
2019年7月4日(木)。第25回「参議院選挙」は同日公示となりました。立候補を表明した候補者は小選挙区と比例代表を合わせ「約370人」で野党5党・会派(共闘野党)はすべての小選挙区で候補者を一本化。自民党との直接対決に持ち込んでいます。今回は「改憲勢力の『3分の2議席』を維持したい自公維」と「反転攻勢の糸口を探る共闘野党」の構図です。同時に新たな政党の「れいわ新選組」「NHKから国民を守る党」「幸福実現党」の得票数も要注目です。
■(社説)参院選きょう公示 安倍1強に歯止めか、継続か
https://www.asahi.com/articles/DA3S14081045.html
朝日新聞デジタル 2019年7月4日 05時00分
参院選がきょう公示される。17年秋の衆院選以来、1年9カ月ぶりの国政選挙だ。
政権選択の選挙ではない。だが、その結果には政治の行方を左右する重みがある。
07年夏の参院選で惨敗した安倍首相は、ほどなく退陣を余儀なくされた。次の10年夏には菅首相が過半数を失い、民主党政権の弱体化を加速した。
■憲法改正・年金・消費増税…参院選の争点 各党の立場は
https://www.asahi.com/articles/ASM745337M74ULFA019.html
朝日新聞デジタル 岡村夏樹 大久保貴裕 山本恭介 小野甲太郎 内山修 2019年7月5日 05時00分
4日公示された参院選は、消費増税や憲法改正の是非をめぐり、与野党の主張が激突する構図となった。金融庁の審議会報告書が提起した「老後不安問題」も、大きな争点となりそうだ。安倍政権の外交姿勢や、経済の足かせとなっている人手不足問題への対応も問われる。
日本国民の「命」「権利」「生活」を守る為に最良の選択を!
参議院選挙の争点は今年10月の「消費税増税」を初めとした「増税政策」の賛否と所謂「消された年金」で炎上中の「年金制度」です。消費税増税について「凍結」を掲げる「共闘野党」と「廃止」を掲げる「れいわ新選組」に若干の温度差はあるものの「与党=推進」で「野党=反対」となっています。
また「自民党」は前回の議席維持と同時に「日本維新の会」などを合わせた「改憲勢力」の「3分の2議席」の維持を意識しています。表向きは憲法改正に慎重な公明党はほぼ間違いなくストッパーとしては機能しません。安倍晋三は自身の悲願である憲法改正を実現する為に手段を選びません。勝敗ラインを低く設定した理由もここにあります。発議そのものを阻止しなければ「私権制限」などは止められません。
当ブログは「基本的人権」「国民主権」「平和主義」を最優先に日本国民の「命」「権利」「生活」を守る為に「共闘野党」及び「れいわ新選組」を応援しています。国政選挙は「外交」「安全保障」「憲法改正」などの行方を左右する重要な選挙です。しかし、マスコミ各社の世論調査によればこれらはマニアックなテーマで有権者の関心度は高くありません。争点になり得るのは「消費税増税」「年金制度」「災害対策」の3つです。
参議院選挙序盤の情勢調査は既に「自公改選過半数の勢い」と報じています。このままでは最悪の結果になってしまいます。国民生活に直結する部分に争点を絞ってSNSだけでなく親兄弟友人知人に徹底した「リアル周知」をお願いします。共闘野党+れいわ新選組の議席を伸ばす事で「一強多弱」を「是正」して「消費税」の「使い道」を見直して「消された年金」を解決する糸口を見出せます。結果的に「憲法改正」も阻止できて一石三鳥です。
表現規制反対派は戦略的に投票を!
最早古参の人でさえ「戦術」に言及しなくなった今これを指摘しても詮無き事でしょうけど「表現規制反対派」は「共闘野党」若しくは「れいわ新選組」に票を投じるべきです。山田太郎氏の功績は今更言うまでもありません。しかし、同氏を当選させる為に「憲法改正」を容認する事態になっては本末転倒です。自民党に票を投じるって事は「そういう事」です。





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