■4~6月期GDP改定値2.96%増 民間9社予測 設備投資マイナスで下方修正の見通し
http://www.sankei.com/economy/news/170901/ecn1709010049-n1.html
産経新聞 2017.9.1 19:35
民間シンクタンク大手9社による平成29年4~6月期国内総生産(GDP)改定値予測が1日出そろい、物価変動の影響を除いた実質ベースの平均は前期比年率2.96%増と、速報値の4.0%から大幅に下方修正される見通しとなった。1日発表された4~6月期の法人企業統計で設備投資が3四半期ぶりにマイナスに転じたことなどを踏まえた。ただ成長率は依然高水準で、着実な回復基調が続くとの見方が大勢だ。予測の幅は2.6~3.3%で、全社が下方修正を見込んだ。
■1~3月期GDP改定値 年率1・0%増に下方修正
http://www.sankei.com/economy/news/170608/ecn1706080016-n1.html
産経新聞 2017.6.8 09:07
内閣府が8日発表した平成29年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値は、物価変動を除く実質で前期比0・3%増、このペースが1年間続くと仮定した年率換算で1・0%増だった。5月に発表された速報値の前期比0・5%増、年率2・2%増から下方修正された。プラス成長は5四半期連続となる。
自動車販売の減速などで個人消費が下方修正されたほか、石油元売り大手による原油精製能力の削減などがGDP項目の在庫を押し下げた影響が大きかった。一方、企業の設備投資は1~3月期の法人企業統計を反映して上方修正されており、内閣府は「景気の緩やかな回復基調に変わりはない」としている。
Twitterの反応!
GDP、下方修正へ=4~6月期、年2.7%増-民間予測:時事ドットコム https://t.co/gNXxBINboi @jijicomから 政府の発表は大幅な下方修正の可能性が高いだって。なんなんですかね。あれだけ喧伝したのに。
- 内田聖子/Shoko Uchida (@chidashoko)2017/9/2
こんなヘンテコな数字出してたら、通常はその部署の責任者は飛ばされる。内閣府では逆かもね。内閣官房に有利な数字出しとけば出世しそう。佐川国税庁長官みたいに。
- umekichi (@mekichkun)2017/9/2
GDP、下方修正へ=4~6月期、年2.7%増-民間予測:時事ドットコム https://t.co/5jjqDivosQ
日本のGDP速報値は下方修正ばっかりで、中国の指標に匹敵する信頼感。
- swi (@wixing)2017/9/2
速報出た時ネトウヨがひたすら反安倍勢力を罵倒しまくって反日反日叫んでたよね
- FINTA (@inta14)2017/9/2
GDP、下方修正へ=4~6月期、年2.7%増-民間予測:時事ドットコム https://t.co/AjWX4hVFTQ @jijicomより
実質GDPが低下するとは、パンが十個買えてたのが九個しか買えなくなること。日本は今それが延々と続きまくっている。三橋貴明さんが言ってた。これのどこがいざなぎ景気以上なんだ。大本営発表だ。
- 車オタク (@awamura_esan)2017/9/1
アベノミクス見直し必須 前回に続いて「GDP改定値」大幅に下方修正 !
1月~3月期に続いて内閣府のGDP速報値が大幅に下方修正される見通しです。民間シンクタンク大手9社の統計は今年4月~6月のGDP(国内総生産)改定値の予測を発表しました。平均値は物価変動の影響を除いた実質ベースで前期比年率2.96%で内閣府のGDP速報値の4.0%を大幅に下方修正される可能性があります。
9月1日(金)の財務省発表によれば4月~6月期の「法人企業統計調査」で金融機関を除く全産業の「設備投資額」が前期比で名項目2.8%減で3四半期ぶりに減少しました。これを踏まえて民間シンクタンク大手は設備投資の見通しを引き下げてGDP予測を下方修正しています。
不景気を煽る事にプラスはありません。景気回復を演出する内閣府の意図は理解できます。しかし、ここまで大幅に修正されるのであれば「GDP速報値」の信用性は揺らいでしまいます。因みに、前回1月~3月期の内閣府のGDP速報値は2.2%で実際は1.0%です。速報値に1.0%程度マイナスした数値を「実際のGDP」と見るべきかもしれません。
飽くまで民間予測ではあるものの依然として「内需拡大」の目標は達成されていない事を示す数字になりました。一方で内閣府は先月のGDP速報値で「4%の増加」を発表しています。1%以上修正されるのは異例でインターネット上では「露骨な数値の水増し」に批判が殺到している状態です。




