■前原氏、民進の希望合流案を断念 将来的に代表辞任
http://www.asahi.com/articles/ASKBR05MHKBQUTFK028.html
朝日新聞デジタル 2017年10月23日 02時07分
民進党の前原誠司代表は23日未明、党本部での記者会見で「希望の党に大きな塊で合流するというのは、いったん見直さないといけない」と述べ、自身が提案した希望への合流案を断念する意向を示した。
前原氏は「次の政治決戦は(来年4月の)統一地方選と(2019年夏の)参院選。それを想定して、無理やり立憲だ、希望だと(民進に残る)参院議員、地方組織、自治体議員を股割きにするべきではない」と述べた。
そのうえで「いろんな考えを伺いながら(民進の将来は)どういう形がいいか。方向性を決める責任は持ちたい」とし、それが決まった段階で代表を辞任する考えを示した。
■民進・前原代表、辞任へ…「方向性決めた上で」
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news/20171023-OYT1T50064.html
読売新聞(YOMIURIONLINE) 2017年10月23日 04時15分
今後の焦点は、民進系勢力を中心とした野党再編の動きだ。自民1強に対抗するためには、再び「野党で大きな固まりを作る」(岡田克也・民進党元代表)しか活路を見いだせないのが現状だ。無所属での当選組や民進党の参院議員は、躍進した立憲民主党との連携を模索している。
民進党の前原代表は23日未明の記者会見で、「参院や地方組織をどうするか、方向性を決めた上で責任を取る。辞任は当然だ」と述べ、代表を辞任する意向を表明した。前原氏は当初、参院議員らを含めた党全体で希望の党に合流する考えだったが、「希望を中心に大きな固まりを作ることは、いったん見直さないといけない」と語った。自らは代表辞任後、希望入りする考えも明らかにした。
衆院選で希望不振 前原代表「希望の党中心に大きな塊で合流」見直す(2017年10月23日)!
民進党4分裂 前原誠司氏は政界で孤立?
民進党の前原誠司氏は代表の辞任に言及しました。朝日新聞によれば10月23日(月)未明の記者会見で「希望の党を中心に大きな固まりを作る事はいったん見直さないといけない」「参議院や地方組織をどうするか方向性を決めた上で責任を取る」「辞任は当然だ」と述べて「合流案」は事実上断念したようです。
当初の予定は選挙後に参議院議員等を含めた党全体で希望の党に合流する方針でした。しかし、議席を減らした影響は大きく民進党議員の多くは合流に否定的です。読売新聞によれば「民進党再結成」若しくは「立憲民主党に合流」の方向で動いているそうです。
前原誠司氏自身は代表を辞任した後で「希望の党」に合流する方向で調整している模様。思い切った博打を仕掛けて結果的に敗北した訳でその責任を取るのは当然です。只、野党支持者は同氏を必要以上に責めない方がいいような・・・。野党再編の重要なキーパーソンになり得る人物です。
各政党の獲得議席(修正版)!
台風21号の影響で開票が遅れていた地域を含めた最終的な各政党の獲得議席は次の通りです。自民党284議席。公明党29議席。立憲民主党55議席。希望の党50議席。日本共産党12議席。社民党2議席。日本維新の会11議席。日本のこころ0議席。諸派0議席。無所属22議席。公明党と無所属(与党系)は微減。逆に野党は微増です。全体的に与野党のバランスは変わりません。
3極の勢力図は次の通りです。自民党+公明党=313議席。立憲民主党+日本共産党+社民党=69議席。希望の党+日本維新の会=61議席。朝日新聞社と東京大学・谷口将紀研究室の調査によれば所謂「改憲勢力」は政界全体で約8割を超えています。国民投票を想定した「反対世論の喚起」が必要になります。




