
■働き方法案可決:人の命かかってるのに 傍聴席ぼうぜん
https://mainichi.jp/articles/20180526/k00/00m/040/165000c
毎日新聞 2018年5月26日 00時35分(最終更新5月26日10時39分)
「人の命がかかってるんだぞ、まじめにやれ!」。与党が働き方改革関連法案の採決に踏み切った25日の衆院厚生労働委員会。野党議員が怒鳴りながら高鳥修一委員長を取り囲む中、法案は与党議員らの起立多数で可決された。傍聴席で遺影を手にした過労死遺族らは目を潤ませ、にらみつけるようにして成り行きを見守った。【市川明代】
■働き方法案:野党、抵抗に濃淡 立憲は議員が詰め寄り抗議
https://mainichi.jp/articles/20180526/k00/00m/010/153000c
毎日新聞 2018年5月25日 23時41分(最終更新5月25日23時46分)
25日に衆院厚生労働委員会で採決された働き方改革関連法案を巡り、野党の抵抗戦術に濃淡がみられた。立憲民主党の議員が委員長席に詰め寄って抗議したのに対し、国民民主党は同委理事だけが委員長席に近づくなど、やや抑制的に振る舞った。安倍政権への対決色を強める立憲と、「対決より解決」(玉木雄一郎共同代表)の提案型を志向する国民民主の違いが出たようだ。
Twitterの反応!
働かせ方改悪法案が、委員会で強行採決されました。過労死家族の会のみなさんが過労死を広げる法案だと必死に声をあげているのに、声に向き合わず強行。今朝まで法案の出発点となったデータの修正がつづき、審議の前提をかいているような法案。数の力があれば何をやってもいいという姿勢はとんでもない
- 宮本徹 (@iyamototooru)2018/5/25
だってデータの改ざん認めてんだぜ?強行採決とか、どこからその自身が湧くんだ?モリカケも日報問題も終わってないし…安倍さんは念願かなって歴史に名を残すよ…独裁者として。
- 原田あきら(日本共産党都議会議員/杉並) (@arada_akira)2018/5/25
「強行採決許せない」=働き方法案可決で過労死遺族ら(時事通信) https://t.co/Ny3yvnm7pZ
安倍政権の働き方改革が、衆院の厚生労働委員で強行採決されたようです。データを捏造し、野党の批判は無視、内容は残業代ゼロ・過労死の是認。経団連は、年収400万の一般職の人にまで適用すべきと表明。
- 未来のための公共 (@ublic4f)2018/5/25
働き方法案:衆院厚労委で可決 高プロ巡り怒号、採決強行 - 毎日新聞 https://t.co/7gneVd1OAD
これ酷すぎだ、厚生労働委。加藤大臣も、政務官も、官僚も、質問に全く答えられずに、しどろもどろ、下っぱ役人、右往左往。審議は再三再四、止まりまくり。こんな恥ずかしい政府答弁など見たことないと思っていたら、委員長が強制終了、強行採決。労働者を死に追い込む法律が、暴力をもって作られた。 pic.twitter.com/Wd7GrMcN81
— きむらとも (@kimuratomo) 2018年5月25日
どこの政党を支持しようとそれは自由ですが、少なくともこれから自民を支持しようという方々は、自分は過労死遺族の抗議を無視して法案を強行採決した政党の支持者なのだという自覚を持ってほしいものですね
- 古川 (@urukawa1917)2018/5/25
「強行採決許せない」=働き方法案可決で過労死遺族らhttps://t.co/TyCPdFaN7o
働き方改革関連法案は「参議院」送付前に反対意見を!
所謂「働き方改革関連法案」は5月25日(金)の「衆議院厚生労働委員会」で「自民党」「公明党」「日本維新の会」の賛成多数で可決されました。立憲民主党など野党各党は反対する中で事実上の強行採決に踏み切った模様。同法案はこの後に「衆議院本会議」に送られます。現時点で止められる可能性は皆無に等しく数日中に「参議院」での調整作業に移る見通しです。
安倍晋三は「過労死・過労自殺の悲劇を二度と繰り返さない」「働き方改革によって長時間労働を是正し過労死を防ぐ」と豪語しました。しかし、働き方改革関連法案は「時間外労働」の「上限規制」を「繁忙期」で「上限月100時間」「平均月80時間」としています。月80時間と言われる「過労死ライン」を超えているのです。また「定額働かせ放題」「残業代ゼロ」を実現する高度プロフェッショナル制度をセットで成立させる内容です。反対派に「働かせ方改革」と呼ばれる理由はここにあります。
厚生労働委員会を傍聴した「全国過労死を考える家族の会」の寺西笑子代表は「悔しい限りだ」「あんな暴挙はない」と怒りを露わにしました。高度プロフェッショナル制度に関して「過労死が増える事は目に見えている」「政府・与党は財界の意見しか聴いておらず遺族の声は届いていない」と批判しました。同会は安倍晋三に面会を要請したものの拒否された模様。参議院での審議に向けて「今後も求めていく」とコメントしています。
労働者の命に係わる法案なのに強行採決当日に再度「データの捏造」が明らかになっています。国会前では働き方改革関連法案に抗議するデモも行われているものの「モリカケ問題」に比べて規模は小さく国民の関心度は高くありません。テレビや新聞は日本大学の「悪質タックル問題」一色になっています。国民の多くは「働き方改革関連法案」の内容を理解していません。今の内に抵抗しなければ数年後に確実に後悔する事になります。





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