
2018年度の国の「一般会計税収」は「所得税」の拡大などを背景に「60兆4000億円」に増加しました。所謂「バブル期末期」の平成2年(1990年)の「60兆1000億円」を上回って過去最高の水準です。財務省は2018年12月に閣議決定した「第2次補正予算案」で同年度の税収を「59兆9000億円」と見込んでいたものの数千億円上振れしました。所得税は「4000億円」の上振れになります。
■国の税収が初めてバブル超え 所得税収入増で60兆円超
https://www.asahi.com/articles/ASM6V52L3M6VULFA01Q.html
朝日新聞デジタル 岡村夏樹 2019年6月26日 21時59分
2018年度の国の一般会計の税収が60・4兆円となり、バブル期末期の1990年度を28年ぶりに上回って過去最高額を更新することがわかった。世界経済の好調で株式の配当収入が増え、所得税収を押し上げた。財務省が7月上旬に発表する。
財務省は18年度の税収額について、昨年12月時点で59・9兆円を見込んでいたが、この時よりもさらに0・5兆円上積みし、過去最高だった90年度の60・1兆円を上回る見通しになった。高水準だった17年度の58・8兆円と比べても1・6兆円の増収となる。
Twitterの反応!
【持つ者優遇】所得税収入が60兆円超増加し、国の税収がバブル超えという。日銀・年金による官製相場とともに株式の配当収入が増え、19・9兆円になる見通し。だが、配当は15%の低税率で分離課税。企業は内部留保をため込み、配当を出せば、持つ者を優遇する。https://t.co/RCnesxJAh9
- 金子勝 (@asaru_kaneko)2019/6/27
これを見て景気が良くなってると思うのは大きな間違い。
— 荻野祐介(Yusuke Ogino) (@OginoTube) 2019年6月26日
でもこれだけの情報で景気が良くなってきてると思う人間もたくさんいるんだろうな。
国としての税収が上がったところで、その背景には徴収される税率の引き上げだったり、これらの使い道は無駄な人材への配当だったりする。 pic.twitter.com/yD0CnXjlkw
税収最高の60兆円超 18年度、バブル期上回る。
- 俵 才記 (@ogutiya)2019/6/27
バブル期って30年前、30年間日本経済は成長してこなかったという証です。
それとこの60兆円には消費税が17兆円も含まれてます。所得税とほぼ同じ、法人税よりはるかに多いです。
庶民から金を絞りとっただけじゃないか💢 https://t.co/ydNfavZiBw
いくら税収が増えても無駄遣いが減らないんじゃ意味なし。バカ高い戦闘機何機買ってんのよ(-_-#)
- まんまるまりまる (@07mari)2019/6/26
昨年度の国の税収は、所得税の税収が伸びたことなどを背景に、60兆4000億円程度となり、いわゆるバブル期の平成2年度を上… https://t.co/4PWDAGYfso
わーい、消費税増税とか不要だな。 福祉にももちろんお金が行き渡るね。 財源がないと良い続けてるのは誰か? 都合の良さそうな政権よりのニュースだこと。 / “昨年度の税収60兆4000億円 過去最高に バブル期上回る | NHKニュース” https://t.co/kK4X8R26l1 #犬HK #大本営放送局
- Kyrina07@こんな人たち (@yrina07)2019/6/27
搾り取った「血税」を湯水の如く使った安倍政権!
税収の中で大きな割合を占める「所得税」は世界経済の好調による株式の配当収入などで拡大しました。財務省は7月上旬に正式に発表する見通しです。日本政府は今年度の税収について「消費税率10%」への引き上げを前提に昨年度比で更に増えて「62兆4000億円」程度を想定しています。
一方で「法人税」は伸び悩んでいます。サービス業など「非製造業」の業績は底堅く税収増に寄与したものの「米中貿易摩擦」の影響を受ける「製造業」の業績は今ひとつだった模様。地方銀行の業績も厳しく税収の下押し圧力になりました。結果的に「税収全体の上振れ幅」は2017年度の1兆1000億円から2018年度は数千億円に留まっています。
税収はバブル期を超えているのに「日本経済」は全体的に低迷傾向にあります。安倍政権は「社会保障の充実」や「財政の立て直し」を表向きは進めているものの税収の増加は「幅広い世代の個々人」や「企業」の「負担増」の裏返しです。税収の使途については更に丁寧な説明を求めなければなりません。野党は「国家公務員の給与の引き上げ」「F-35ステルス戦闘機の大量購入」「バラマキ外交」など湯水の如く金を使っている事に関して追及するべきです。




