■【民進党代表選】前原誠司氏がリード 国会議員票7割固める 産経新聞 終盤情勢分析
http://www.sankei.com/politics/news/170828/plt1708280004-n1.html
産経新聞 2017.8.28 05:51
産経新聞は27日、民進党代表選(9月1日投開票)の終盤情勢を探った。前原誠司元外相(55)が国会議員の全体の7割にあたる約100人の支持を取り付け、約35人の枝野幸男元官房長官(53)を圧倒している。党員・サポーター票と地方議員票も前原氏がやや優勢で、枝野氏が激しく追い上げている。
■民進代表選、前原氏リード…公認予定者5割支持
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170827-OYT1T50012.html
読売新聞(YOMIURI ONLINE) 2017年08月27日 09時03分
前原氏の支持理由では、共産党との協力見直しへの賛同が目立つ。枝野氏支持者の中で、野党共闘路線の見直しに前向きな考えを示す公認予定者や県連幹事長はいなかった。一方、142人の国会議員票は26日現在、前原氏が序盤の72人から84人に支持を広げた。枝野氏は1人上積みして26人とした。
■民進代表選:枝野氏、地方票で健闘 リベラル系存在感示す
https://mainichi.jp/articles/20170826/k00/00m/010/204000c
毎日新聞 2017年8月26日 06時40分(最終更新8月26日06時40分)
前原誠司元外相(55)と枝野幸男前幹事長(53)による民進党代表選は、毎日新聞の中盤情勢調査で、優勢の前原氏を枝野氏が追う構図が浮かんだ。ただ、地方議員票と党員・サポーター票を合わせて約52%となる地方票では枝野氏が前原氏に迫る勢いで、枝野氏は「一般人気」に当たる地方票に活路を見いだす戦略。仮に前原氏が勝利した場合でも、枝野氏が多くの地方票を得れば、人事などで枝野氏を推すリベラル系に配慮する展開もありそうだ。
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メールで頂いた情報。民進党代表選の終盤情勢分析。読売新聞によれば公認予定者の約50%が前原誠司議員を支持している模様。産経新聞によれば国会議員票の約70%を固めた同氏の優勢を報じています。共産党との選挙協力に不信感を持っている保守系議員は多く彼等の支持を取り込んだようです。
一方で枝野幸男議員は国民的な知名度は高いものの国会議員票は約30%で逆転は困難な情勢です。民進党内の支持率は圧倒的に前原誠司議員に傾いています。同氏は所謂「一般人気」に相当する「地方票」に活路を見いだす戦略で追い上げています。
新代表を選出する「臨時党大会」は9月1日(金)に開催。郵便投票による地方票の結果を先に発表、続いて国会議員、最後に公認候補予定者が投票、地方票の傾向が国会議員に影響する可能性はあります。事実上の自主投票を決めた現執行部の「野田佳彦グループ」や旧維新の党の「江田憲司代表代行グループ」の動向に要注目です。
民進党の代表選は最終的に「議員票」と「党員・サポーター票」の「累計」で決まります。マスコミの情勢分析が覆るケースは稀なので報道された通りの結果になると思います。ポイントは枝野幸男議員の得票数。党員・サポーター票は拮抗しているので地方票の多くを獲得できれば代表戦後の「党人事」で配慮せざる得ません。
保守系議員の造反を阻止した上でリベラル系議員の存在感を示せさなければなりません。個人的に枝野幸男議員を支持しているので複雑ですけど「僅差で前原誠司の勝利」はある意味で理想的なシナリオです。
尚、新代表の政治的スタンスは表現規制反対クラスタにとって重要なファクターです。表現規制は危機的状況で既に小細工を弄して打開できる段階ではありません。政界全体のパワーバランスを見直す意味で要注目の代表選です。




