■東京都受動喫煙防止条例(仮称)についてご意見を募集
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/09/08/09.html
東京都では、都民の健康増進の観点から、また、オリンピック・パラリンピックのホストシティとして、受動喫煙防止対策をより一層推進していくため、「東京都受動喫煙防止条例(仮称)」を定めることを検討しています。別紙(PDF:341KB)のとおり、条例制定にあたっての基本的な考え方をまとめましたので、都民の皆様からご意見を募集します。
■東京都受動喫煙防止条例(仮称)の基本的な考え方(PDF注意)
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/09/08/documents/09_01.pdf
■ご意見フォーム(パブコメ提出先)
https://www.ifys.jp/passive-smoking/entry/form/input/1
受動喫煙防止条例は浄化作戦の序章「嗜好品規制」に要警戒!
フー氏に頂いた情報。東京都福祉保健局は「東京都受動喫煙防止条例(仮称)の基本的な考え方」について意見を募集しています。締め切りは平成29年10月6日(金)です。詳細はリンク先のPDF参照。同条例案は「飲食店」等の建物内を対象にした「受動喫煙防止条例」で「5万円以下の過料を科す罰則」を設ける内容になっています。
飲食店の内「面積30㎡以下」の「バー」「スナック」「居酒屋」等の「主に酒類を提供する場所」で従業員を使用しない店又は全従業員が同意した店、且未成年者を立ち入らせない店については「利用者が選択できる掲示」を義務付けた上で喫煙禁止場所にしない方針です。
受動喫煙防止条例を巡って居酒屋等からは「売り上げに悪影響が出る」といった反発の声が殺到しています。自民党は先の通常国会でこうした声に配慮して受動喫煙対策を強化する「健康増進法改正案」の提出を見送りました。同条例案は一定の配慮はしているものの「面積30㎡以下」は非現実的です。
繁華街等では「喫煙を前提に成り立っている店」も少なくありません。個人的に「酒類を提供する店」や「ホスピス・緩和ケア病棟」は「例外なく対象外」にするべきだと思います。タバコの有害性は科学的に立証されていますし同条例案の基本コンセプトは賛同します。しかし、それを踏まえた上で問題点はきちんと指摘しなければなりません。
特に表現規制反対クラスタは「嗜好品の規制」に最大限に警戒する必要があります。以前お伝えしたように「子どもを盾にすれば何でもできる」の前例は絶対に認めてはいけません。東京五輪を口実にした「浄化作戦」は多方面に波及していて受動喫煙=タバコの次は他のジャンルです。既に「アルコール」「風俗」「性・暴力表現」はターゲットになっています。
尚、同条例案は小池百合子東京都知事の呼び掛けで都民ファーストの会&公明党が共同提出予定の「子どもを受動喫煙から守る為の条例案」とは別物です。混同しないように要注意です。





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