■【政治】9条に自衛隊明記、52%反対 共同通信世論調査
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017110201001635.html
東京新聞(TOKYOWeb) 2017年11月2日 18時59分
共同通信社が第4次安倍内閣の発足を受けて1、2両日に実施した全国緊急電話世論調査によると、憲法9条に自衛隊を明記する安倍晋三首相の提案に反対は52・6%で、賛成38・3%を上回った。内閣支持率は49・5%で、9月2、3両日の前回調査に比べて5・0ポイント増加。不支持率は38・3%。首相(自民党総裁)が来年秋の総裁選で3選を果たして首相を続けてほしいは41・0%。続けてほしくないは51・2%だった。
首相は1日の記者会見で、改憲に関し、自民党内で具体的な条文案の策定を急ぐ考えを示したが、国民の理解が広がっていない実態が明らかになった。(共同)
■「自衛隊明記で9条2項は死んでしまう」共産・志位氏
http://www.asahi.com/articles/ASKC35DX3KC3UTFK006.html
朝日新聞デジタル 2017年11月3日 18時13分
■志位和夫・共産党委員長(発言録)
安倍首相は(憲法)9条に自衛隊を明記すると言っている。安倍さんと議論すると「今となにも変わりはありません。ただ書くだけです」と言うが、大きな問題が出てくる。
法律の世界では後から作った法律は、前の法律に優先するのが一般原則と言われる。仮に9条2項を残しても、後から別の項目で自衛隊と書くと、こちらが優先して2項が死んでしまう。憲法9条たらしめている命は2項にこそある。2項が壁になって海外派兵を阻んできた。これを外したら海外での武力行使が無制限になってしまう。このような恐ろしい道は絶対に許すなという声を広げに広げようではないか。
国会の中だけ見ると改憲派は多数だ。しかし国民の中で安倍9条改定は絶対にだめだと揺るぎない多数派を作れば、あの安倍さんだって国会発議を怖くてできなくなる。そういう状況に追い込もうじゃないか。(安倍首相が唱える憲法9条改憲に反対する国会前集会で)
Twitterの反応!
共同通信世論調査。特に2点に注目。野党のあり方。一緒の政党になる→19.3%、各党が協力して与党に対抗→37.8%、是々非々で対抗→34.9%。安倍内閣が優先すべき課題、年金・医療・介護→42.5%、憲法改正→6.8%。9条に自衛隊を明記。賛成38.8%、反対52.6%。 pic.twitter.com/n8UjlKSIQI
- 増子典男 (@asikoMm1nn1)2017/11/3
安倍さんの肝いり政策は最初不支持はあまり高くなくて、そのヤバさが周知されていくのと安倍さんの強引な手法のせいで不支持が増えていくイメージですが、9条改憲は最初からこれですか。
- 未来のための公共 (@ublic4f)2017/11/3
憲法9条への自衛隊明記
反対52.6%
賛成38.3%https://t.co/FYBZU6fLQi
世論を無視して国会の多数だけで推し進めてはいけません。国民の間に溝を作る。人々を分断する人のこと、トラブルメーカーと世間では言いますね。
- BASIL (@asilsauce)2017/11/3
9条に自衛隊明記、52%反対 共同通信世論調査 東京新聞 https://t.co/yJmnJDvBa2
9条に自衛隊明記、52%反対 共同通信世論調査 | 2017/11/2 - 共同通信 47NEWS https://t.co/RRnaAA0ELx
- ツチヤシュウサク (@onburigorogor1)2017/11/4
自衛隊を9条に明記することに疑問やうさん臭さを感じている人が多くてよかった。安倍晋三の続投を望まない人も思いのほか多くてうれしい!
御用新聞の産経でさえ憲法9条に自衛隊明記に国民が52%も反対しているのを認めざるを得ない世論調査です。国民は安倍の暴走、国民1%だけへの政治に警戒感を持っています。黙っていたら安倍を認めてしまう! https://t.co/2rjvlaPe7I @Sankei_newsさんから
- tomy dona (@ibakendona)2017/11/4
非改憲勢力は憲法改正「発議」阻止を前提に反対世論の喚起を!
共同通信の世論調査。安倍晋三の掲げた「憲法9条2項」に「自衛隊」を明記する改正に関して「反対優勢」になった模様。11月2日(木)付のデータによれば反対は52.6%で賛成の38.3%を上回っています。所謂「改憲勢力」は3分の2議席を確保しているものの「国民投票」で過半数以上の賛成を得る事は困難な情勢です。
国民投票は「博打」です。(例えば)北朝鮮のミサイル一発で一気に「賛成」に傾く程の僅差では安心はできません。しかし「戦争に傾いていく空気」を敏感に感じ取っている人は少なからず存在するようです。これは「一筋の希望」です。非改憲勢力は「発議」そのものの阻止を「前提」に反対世論を喚起するべきです。
安倍晋三の提示した案は「公明党」を取り込み易くする為に「加憲」になっています。衆議院議員の60%強は賛成。改憲勢力は最後のチャンスと捉えて強引に憲法改正を推し進める筈です。有権者が「国民投票」に慣れるのは非常に危険。慎重に判断しなければなりません。
ちなみに「内閣支持率」は49.5%で微増、来年秋の自民党総裁選で安倍晋三に「3選を果たして首相を続けてほしい」は41.0%で「続けてほしくない」は51.2%だったそうです。これは「共同通信」「読売新聞」「産経新聞」の3社でほぼ同じ結果になっています。




