■核兵器禁止条約:採択 日本「署名せず」米英仏は非難
https://mainichi.jp/articles/20170708/dde/001/030/038000c
毎日新聞 2017年7月8日 東京夕刊
【ニューヨーク國枝すみれ】国連本部で7日、核兵器禁止条約が圧倒的多数の賛成で成立した。非核保有国が交渉会議の会場で歴史的採択を喜ぶ一方、核保有国の米英仏は「条約は国際安全保障の現実を全く無視している」と非難する共同声明を発表し、対立姿勢を明確にした。日本の別所浩郎国連大使は7日、採択後に記者団に「日本は署名しない」と明言した。核保有国と非核保有国の協力の下で核廃絶を目指すという。
1945年の日本への原爆投下後、核兵器を違法とする条約が国連で採択されるのは初めて。「国際社会にとって歴史的な瞬間だ」。交渉会議のホワイト議長は採択後の記者会見に目を赤くして現れ、「泣いていたから。今日はとても感動的な日だ」と述べた。条約案は賛成122カ国、反対1カ国(オランダ)、棄権1カ国(シンガポール)で採択された。唯一反対したオランダは米国の核の傘に頼る北大西洋条約機構(NATO)加盟国。NATO加盟国の義務が条約の禁止条項に触れるとの理由から反対した。また、シンガポールは「核拡散防止条約(NPT)など他の条約を崩すものであってはならない」として棄権した。
Twitterの反応!
いま核兵器禁止条約が採択されました!
- 志位和夫 (@hiikazuo)2017/7/7
賛成122、反対1、棄権1。
賛成は国連加盟国の実に63%!
人類にとっての歴史的瞬間です!
会場は拍手と歓声に包まれています! pic.twitter.com/Cogk9Gvpwj
歴史上、初めて核兵器を違法化する核兵器禁止条約が採択。国連会議に参加している共産党志位委員長は「いま核兵器禁止条約が採択されました!賛成122、反対1、棄権1。賛成は国連加盟国の実に63%!人類にとっての歴史的瞬間です!会場は拍手と歓声に包まれています!」とツイート。添付は赤旗。 pic.twitter.com/je7pu94ddK
- 丸山慎一 (@aruyama_sin1)2017/7/8
やった!国連核兵器禁止条約が現地時間7日の10: 50、 たった今、賛成122、反対1、保留1の圧倒的多数で採択されました。
- 井上哲士 (@1csts)2017/7/7
会場は拍手と歓声に包まれています。抱き合う姿も。被爆者と市民の声が歴史を動かした歴史的瞬間に立ち合えたことは感無量です。 pic.twitter.com/Fk8GLdg7jE
#報ステ
- 但馬問屋 (@anpakutenshi)2017/7/7
核兵器禁止条約 採択へ
「唯一の被爆国」参加ないまま
アメリカからの圧力か?と問われ、「そうではない。日本の立場を説明し、その立場をアメリカに理解してもらった」
と、岸田外相(ヒロシマ選出)
本来なら日本が核廃絶を先導すべき立場なんだが、なぜ逆を歩むの❓ pic.twitter.com/mfAPxPY4FM
報ステ。
- 渋谷thank you (@hibuya1009)2017/7/8
核兵器禁止条約不参加について。
小川アナ「この不参加はアメリカからの要請があってのことなんでしょうか?」
岸田「いや!あくまでも私個人の考えで決めたものです!」広島県選出の議員。
どーせ、いまなお 植民地。アメの指示でしょ。口にクリームついてるよ。
核兵器禁止条約 被爆国「日本」は参加拒否!
核兵器の使用や保有などを法的に禁ずる所謂「核兵器禁止条約」は7月7日(金)午前(日本時間7日深夜)に米国ニューヨークの国連本部で開かれている条約交渉会議で「賛成122」「反対1」「棄権1」の圧倒的な賛成多数で成立したそうです。
広島と長崎への原爆投下から72年余「ヒバクシャに齎された苦痛」の一節を前文に入れた「人道的見地」で核兵器の存在を否定する条約が誕生です。
各国の署名手続は9月20日(水)に順次開始。批准国数が50カ国に達した後90日を経て発効する仕組みです。只、批准しない国には効力がありません。条約推進国側は核兵器の「非人道性」を強調する事で国際世論を喚起し核兵器の廃絶を後押しする狙いを強調しています。
非核保有国は交渉会議の会場で歴史的採択に歓喜。しかし、核保有国の「アメリカ」「イギリス」「フランス」は「国際安全保障の現実を全く無視している」と非難する共同声明を発表して核保有国に対決姿勢を明確にしています。
日本の別所浩郎国連大使は同日採択後に記者団に「日本は条約に署名しない」と明言しています。日本は核保有国と非核保有国の協力の下で核廃絶を目指す立場を表明。無茶苦茶な論理・・・。唯一「核兵器」の脅威を知る被爆国なのに本当に情けないです。
日本政府は3月の交渉会議で「北朝鮮の脅威といった現実の安全保障問題の解決に結びつくとは思えない」と表明して5核保有国などと歩調を合わせてボイコットしています。米国の「核抑止力」を国家安全保障の柱に据える国々の条約加盟は見通しが立たない状況です。
尚、オランダは米国の核の傘に頼る「NATO(北大西洋条約機構)」の加盟国。NATO加盟国の義務は条約の禁止条項に触れる事を理由に反対。シンガポールは「核拡散防止条約(NPT)など他の条約を崩すものであってはならない」として棄権しています。





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