です。
Dappiは内調関係者?
2020年07月13日(月)。WADA@開示請求(特定の人)氏(@freeze209021)は「内閣情報調査室(内調)」に対してDappiに関する文書の有無の確認と開示を請求、内調は同日付で存否応答を拒否しました。
内調は「本件対象文章存否を明らかにした場合、内閣の情報機関である内閣情報調査室の情報関心等が推察されることとなり、それによって悪意を有する相手方が対抗妨害措置を講じるなど、糖質が行う業務の適正な遂行に重大な支障を及ぼすおそれがあり、ひいては我が国の安全が害されるおそれがある」と意味深な回答をしています。
組織運営はほぼ間違いなし?
Dappiの正体については「政党関係者」「内調」「電通」「新聞社」の関与も噂されています。完全シフト制でTwitterを更新、縮刷版なしの産経新聞の原紙や主要6紙の紙面画像、更に国会議員に提供された資料を即座にアップするなど明かに只の民間人の域を超えたTwitterアカウントです。組織運営はほぼ間違いありません。
Dappiは平常運転!
Dappiの特徴は安倍晋三前首相(一派)のシンパで菅政権は全力で擁護しています。一方で、同じ自民党の石破茂氏や野田聖子氏などに対しては批判的な傾向にあります。これまで数多くの悪質なデマや印象操作で自民党礼賛立憲野党批判を繰り返してきたTwitterアカウントです。
記憶に新しい所では、立憲民主党の福山哲郎氏や沖縄県知事選挙の際の玉城デニー氏など意図的に切り取り編集した動画やデマの被害に遭っています。
当事者のDappiは平常運転、何事もなかったようにツイートを更新しています。既に対策を講じているのかもしれません。小西洋之氏は「適切に法的措置を講じてまいります」と述べていて興味深い展開になっています。
誹謗中傷を巡る一抹の不安!
批判と誹謗中傷の境界は曖昧で安易な規制強化は誹謗中傷より大きな被害を齎します。基準の曖昧な法律は権力者や富裕層または特定の団体など「強者」に好都合で「政敵弾圧」に利用されます。
今回の件で言えば小西洋之氏の主張に間違いはありません。しかし、批判を誹謗中傷に摩り替えて封殺するケースは今後必ず起ります。Dappiに批判的な人達ほどこの点に鈍感なので憂慮しています。




