
■米のTPP復帰へ「相当良い条件」求める トランプ氏
https://www.asahi.com/articles/ASL2S2R0PL2SUHBI00C.html
朝日新聞デジタル ワシントン=五十嵐大介 2018年2月24日 09時41分
トランプ米大統領は23日、ターンブル豪首相との会談後の記者会見で、環太平洋経済連携協定(TPP)について「復帰する可能性はあるが、(他の参加国が)相当良い条件を提案することになる」との考えを示した。
トランプ氏は「私は多国間協定より二国間のほうがずっと好きだ」としたうえで、「TPPは米国にとってとてもひどい協定だった」と強調。TPPに復帰するためには、再交渉が必要との考えを示した。日本や豪州は来月、米国抜きのTPPの署名式をチリで開く予定で、日本は再交渉には反対の立場だ。
■韓国がTPP参加に向け日本に接触 政府、11カ国の発効優先 安倍晋三首相「変更考えていない」
http://www.sankei.com/economy/news/180224/ecn1802240003-n1.html
産経新聞 2018.2.24 05:00
離脱した米国を除く11カ国の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に韓国が関心を示し、参加に向け交渉を主導する日本政府に事務レベルで接触していることが23日、分かった。合意した11カ国によるTPP11に乗り遅れれば、アジア太平洋地域の成長を自国に取り込めないとの危機感が韓国側にはあるとみられる。これに対しTPP参加国は2019年の早い時期の発効を目指しており、日本政府もまずは11カ国での発効を優先させる方針だ。
TPP協定=巨大管理貿易圏の脅威!
韓国政府は「TPP協定(環太平洋連携協定)」の参加に前向きな考えを示しました。3月8日(木)にチリのサンティアゴで署名式を開催する所謂「TPP11」を主導する日本政府に事務レベルで接触して「具体的な内容」を確認した模様。産経新聞によれば、日本を含めた参加国は2019年の早期発効を目指していてまずは11カ国での発効を優先させる方針です。
早期発効を終えた後に「追加で申請のあった国」を受け入れる流れです。また、米国のドナルド・トランプ大統領は豪州のマルコム・ターンブル首相との会談後に「条件次第では復帰する」と言及しました。米韓の反応は想定の範囲内ではあるもののTPP協定を巡る動きは目まぐるしく活発化しています。
TPP協定は片道切符で後戻りは出来ません。特に「労働条件・雇用」は要注意です。推進派は「労働条件悪化の歯止めになる」と説明しています。しかし、それはまったく期待できません。貿易障壁を撤廃して「自由化・規制緩和」を推進する為に「働く人」の「労働条件」や「権利」は後退してしまいます。非常に危険です。




