
2019年3月6日(水)。SMBCコンシューマーファイナンス株式会社は30代~40代の「金銭感覚に関する調査結果」を発表しました。驚くべき事に「貯蓄額ゼロ」と回答した人は前年比で「6ポイント増加」して「23.1%」に上っています。平均貯蓄額は前年比で「52万円減少」して「195万円」に低下しました。想像以上に日本の「貧困化」は進行しています。
■30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019
http://www.smbc-cf.com/news/news_20190306_944.html
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 2019年3月6日
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(代表取締役社長:幸野 良治、http://www.smbc-cf.com)は、2019年1月7日~9日の3日間、30歳~49歳の男女を対象に「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。調査結果は、こちらからご覧頂けます。
■30、40代「貯金ゼロ」が23% SMBCの金銭感覚調査
https://mainichi.jp/articles/20190306/k00/00m/020/207000c
毎日新聞 2019年3月6日 19時48分(最終更新3月7日10時27分)
SMBCコンシューマーファイナンスは6日、30~40代の金銭感覚に関する調査結果を発表した。「現在の貯蓄額がゼロ」と答えた人が前年比6ポイント増の23.1%になり、平均貯蓄額も同52万円減の195万円に低下。同社は「景気回復が働き盛りの賃金上昇につながっていない」と分析している。
Twitterの反応!
着実に貧困化している。民間調査だが30-40代の貯金ゼロ割合が前年比6%増。同年代で貯金してる人の平均額も52万円減。上と下の差は拡大し下の生活レベルはどんどん下落している。今年はさらに消費税まで上がる。賃金が上がらなければ貧しくなった生活水準が改善することはない。https://t.co/Drhtb2LoqL
- 望月優大『ふたつの日本』3/13発売 (@irokim21)2019/3/7
わたしは、50代に入りましたが、貯金はゼロです。
- 柳美里 (@u_miri_0622)2019/3/7
入った途端に出る。
完全なる自転車操業を続けています。
入らなくなったら倒れるので、原稿を書かないといけない。
小説を。
30、40代「貯金ゼロ」が23% SMBCの金銭感覚調査 - 毎日新聞 https://t.co/lIwwjioc2W
貧困層が拡大する社会は良くないことは分かり切っている。次世代にそうした悪い社会を引き継ぐことのないようにするためには、安倍政権を打倒するしか手はない。 https://t.co/EyFKa4Eum1
- ゆりかりん (@urikalin)2019/3/7
実家生活者ばかりあつめて「ほら同世代はこんなに貯蓄してる!」と煽っておいて、その裏では不況、独身寮の廃止とかあって貯蓄が劇的に増えるバックグラウンドなんかなかったよね
- 毛野犬坂さん (@eno1977)2019/3/7
30、40代「貯金ゼロ」が23% SMBCの金銭感覚調査 - 毎日新聞 https://t.co/ZukRhgDI0p
景気回復なんて何処に存在するんでしょうか。これで消費増税なんてやられたら一般庶民の生活は破綻しますよ。アベノミクスは猛毒です。
- 異邦人 (@eriozka1917)2019/3/7
30、40代「貯金ゼロ」が23% SMBCの金銭感覚調査 - 毎日新聞 https://t.co/oA7iqOMQym
貯金ゼロだけならいいが、借金などの負債や保険の問題もあり、自分自身や家族すらも守れる現状ではない。
— 野島若将@社長兼株投資【初心】 (@dccwaka) 2019年3月7日
これは個人の努力では限界があり、日本政治や地方自治の改善が求められるレベル。 https://t.co/1bJwp1gmNW
国会健全化で「生活」を守れ!
同社はこの結果について「景気回復が働き盛りの賃金上昇に繫がっていない」と分析しました。30代の「貯蓄額」の平均は「前年比4万円減少」の「194万円」なのに対して40代は「前年比120万円減少」の「196万円」となっています。要注目の「消費」については「無理せず買える範囲で」と回答したのは「90%」近くで「堅実な消費意識」を浮き彫りにしています。
また「結婚・出産」に関する問いで平均は「結婚」は「年収500万円以上」で「出産」は「年収600万円以上」となりました。現在の30代~40代は所謂「就職氷河期」で一番割りを食った世代です。結婚して出産して子育てして「住宅ローン」などを含めれば実質的にはマイナスになりかねません。
様々な要因はあるものの二昔前は「働き盛りであれば普通にできた事」をできなくなったのは危機的状況です。貯蓄額ゼロで「結婚」はハイリスクですし「出産」や「子育て」はできません。まして「家」や「車」は夢のまた夢です。日本経済を支える一番重要な年代でこの結果は本当に深刻です。
これを「アベノミクスの副作用」とあえて断言はしません。しかし、安倍政権の約6年間で「貧富の格差」は確実に拡大しています。一部では「新規雇用の増加で実質賃金は下がった」とする言い分もあります。只、実際は「現役世代」の「賃金推移」を見れば分かるように「物価上昇」に追いついていないのです。これは「マクロ経済スライド」の掛かっている「年金受給者」も同様です。早急に「経済政策」を見直さなければなりません。





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