
■チンギス・ハーンに男性器を落書き 漫画に朝青龍ら抗議
https://www.asahi.com/articles/ASL2R643YL2RUTFK01K.html
朝日新聞デジタル 松井望美 2018年2月23日 19時59分
小学館の「月刊コロコロコミック」に掲載された漫画で、モンゴルの英雄チンギス・ハーンの肖像に男性器を落書きする場面が描かれ、モンゴル政府が23日、日本政府を通じて小学館に抗議した。小学館は謝罪した。
問題の場面が描かれたのは、同誌3月号の「やりすぎ!!!イタズラくん」。小学館によると、22日以降、在日モンゴル人などから抗議の電話が相次いだほか、モンゴル出身の元横綱朝青龍がツイッターで批判。在日モンゴル大使館も公式フェイスブックに臨時代理大使名で抗議文を掲載した。
■【大炎上】朝青龍がコロコロコミックに激怒!モンゴル皇帝チンギスハンを侮辱/日本人が謝罪しまくる「日本人として申し訳ない」
http://buzz-plus.com/article/2018/02/22/asashoryu-akinori-korokoro/
バズプラスニュース Buzz+ yamashiro 2018.02.22
第68代横綱であり、日本でもっとも有名なモンゴル人としても知られている朝青龍が、人気漫画雑誌「コロコロコミック」(小学館)の漫画に対して激怒している。
・インターネット上の声
「外国人が天皇陛下に落書きしたマンガ描いてたら嫌だよね」
「日本人として申し訳ないし、恥ずかしいです。ごめんなさい」
「子供向けのギャグマンガといっても許されない」
「これは申し訳ない。本当に申し訳ない」
「日本人として謝らせていただきます、本当に申し訳ありません」
「しっかりと謝罪させた方が良いです。本当に恥ずかしい」
「日本は変態の集まりですよ!!!!」
「日本はこういう国なのです…ある意味ではこれが日本の伝統芸なんです」
「やっぱ竹書房はクソですね」
Twitterの反応!
残念ですね
— 白鵬 翔 M.Davaajargal (@HakuhoSho69) 2018年2月23日
子供が見るものでしょう…‼️⁉️
soyoliin saidin huvid tun evgui yum blj pic.twitter.com/psJinaQsIt
まぁこれは分からんことも無い。日本も歴史上の英雄や天皇陛下を外国でギャグに使われたら気分悪い。表現には気をつけるべきかも。ただよくコロコロコミックのギャグ漫画の一コマ見つけたな。https://t.co/Jl6R5MbFZG
- 和泉守兼定 (@etsensor1)2018/2/22
朝青龍のツイート見て、回収される可能性も捨てきれないと思いコロコロ3月号3冊購入。
— ヨンディス (@WhiteAudley) 2018年2月22日
当該のやりすぎ!イタズラくんは初見やけど、チンギスハーンだけをイタズラしてるのではなく日本含め様々な国の偉人をイタズラしてる。
まあコロコロぽいなって感想。
朝青龍の言う事もわかるし、難しいね。 pic.twitter.com/BVSWEYQPBm
コロコロがちんちんにこだわるのは「子供は喜ぶだろう」という単純なウケ要素の他に「ちんちんで笑えなくなったら卒業だぜ!」という成長を期待したメッセージも込められてると思う。
- tadataru (@adataru)2018/2/23
表現の自由を売り渡した「外務省」の大罪!
小学館は2月15日(木)発売の「月刊コロコロコミック3月号」に連載中のギャグ漫画「やりすぎ!!!イタズラくん(作・吉野あすみ氏)」の不適切な表現について公式HPに謝罪文を掲載しました。事の発端はモンゴルの英雄チンギス・ハーンの肖像画を見て名前を答える場面です。作中に出た問題は「モンゴル国の皇帝チ( )・( )ン」の空欄を埋める形式です。主人公は「( )」の部分に左から「ン」「チ」と書き込みました。更に肖像画の額の部分には「デフォルメした男性器の落書き」をしています。
モンゴル出身で大相撲・元横綱の朝青龍氏は2月22日(木)に自身のツイッターで猛抗議。翌日付で駐日モンゴル大使館はFacebookに臨時代理大使名で抗議文を掲載しました。現役横綱の白鵬関も遺憾の意を表するなど物議を醸しています。外務省によれば、モンゴル側は来日中のモンゴル外務相と日本の国会議員の会合に同行した外務省職員に対して抗議したそうです。
同省は即座に小学館に連絡。小学館の役員は同日に駐日モンゴル臨時代理大使と面会して謝罪しました。同社の広報担当者は「不適切な表現を行った事によってモンゴル国民やチンギス・ハーンを敬愛するすべての方々にご不快の念を抱かせた事に深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
作品の好嫌は別にして日本人が見れば「子どもが教科書にする落書きを描写した」と理解できる程度の内容です。只、モンゴルでチンギス・ハーンは紙幣の肖像に使われるなど民族的な英雄で知られています。モンゴル側の立場に立って考えれば憤慨は当然で今回の抗議行動は必然です。
しかし、本件の最大の問題は「外務省を通したモンゴル側の抗議で謝罪」した事です。大袈裟に言えば外務省は「外圧に屈して日本国憲法で保障された国民の権利」を売り渡した訳です。憲法の履行を放棄した上に「表現規制的に最悪の前例」を作った外務省の大罪は追及しなければなりません。
ちなみに、同作品ではチンギス・ハーン以外の偉人も同じような扱いを受けています。今回に限って炎上してしまった模様。作者の吉野あすみ氏はTwitterを非公開にして事実上逃亡しました。本人の公式な謝罪は火消しに必要不可欠です。中途半端な対応は火に油を注ぐだけです。




