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【課題山積】東京五輪・パラリンピック「簡素化」に「52項目」で見直し!コスト削減効果は限定的?ジョン・コーツ委員長「コロナ後の世界に合致した新たな大会」!

政治・経済・時事問題
constitutionalism_2020_09_29

東京五輪・パラリンピックの簡素化について国際オリンピック委員会(IOC)と大会組織委員会は「52項目」の見直しで合意しました。大会関係者の数を10%~15%ほど減らすなど延期に伴う経費削減を具体的に進める方針です。IOC調整委員会のジョン・コーツ委員長は「コロナ後の世界に合致した新たな大会を目指す」と強調しました。一方で、コスト削減効果は限定的で未だに見通せない要素も多くあります。

■「五輪貴族」厚遇しません 大会簡素化、52項目で合意
https://www.asahi.com/articles/ASN9T63YKN9SUTQP00X.html
朝日新聞デジタル 前田大輔、斉藤佑介、長野佑介 2020年9月26日 8時30分


新型コロナウイルスの影響で来夏に延期された東京オリンピック(五輪)・パラリンピックで、国際オリンピック委員会(IOC)と大会組織委員会は25日、コスト削減のため52項目を簡素化することで大枠合意した。実施競技や1万5千人の選手数は検討対象外で「簡素化には限界があった」との声も漏れ、削減効果額は数百億円の見通し。そもそも、来夏に大会が開けるのか、いまだ見通せない要素も多い。

■東京五輪を「新しい大会」に、簡素化52項目で組織委とIOCが合意
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-09-25/QH73CDDWLU6K01
Bloomberg 萩原ゆき、富沢綾衣 2020年9月25日 21:27 JST


会見に出席した大会組織委員会の森喜朗会長は、今回の合意を踏まえて簡素化による削減額を速やかに試算し、暫定的な概算値について10月の次回IOC理事会への報告を目指したいと語った。

Twitterの反応!








追加費用「数千億円」規模!


2020年9月25日(金)。東京五輪・パラリンピックの準備状況を確認する「国際オリンピック委員会(IOC)」の調整委員会は2日間の日程を終えました。IOC及び大会組織委員会は、延期に伴って追加経費を削減する簡素化について「52項目」を見直す事で合意しました。

具体的な計画は次の通りです。IOC、競技団体、各国・地域のオリンピック委員会など「約5万人」に及ぶ「大会関係者の数」を10%~15%ほど減らす見通しで、これによって輸送や飲食などを減らして経費を削減します。

また「競技会場の装飾」では選手の関係者用の座席を20%減らします。更に「オリンピックファミリー」と呼ばれる大会主催者であるIOC関係者の式典の一部を取り止めます。同時に「装飾」を30%~40%ほど減らします。

IOC調整委員会のジョン・コーツ委員長は「コロナ後の世界に合致した新たな大会を目指す」と強調しました。尚、削減された関係者席は「一般販売」を検討しています。一方で、聖火リレーの日数や選手村を開く日数は「従来の計画を維持」して運営面での簡素化を図る方針です。

大会組織委員会は今回の簡素化で削減できる金額を算出、来月上旬のIOCの理事会で報告します。具体的な削減額は?。元々簡素化されたコンパクト五輪を謳っていたのにこれ以上簡素化して大丈夫なのか?。延期による追加費用は「数千億円規模」と言われる中で実際の削減効果は数百億円程度に留まる見通しです。

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