■国連分担金で中国が逆転、日本3位転落の公算大
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170828-OYT1T50046.html
読売新聞(YOMIURI ONLINE) 2017年08月28日 17時33分
【ニューヨーク=橋本潤也】国連の2019~21年通常予算の国別分担率で、これまで米国に次ぐ2位だった日本が、3位の中国に逆転される公算が大きいことが、国連分担金委員会の試算でわかった。
1980年代から維持してきた2位の座から滑り落ちるのは確実な情勢で、日本の国連での存在感が低下する可能性がある。
通常予算の分担率は、各国の経済力や支払い能力を勘案し、国民総所得(GNI)などを基に3年に1度見直されている。途上国には軽減措置があり、先進国がその軽減分を負担する仕組みだ。次期2019~21年の分担率は、18年の試算を基に加盟国間の交渉を経て18年末に最終的に決まるが、「17年の試算のトレンドは来年も大きく変わらない」(国連関係者)とされる。
Twitterの反応!
国連分担金で中国が逆転、日本3位転落の公算大 : 読売新聞:3位転落??? 日本が国連に対する貢献度は高かったが、国連が日本に対する貢献度は疑問・・・対価評価は当然!
- kono218 (@ono218)2017/8/28
https://t.co/cUe60VB3H3
常任理事国でない日本としては、今まで気前よく拠出し過ぎていたと思います。
- 弁護士 荘司雅彦 (@hoji_lawyer)2017/8/29
「金を出せというなら常任理事国に入れろ」というしたたかな交渉があってもいいと思います。 / 国連分担金で中国が逆転、日本3位転...https://t.co/LL4gmwkUJZ #NewsPicks
{国連分担金で中国が逆転、日本3位転落の公算大}(読売新聞)
- 鉄槌居士 (@yaji_ga_ga)2017/8/30
転落大いに結構、発言権もないのにカネだけとられるのは理不尽の極み?
国内は子供の15%が衣食住に事欠く貧困(先進国で最低)の日本だ。
でんでんアベ晋三のドアホノミクスで、日本は疲弊してる。しかたがないね。各種指標は、アベ晋三のおかげで先進国最低クラスの沈没。
- ekun_tw (@wiekun)2017/8/30
国連分担金で中国が逆転、日本3位転落の公算大 : 読売新聞
https://t.co/PEIHUasbC0
国連分担金で中国が逆転、日本3位転落の公算大 : 読売新聞 https://t.co/G13A9HFPxQ
- 墨丸☆界@はーやーい! (@ketotomoni)2017/8/31
中国が表裏関わらず、世界のトップレベルに登り詰めてきたということかな。他国だけど、日本みたいに登り詰めてきたけどどっち付かずになって支離滅裂にならないようにと願う。
国連で存在感を増す「中国」に要警戒!
国連の国別分担率で日本は中国に抜かれて3位に転落する可能性が濃厚になりました。国連分担金委員会の試算によれば2019年~2021年の分担率で中国の2位浮上はほぼ確定的になったそうです。日本の転落と中国の上昇は常々指摘されていました。昨年の時点でPKO活動(平和維持活動)の予算も日本は中国に抜かれていて予算面で存在感の低下が鮮明になっています。
国連分担金委員会の最新の報告書によれば現時点で日本は9.68%で中国は7.92%を分担しています。次回の予算交渉で日本は8.72%に中国は10.81%になって逆転する試算です。表向きは中国の経済力が日本の経済力を上回っている事を意味します。
国連の分担金・通常予算分担率は各国の経済力を基に3年に1度改定。基本的に先進国は重く発展途上国はより軽くなっていてGNI(国民総所得)など「経済指標」を基に算定されます。最大の拠出国は米国。日本の今年の拠出金は約2億4400万ドル(約270億円)。1980年代の当時のソ連を抜いて以降2位を維持しています。
日本が3位に転落する事で発言力の低下を懸念します。日本の目指していた「国連安全保障理事会常任理事国入り」は一層厳しさを増すのは間違いありません。国別分担率は国連全加盟国の交渉を経て2018年末に最終的に決定されます。2000年のピーク時に日本は20%を超えていて「経済規模」や「財政貢献」等を基に国連安全保障理事会常任理事国入りを求めています。
これまで中国の負担額は少なく逆に日本は異常に多かったので中国の負担額が正しい数字になったとする見方もあります。一方で日本は常任理事国でもないのに高い金を払って特に「負担額に見合った恩恵」はないように思います。表現規制反対クラスタは「国連」に悪いイメージを抱く人は多いでしょうしね・・・。
只、日本の発言力が低下する事は「外交」の面で見れば大問題です。日本国内の認識は別として国際的にアジアの中心は「中国」になります。対北朝鮮の問題を含めてこの先頼らざるを得ない場面は増えてくる筈です。中国の発言力が増した事は最大限に警戒しなければなりません。




