
厚生労働省の発表した今年9月の「有効求人倍率(季節調整値)」は「1.03倍」で前月比で0.01ポイント減少しました。これは6年9カ月ぶりの低水準です。また、総務省の発表した今年9月の「完全失業率(季節調整値)」は2カ月連続で「3.0%」でした。新型コロナウイルスの影響は深刻でこのまま長引けばリーマン・ショック時の有効求人倍率「0.42倍」まで落ちる可能性は十分にあり得ます。
■9月の有効求人倍率1・03倍に低下 失業率は3・0%で横ばい
https://www.sankei.com/economy/news/201030/ecn2010300011-n1.html
産経新聞 経済金融・財政 2020.10.30 10:08
厚生労働省が30日発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は1・03倍で、1・04倍だった前月から0・01ポイント落ち込んだ。9カ月連続の悪化で、平成25(2013)年12月以来の水準となった。総務省が30日発表した9月の完全失業率(季節調整値)は3・0%となり、前月から横ばいだった。
■【データで読む】有効求人倍率1.03倍 その歴史を振り返ると…
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201030/k10012687521000.html
NHK NEWS WEB 2020年10月30日 20時40分
ことし9月の有効求人倍率は1.03倍と9か月連続で低下し、2013年12月以来の水準となりました。ハローワークの求人数は去年の同じ月より70万人近く減少していて、厚生労働省は「一部で持ち直しの動きはあるものの、今後の見通しは不透明だ」と話しています。
Twitterの反応!
職種別・都道府県でかなりばらつきがある。仕事を探す方がそこをどう生かせるか。大切なのは、ここで下げ止まりさせて、どう反転攻勢に向かえるか。1日も早くワクチン接種を始め、感染拡大防止と経済を回すため、あらゆる政策を総動員して、働く方を応援します!
— おおくま和英 (@Kazu_Okuma) October 30, 2020
☟https://t.co/BoM8NOzANQ
https://t.co/OSFdJje9zy 厚労省の9月の有効求人倍率は1.03倍に低下、6年9カ月ぶりの低水準。非正規雇用者数;2,079万人、7カ月連続の減少。正社員有効求人倍率は0.78倍。正社員の求人は厳しく、転職する時ではない。求人倍率はバブル崩壊、リーマンショック時まで低下し、0.45倍までは落ちる。準備 pic.twitter.com/I8LwPVb29V
— 関根奉允 (@tomosekine) November 2, 2020
今年9月の有効求人倍率は1.03倍
— 石井雄太郎@採用ハックと働くエンタメ (@yutaro_ishii) October 30, 2020
9か月連続で低下し2013年12月来
ハローワークの求人数は去年の
同じ月より70万人近く減っている
感覚的には求人数は持ち直している
ように感じますがどうなんだろう?
ハローワークに求人を出す企業が
減っている影響が大きいのかも… pic.twitter.com/hmIHFtL56c
有効求人倍率 9か月連続で低下 2013年12月以来の水準に | NHKニュース https://t.co/Gqevwk6m7H
— 鈴木信行事務所@戦う葛飾区議が日本を強くする! (@SUZUKI_KATUSIKA) October 30, 2020
厚生労働省は、今年9月の有効求人倍率は1.03倍、8月よりさらに落ち込んだと発表。9カ月連続低下。
雇用悪化のまま、年末年始にぶつかろうとしています。
雇い止めは違法ではないけど、期限の定めのある契約が3回以上更新されているか、1年を超えて 継続して雇用されている人で、会社側が契約更新しない場合契約の期間が満了する日の30日前までに予告が必要です。予告をしてない場合は、、、https://t.co/Cwugxgpka9
— 梶川 隆裕 ◉介護 ◉PT ◉HR ◉FP (@PTHRkaji) October 30, 2020
有効求人倍率1.03。。国は力入れるところ間違ってるよね。GO TO なんかやる前に、だし、お金が無ければ旅行や外食なんて贅沢行為だってことを国の上層部は理解できないのだろうな。
— 転職活動中30代 (@tenshokufight) October 30, 2020
ハローワークの求人数は昨年同月比で「70万人」減少!
2020年10月30日(金)。厚生労働省の発表した今年9月の「有効求人倍率(季節調整値)」は「1.03倍」で前月比で「0.01ポイント」の減少です。これは6年9カ月ぶりの低水準です。また、同日に総務省の発表した今年9月の「完全失業率(季節調整値)」は2カ月連続で「3.0%」でした。此方は横ばいです。
有効求人倍率は「有効求職者数に対する有効求人数の割合」で雇用動向を示す重要指標のひとつです。低下は9カ月連続。今年9月の企業の有効求人は前月比で0.1%減って、働く意欲のある有効求職者は0.8%増えました。有効求人数(原数値)は約200万人で、前年比で25.5%減って「約70万人」少なくなっています。
雇用の先行指標である「新規求人(原数値)」は前年同月比で「17.3%」の減少です。業種別の減少幅は生活関連サービス・娯楽業(32.9%)、宿泊・飲食サービス業(32.2%)、卸売業・小売業(28.3%)、製造業(26.7%)で大きく減りました。一方で、建設業は「5.9%」の増加です。
就業者数は前年同月比で79万人減って「6689万人」になりました。就業者の内、パート・アルバイト、派遣社員など「非正規労働者」は前年同月比で123万人減って「2079万人」で7カ月連続の減少です。パート・アルバイトは61万人、契約社員は40万人それぞれ減りました。一方で、正社員は48万人増えて4カ月連続で増加しています。
就業者数は6カ月連続の減少で特に「非正規」の雇用環境は悪化は深刻です。NHKの報道によれば「ハローワーク」の求人数は昨年同月比で「70万人」近く減少しています。
新型コロナウイルスに関連した「解雇」及び「雇い止め」にあった人数は見込み数を含めて10月23日(金)時点で「6万8758人」に上ります。全国の労働局やハローワークを通じた集計によれば「製造業」及び「小売業」でそれぞれ1万人を超えています。
10年前の「リーマン・ショック」で有効求人倍率は「0.42倍」まで減っています。近年、雇用環境は人手不足などを背景に堅調に推移してきたものの新型コロナウイルスによって悪化しました。このまま長引けばそこまで落ちる可能性は十分にあり得ます。





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