
2019年5月21日(火)。東京都の小池百合子知事は共通で抱える課題を世界の主要都市のトップなどで議論する「U20メイヤーズ・サミット」で「地球温暖化対策」の一環として「2050年」に都内の「二酸化炭素(CO2)」の排出量を「実質ゼロ」にする目標を掲げました。今年12月を目処を目標実現に向けた戦略を策定する考えを表明しています。インターネット上は非科学的で非現実的な目標に批判殺到です。
■都内のCO2排出「50年に実質ゼロ」、都が独自目標
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45051510R20C19A5MM0000/
日本経済新聞 電子版 2019/5/21 10:20
東京都は21日、都内で排出される二酸化炭素(CO2)量を2050年に実質ゼロとする温暖化対策の独自目標を掲げる方針を決めた。政府は4月にまとめた温暖化対策の長期戦略で、実質ゼロを目指す時期を「今世紀後半のできるだけ早期」としている。国に先んじる目標を打ち出し、電気自動車(EV)のインフラ整備などを進める。
Twitterの反応!
ゼロはないだろ。人間も吐くんだから。 https://t.co/E6qSdr9bCm
- 町山智浩 (@omoMachi)2019/5/22
機械による無作為の人類の粛清。誰の良心を痛める事のない、良い作戦だ。
- おぎの稔 大田区議会議員 無所属2期 (@gino_otaku)2019/5/21
2050年に都内のCO2を実質ゼロに 戦略策定へ 小池知事 | NHKニュース https://t.co/w0BbOpYGgd
小池知事がまたこんなことをいい出したが、「満員電車ゼロ」など一連の「ゼロ」政策で実現の見通しが立ったものがあるのだろうか。毎朝満員電車で揉みくちゃにされながら通勤しているので、この人には不信感しかない。https://t.co/cJqzfzbT4n
- 神子島慶洋⊿ (@gssazen)2019/5/21
待機児童ゼロとか、2階建てで満員電車ゼロとか、あとなんだっけ介護離職ゼロとか、花粉症ゼロもあったっけ? 2050年のネオ東京がゴーストタウンと化した設定かも。もう言った者勝ちだよね、この人の場合いつも。
- 盛田隆二 (@roduct1954)2019/5/21
2050年に都内のCO2を実質ゼロに 戦略策定へ 小池知事https://t.co/wMq5MfUyr9
『2050年に都内のCO2を実質ゼロに 戦略策定へ 小池知事』
- きむらとも (@imuratomo)2019/5/21
これさ、自分が、その戦略達成を見届けられない小池知事@ecoyuri の口から出まかせ無責任はもちろんだが、"CO2実質ゼロ"という非科学的意味不明に、なんら疑問も示さず、そのまま記事にしてしまうNHKもバカだよな。https://t.co/1hNT6MI4UZ
【愉快な小池百合子ゼロゼロ詐欺】
- hiroshi ono (@iroshimilano)2019/5/21
待機児童ゼロ
残業ゼロ
満員電車ゼロ
ペット殺処分ゼロ
介護離職ゼロ
都道電柱ゼロ
多摩格差ゼロ
都内のCO2ゼロ←NEW!https://t.co/dMAl2ImzQM
CO2ゼロは実現不可能?
実現に向けた具体的な戦略を今年12月を目処に策定して家庭や大規模なオフィスビルで排出される「プラスチックゴミ」の焼却量を2030年までに「40%」削減する事なども盛り込む方針です。今回の議論を踏まえて来月6月の「G20大阪サミット」に向けた「共同声明」を本日中に発表する予定です。
本日5月22日(水)まで開かれる「U20メイヤーズ・サミット」の参加者は世界の各都市の市長などの代表や国際機関などの関係者です。SDGs(持続可能な開発目標)で取り上げられている「地球温暖化対策」「経済成長の在り方」「ジェンダー平等」など共通で抱える課題について議論を交わしています。
地球温暖化対策の国際的な枠組みである「パリ協定」は世界全体の「温室効果ガス」の排出量を今世紀後半に実質ゼロにする目標を掲げています。日本政府は2050年までに国内で「80%」削減する目標を立てました。小池百合子の打ち出した目標は日本政府の目標に先んじる形での「東京都独自の新たな目標」です。
インターネット上の反応は「二酸化炭素ゼロならば息すらできなくなる」などの意見で溢れています。地球温暖化対策を否定する気はありません。しかし、事実上「実現不可能な無理難題」を都民に押し付けるのは「無責任」の一言です。第一報を報じたNHKを筆頭に問題点を指摘する大手メディアは皆無です。小池百合子は東京都知事選挙に出馬した際に所謂「ゼロ政策」を公約に掲げたものの実現には至っていません。





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