
参議院選挙の期間中にJR札幌駅南口広場で行われた安倍晋三の街頭演説でヤジを飛ばした聴衆を「強制排除」した事件の続報です。HBC北海道放送は北海道警察に強制排除された人達を取材した模様。被害者のひとりである女子大生は当時の現場で録画した動画を公開しました。あからさまな「買収行為」の様子を鮮明に捉えています。
■首相への“ヤジで排除”独自映像 再び声をあげる人たち 北海道札幌市
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190808-00000013-hbcv-hok
HBC北海道放送 2019/8/8(木) 20:54 配信
先月の参議院選挙で安倍総理の街頭演説にヤジを飛ばし警察官に取り押さえられ排除された人たちが、今、改めて声をあげようとしています。
札幌の大学に通うこの女子大学生も道警に排除されました。
アルバイトで学費をまかなう苦しい生活。
彼女が安倍総理に訴えたかったのは…。
「人がいっぱいこの辺にいて、この辺で『増税反対!』と言った」(女子大学生)
声をあげて、すぐに10人以上の警察官に囲まれ、身動きがとれなくなったといいます。
「(道警が)どこかに連れていこうとするが、連れていかれたときに何が起こるかわからないし。すごい怖かった」(女子大学生)
彼女は、とっさにスマートフォンでやりとりを録画。
「どうしろっていうの?私に」(女子大学生)
「さっき約束してって言ったじゃん」(道警)
「何を?」(女子大学生)
「声あげないでくれよ~って」(道警)
安倍総理が札幌駅をあとにしても、なお警察官は彼女をいつまでも取り囲みます。
「ウィンウィンの関係になりたい。ウィンウィンの関係に」「何か飲む?買うよ。お金あるから。何か飲まない?ジュース買ってあげる」(道警)
「何も信用できない、あなたたちのこと」(女子大学生)
「うちらも信用できないからさ。一緒についていくしかないの。大声出さないでほしいなっていうだけなんだよ?」(道警)
ただヤジを飛ばしただけで排除された人がいる一方、安倍総理を支持するプラカードを掲げた人たちは、排除されることはありませんでした。
「お願い、お願い、お願い…きょうはもう諦めて」「ジンジャーエールですか?ウーロン茶ですか?」「きょうはもう諦めて」「何飲みますか?」(道警)
「ヤジも言えないこんな世の中じゃ…」大杉さんらは10日、道警に抗議し説明を求めるデモをする予定です。
Twitterの反応!
安倍へのヤジ排除と愛知の展覧会へのテロ予告、そしてマスコミ各社への圧力はまったく同じ構造。反対意見、反対の考えの表明を暴力的に抑え込む。同じ構造どころか同一人物から派生。異論に対して論理で対向できない安倍には抑圧以外に手はない。そんな社会は終わりにしよう。 https://t.co/jsTqG94rkv
- 佐藤 章 (@SM2TC2coIKWrlM)2019/8/10
首相への“ヤジで排除”独自映像 −北海道札幌市https://t.co/fkfZYQfUJZ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) August 8, 2019
アルバイトで学費をまかなう苦しい生活。女子大生が安倍総理に訴えたのは『増税反対』。
(道警)「何か飲む?買うよ。お金あるから。何か飲まない?ジュース買ってあげる」
ジュース買ってあげるから、黙ってろってか❓😡 pic.twitter.com/QNzob0icDI
ジュースで手懐けようとし、WIN-WINの関係にと
— シゲ (@monadpride) August 9, 2019
ただの学生を、いつまでも付け回す警察官たち。
警官の無邪気な物言いに、恐怖感は増す。
とうとう、こんな社会になってしまった。#安倍晋三 #北海道警察 #恐怖政治 #日本会議 pic.twitter.com/5pu4nary88
警察が「声を上げないで」と言って市民を隔離するのは言論の自由に対する違法な公権力の行使そのものだ。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) August 10, 2019
首相官邸から事前に各地域の県警本部(全てトップは警察庁官僚)に実力排除の指示が出ていたのだろう。 https://t.co/WkoO32IUJt
なんだこの警察官の話し方の軽さ馴れ馴れしさは、、、、 やっていることがむきだしの権力による弾圧であることの重さと、当該警官のこのノリの軽さのギャップがくらくらするほど大きい。この、かるーーーく、深刻なことをやってしまえることは今の日本の政治の病理の結構大きな特徴だという気がする https://t.co/HTH8TU2c4L
— 弁護士 太田啓子 (@katepanda2) August 10, 2019
ほんとにヤバくない?
— はるみ (@harumi19762015) August 10, 2019
警官は学生さんを排除する理由を持っていないことを自覚していて、「声をあげないでくれよ~」「お願い今日はもう諦めて」「ジュース買ってあげる」「大声出さないで欲しいな」「おねがい今日はもう諦めて」と懇願してる。
「増税反対」って安倍さんに言っただけなのに・・。 https://t.co/gjNlJUH6Tf
190715 ヤジって排除された人の末路!
北海道警察の暴走は「首相案件」で確定?
前述の女子大生は安倍晋三に対して「増税反対」と肉声でヤジを飛ばしました。北海道警察の警察官は一斉に取り囲んで半強制的に演説会場の外に連れ出しています。スマートフォンで録画された映像によれば女子大生ひとりに警察官10数人で圧力を掛けて「越権行為」の隠蔽を図っています。
また、北海道警察の警察官は「何か飲む?買うよ」「お金あるから」「何か飲まない?ジュース買ってあげる」等と述べて「懐柔」している様子も映し出されています。軽々しいノリで平然と「弾圧」する姿には恐怖を覚えます。
私達一般国民は「選挙」で「投票」する以外に自分達の生の声を政治家に届ける機会は限られています。であるならば「増税反対」や「公的年金制度」について説明を求めるのは正当な抗議です。こうした国民の声を「ヤジ」や「選挙妨害」で一括りにカテゴライズする事には違和感を感じます。野党候補に対する罵詈雑言とはまったく別次元の問題です。
真偽不明情報。月刊「選択」8月号によれば安倍晋三に対するヤジの強制排除を主導したのは大石吉彦警察庁警備局長。第2次安倍内閣発足時~今年1月まで「首相秘書官」を務めた人物です。事実であればこの事件は所謂「首相案件」で安倍晋三の私兵と化した警察庁警備局(長)による「忖度」だった事になります。
組織に属している以上は「命令」に従わなければならないので「懐柔」という手段に踏み切ったのは想像に難しくありません。これらを踏まえて映像を見れば北海道警察の警察官は自分達の「越権行為」を「自覚」しているように見えてきます。
(1)最高裁の判例では「肉声」でのヤジは「選挙妨害」に含まれない
(2)安倍晋三の街頭(応援)演説の時だけ聴衆を強制排除した
(3)れいわ新選組の山本太郎氏に対して「拡声器」を使って放たれたヤジは警察に護られた
(4)基本的人権の尊重を掲げた現行憲法下で起きた事件
再掲。当然「公職選挙法」は無制限に「ヤジ」を認めている訳ではありません。しかし「拡声器」などを使わず「暴力行為」も伴わない抗議行動を強制排除した事は看過できません。これは日本国憲法で保障された「基本的人権」を侵害する恐れのある重大事件なのです。背景にあるのは「警察/検察を私的利用した安倍政権」若しくは「北海道警察の忖度」です。恐るべき事態になっています。





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