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【高評価】山口県阿武町長「イージス・アショア」配備計画に反対表明!花田憲彦氏「配備は町民の安全・安心や平穏を著しく損なう事に繋がる」!

政治・経済・時事問題
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■陸上イージス、阿武町長が反対表明「町づくりに逆行」
https://www.asahi.com/articles/ASL9M35H9L9MTZNB001.html
朝日新聞デジタル 林国広 2018年9月20日 10時38分


陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画をめぐり、山口県阿武町の花田憲彦町長は20日、「配備は町民の安全・安心や平穏を著しく損なうことにつながる。進めてきたまちづくりに逆行する」として、配備に反対する考えを表明した。町は、防衛省が候補地とする陸上自衛隊むつみ演習場(同県萩市)への進入路が一部かかる。

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配備計画の撤回を求める請願を全会一致で採択!


陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画を巡って、山口県阿武町の花田憲彦町長は9月20日(木)の町議会で「むつみ演習場にイージス・アショアが配備される事は町民の安全や安心・平穏を著しく損なう事に繋がる」「進めてきた町づくりに逆行する」と述べて「反対」の意思を明確に表明しました。これに先駆けて同議会は「配備計画の撤回を求める請願」「全会一致」で採択しています。

山口県萩市の「陸上自衛隊むつみ演習場」は有力候補地のひとつです。所謂「半島情勢」に留まらず国防の観点で配備を進める防衛省は今年6月~8月に両市町で「住民説明会」を複数回開いて計画の概要や安全性に関して理解を求めました。慎重に町側の出方を探っていたものの住民の不信感を背景にした町の決断は重く花田憲彦氏の発言は波紋を広げています。

住民の間では「高性能レーダーの出す電磁波による人体などの影響」「ミサイルを発射した際の落下物」に対する懸念は根強くあります。菅義偉官房長官は同日の記者会見で「弾道ミサイルの脅威から我が国を24時間365日切れ目なく防護する為に必要な装備品だ」とした上で「懸念や要望に一つ一つ丁寧に対応してく事が大事だ」と述べて理解を求めていく考えを示しています。

また「地元政財界」は自衛隊員常駐や周辺道路整備の経済効果に期待を寄せているようです。花田憲彦氏のスタンスは支持できるものの「政府」及び「地元経済界」を敵に回して反対の意志を貫く事は並大抵の事ではありません。イージス・アショアの必要性はある程度は理解できます。しかし、あくまで「地元の理解」を大前提にしなければなりません。国防を免罪符にするやり口は要警戒です。

尚、山口県萩市の藤道健二市長は同じく9月20日(木)の記者会見で「国益に適うならば反対する立場はとらない」「町づくりの邪魔になるだけで反対する事はない」と述べました。阿武町とは一定の距離を置いています。小野寺五典防衛相は「配備に当たり住民に影響が出ないように設計・運用する事が大前提だ」「地元の懸念を払拭できるように各種調査の結果も踏まえて指摘に対して一つ一つ丁寧に説明したい」と改めて配備計画に理解を求めました。山口県は安倍晋三の地元です。徹底的に反対派を潰しに掛かる筈なので今後の展開に要注目です。

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