
■東京に核ミサイルが落ちた世界を描くサバイバルマンガ、グラジャンで開幕
https://natalie.mu/comic/news/276540
コミックナタリー 2018年4月4日 14:56
本日4月4日に発売されたグランドジャンプ9号(集英社)にて、細野史羽の新連載「東京核撃」がスタートした。
「東京核撃」は、東京に核ミサイルが落とされた世界を舞台に描くサバイバルマンガ。第1話では核ミサイルが着弾するまでの様子を、1組の家族を軸に描いていく。なお本作では「核爆発災害 そのとき何が起こるのか」を執筆した高田純が、放射線防護・防災の監修を担当している。
■日本が核攻撃される漫画「東京核撃」を監修した日本会議北海道本部理事・高田純氏による「日本人の定義」がすごい
http://buzzap.jp/news/20180408-tokyo-kakugeki/
BUZZAP!(バザップ!) by Toratarou 2018年4月8日 00:00
問題なのはこの作品を監修している、札幌医科大学教授で日本会議北海道本部理事の高田純氏。
日本会議は森友・加計学園問題への関与や、日本が(結果的に)歴史修正主義者の国であることを世界に知らしめる「歴史戦」への後押しなどで知られる極右組織で、海外では「日本最大のナショナリスト団体、ウルトラライトカルト」とまで報じられています。
そんな団体で理事を務める高田氏による「日本人」の定義はこちら。日本国籍があっても「先祖代々日本列島に暮らしている」「先祖が外国からの侵略や圧力に対して戦った」「現在、危険国からの工作員たちと戦っている」に該当しないと日本人ではないそうです。この時点で沖縄に住む人々や、満州や朝鮮半島などの外地に入植した人々は一律で排除されることになります。
Twitterの反応!
「東京核撃」連載開始 本日 集英社漫画雑誌グランドジャンプで。
- 高田純 理学博士 (@atapi21)2018/4/4
拙著「核爆発災害」(日本図書館協会選定図書)が漫画の形になりました。https://t.co/JotExbgasR
グランドジャンプ新連載の漫画『東京核撃』の放射線防護・防災監修を務めている高田純理学博士、日本会議北海道本部副理事長であることが判明。
— ロジ (@logicalplz) 2018年4月6日
漫画の冒頭でJアラートが鳴り響き近隣国から東京に核ミサイル攻撃が行われる。 pic.twitter.com/oaH5KkbO6T
なお、主人公は例の避難訓練を忠実に実践したから助かった模様。
— ロジ (@logicalplz) 2018年4月6日
明らかなプロパガンダ漫画だろこれ。 pic.twitter.com/dTVpT7VspZ
ジャンプ+アプリで読めるグランドジャンプ誌連載作品らしい『東京核撃』という漫画。漫画とかSFとかどんな突飛な設定でも良いしそこが面白いんだけどさ、この時期にこういうJアラート漫画を連載するのって、ちょっといただけないような。もちろん第1話だけの判断なのでどういう意図かわからんですが。 pic.twitter.com/7kQYCHFZNJ
— ぶたお@もてラジ (@kentlow) 2018年4月4日
グランドジャンプで始まった『東京核撃』という漫画の監修者(高田純氏)は日本会議のメンバーな上、幸福の科学とも関係が深いらしい。
- 星をみるひと (@tar_seeker0706)2018/4/7
幸福の科学は非常に厄介な存在。
日本会議と同等かそれ以上の極右思想を持っているうえ、組織力・行動力がとても高い(幸福の科学の書籍はベストセラーになる)。
ヲタク層のネトウヨ化に拍車?
集英社の雑誌「グランドジャンプ」でスタートした細野史羽氏の新連載「東京核撃」に注目が集まっています。同作品は「核ミサイルが落とされた日本」を舞台に描く「サバイバル漫画」です。話題の中心は「放射線防護・防災」の監修を担当した高田純(理学博士)です。同氏は「札幌医科大学医療人育成センター教養教育研究部門教授」を務める一方で別の肩書は「日本会議北海道本部副理事長」である事をインターネット上で指摘されています。
この「日本会議」は我が国で最大規模の「極右系政治団体」です。安倍内閣の閣僚の多くは日本会議に所属している事で知られています。高田純は同組織内で上位に位置しています。Twitter上でヘイトスピーチを乱発。極右放送局「チャンネル桜」に出演経験多数。アパグループの主催する「真の近現代史観」の懸賞論文で優秀賞を獲得。この時点で数え役満です。
また、日本会議に匹敵する極右思想で知られる宗教法人「幸福の科学」との密接な関係を指摘する声もあります。幸福の科学出版の月刊オピニオン誌「ザ・リバティ」で「福島で健康被害は絶対に起きない!」を寄稿しているそうです。著書「放射能・原発、これだけ知れば怖くない!」 は同社で出版しています。
当然「集英社」及び「グランドジャンプ」に非はなく作品そのものは「表現の自由の範囲内」です。只、これらの情報を総合的に判断すれば「東京核撃」は政治的なプロパガンダに利用されている事は間違いありません。日本会議は非常にメディア戦略に長けた政治団体です。特にヲタク層はネトウヨ化する傾向にあるので要警戒です。既に乗せられて「洗脳状態」になっている人は居る模様・・・。




