■「人づくり解散」自民党内から懸念の声も…
http://www.news24.jp/articles/2017/09/19/04372996.html
日テレNEWS24 2017年9月19日 16:36
急きょ浮上した衆議院の解散・総選挙。安倍首相は今回の解散を「人づくり解散」と位置づけ、教育や子育て支援に対する税金の使い道を拡大、充実させることを公約の柱とする方針を固めた。今回の解散には与党内からも「大義がない」との批判が出ている。このため、安倍首相は高齢者中心の社会保障から子どもや若者への支援も拡充させると打ち出すことで、国民の理解と支持を得たい考え。
具体的には、再来年10月に消費税率を10%に引き上げて、増えた税収を国の借金返済だけでなく幼児教育の無償化など教育、子育て支援にも充てるとしている。ただ、財政再建がさらに遠のく可能性が指摘されているほか、自民党内からは高齢者の不安を招くのではといった懸念の声も挙がっている。
自民党・丹羽議員「何の議論もなしにいきなり打ち出されては困ると。全くナンセンスな話です。いきなり持ち出して」
また、民進党の前原代表も加計学園の問題などの追及をかわすための「疑惑隠しの解散」だと強く批判している。民進党・前原代表「森友・加計学園の議論を国会でしたくないという、そういった総理のまさに敵前逃亡・自己保身。そしてまた疑惑隠しの解散だと言わざるを得ません」
民進党などは、選挙戦でも加計学園の問題への対応など安倍政権の姿勢を厳しく批判していく方針。
Twitterの反応!
大義など初めからあるわけがない。10月末の会計検査院の検査結果が出る前に、検察捜査や森友の音声データで自分達の大ウソがばれる前に、とにかく解散しちゃえ!と。国会審議を避けるためだけの「敵前逃亡解散」であり、一部報道の通り総理による権力の私物化を象徴する「アベノタメノ解散」である。
- 小沢一郎(事務所) (@zawa_jimusho)2017/9/19
「人づくり解散」がありならば「1億人総活躍解散」とか「女性が輝く社会へ解散」がなかった理由を「論理的に」説明して欲しいものです。野党の臨時国会最初の仕事はこれ。解散を止めること。閣議はどこでやっているんでしたっけ。そこに大臣を行かせないぐらいの覚悟で。
- 三宅雪子(元衆議院議員) (@iyake_yukiko35)2017/9/19
「増えた税収を/幼児教育の無償化など教育、子育て支援にも充てる」のは大賛成。
- 駒崎弘樹@9/23-27まで休暇 (@iroki_Komazaki)2017/9/19
でも、与党が3分の2の議席数を持ってるのに、そのために解散する必要ってあるのかな?
:「人づくり解散」教育・子育て支援争点に #日テレNEWS24 https://t.co/5vCqOSKzip
「教育・子育て支援争点に」←何を言ってるんだろう、8%に増税してもなお「教育・子育て支援」が充分に行われていなかったのは、まさに安倍政権の失策だろうに。それを争点化?そんな戯言をいっていないで、自らの無能を詫びて内閣総辞職しろ。https://t.co/DxAiO7JYZ3
- 大下賢一郎 (@emuchiman)2017/9/19
総選挙の安倍さんの戦略は「改憲」「消費税」で前原と差異をなくしかつ野党を分断するというもの。世論が解散に懐疑的なら「受け皿」を割ればいいというわけだ。これに対抗する道はひとつしかない。前原が安倍改憲とまやかしの社会保障充実をちらつかす消費増税に反対すればいい。勝つにはこれしかない
- こたつぬこ (@angituyama)2017/9/20
迷フレーズ「人づくり解散」は「アベノミクス失敗」の物的証拠!
現時点で臨時国会の冒頭で解散を宣言する事はほぼ確定的な状況になっています。与野党は本格的な選挙戦に突入しました。10月10日(火)公示の10月22日(日)投開票で日程調整しています。安倍晋三は争点に「教育・子育て支援」を掲げる見通しで今回の解散を「人づくり解散」と位置付ける方針です。率直に言ってまったく意味が分かりません。
具体的には再来年10月に消費税率を10%に引き上げた上で増えた税収を国の借金返済だけでなく所謂「幼児教育の無償化」など教育・子育て支援に充てる予定です。安倍晋三は高齢者中心の社会保障を「子ども・若者への支援拡充」に転換する事で有権者に幅広くアピールする狙いです。前回お伝えしたようにこれは「民進党の政策路線」を丸パクリしたものです。
この「人づくり解散」こそ「アベノミクス失敗」の確かな証拠。性懲りもなく「消費税増税分は全額社会保障に充てる」と見え透いたウソで有権者を丸め込む考えです。前回の衆議院選挙は同じような公約で勝利。蓋を開けてみれば消費税増税分は「法人税減税」で相殺されてしまいました。社会保障制度は大幅に後退しています。
自公両党に「大義がない」と批判の声は多く突然の「人づくり解散」に戸惑っている模様。自民党は安倍晋三の方針に沿って公約作りを急ピッチで行っています。民進党の山井和則国対委員長代行は「笑止千万」「解散の大義は後付け以外の何ものでもありません」と痛烈に批判しました。北朝鮮情勢の緊迫化と野党第一党のゴタゴタに便乗した「議席数ありきの選挙」に過ぎません。有権者の大半は突然の解散に否定的な見解を述べています。




