
■TPP 10カ国での署名 踏み切る可能性も
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00380235.html
FNN 2017/12/24 12:25
TPP(環太平洋経済連携協定)について、政府は、2018年3月上旬までに、11カ国による署名式を行いたい考え。ただ、カナダが正式合意に難色を示しており、政府は、10カ国による署名に踏み切ることも視野に、各国との調整を進める方針。TPPをめぐっては11月、離脱したアメリカを除く、11カ国の閣僚会合で大筋合意した。
これを受けて、政府は2018年3月上旬までに、署名式を日本かチリで開きたい考え。ただ、カナダが正式合意に難色を示しており、政府は、カナダを除く10カ国による署名に踏み切ることも視野に、各国と調整を進める方針。茂木TPP担当相が、25日からベトナムを訪れ、カナダへの対応についても協議するとみられる。
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日本政府は「TPP協定(環太平洋経済連携協定)」の早期発効に向けて来年3月上旬までに「参加11カ国」による「署名式」を行う方針を示唆しました。正式合意に難色を示している「カナダ」を除いて「10カ国」で署名に踏み切る事も視野に各国と調整を進めています。米国の離脱を受けて頓挫したTPP協定を巡っては、先月ベトナムで開かれた閣僚会合で日本を含めた11カ国で改めて交渉を行って協定を発効させる事で「大筋合意」しています。
交渉を主導してきた日本政府は署名式の「自国開催」に意欲を示すチリで開催する方向で各国と調整を進めている模様。これに関連して安倍晋三はベトナムのグエン・スアン・フック首相と電話で会談、協定の早期署名に向けて引き続き連携していく事を確認したようです。
只、前筆のように11カ国の中で「自国の文化を保護する為の例外措置」を求めるカナダは正式合意に難色を示しました。これに対して日本政府は「将来的な米国の復帰を促す為に協定の早期発効は欠かせない」としてカナダの説得を継続、失敗に終わった場合は「カナダを除く10カ国」で署名に踏み切る事を視野に各国と調整を進める方針です。




