■【東京都議選】小池百合子氏「都民ファーストの会」代表辞任を表明「知事に専念」「二元代表制への懸念」
http://www.sankei.com/politics/news/170703/plt1707030060-n1.html
産経新聞 2017.7.3 11:54
東京都の小池百合子知事は都議選の投開票から一夜明けた3日、「二元代表制への懸念があることを想定し、知事に専念する」と述べ、同日付で自身が率いる地域政党「都民ファーストの会」代表を退くことを明らかにした。知事特別秘書の野田数幹事長が後任の代表に就任する。
報道陣の取材に応じた小池氏は、都民の躍進について「古い議会を新しくとの期待を受けて第一党に上り詰めることができた」と述べた。一方、小池氏が都民の代表を務めることに対しては、自民党などから「二元代表制が崩れ、一元にしてしまう」といった批判が出ていた。
■【東京都議選】小池百合子知事、都民代表退任に有権者は複雑「少しずるい」
http://www.sankei.com/politics/news/170703/plt1707030091-n1.html
産経新聞 2017.7.3 22:47
「都民ファーストの会」の候補に投票した有権者は、小池百合子都知事の代表辞任をどう考えるのか。
中央大の佐々木信夫教授(行政学)は「知事主導で政党を作り、代表となって議会の勢力を変えるという行為はやり過ぎで、二元代表制のルールから逸脱していたと思う。形式上辞任したことは、けじめとして評価する」とする。しかし、「腹心の特別秘書を新代表としたことは実質上、小池氏の影響力を維持することにみえる。有権者としては複雑な気持ちかもしれないが、影響力は変わらないと思う」と今後を予測してみせた。
小池百合子「都知事の仕事に専念」都民ファーストの会の代表辞任!
小池百合子は自身の率いる地域政党「都民ファーストの会」の代表を辞任する意向を表明しました。報道陣の取材に対して「二元代表制等々への懸念がある事を想定すると私は知事に専念する」と理由を説明しています。選挙後の代表辞任については選挙中に言及しているのである意味「約束」を守った事になります。
二元代表制は「首長(都知事)」と「議員」は別々の選挙で選ばれる前提で都議会議員は都知事が出した議案を議決する事で「都知事の都政運営を監視」する仕組みです。都民ファーストの会に投票した有権者の間では「選挙が終わった途端に辞任は少しずるい」「パフォーマンスや戦略の一つではないかと思っている」等の動揺の声が続出しています。
後任は東京都知事特別秘書の野田数幹事長(政策担当)が代表に就任。所謂「大日本帝国憲法復活論」を唱える狂人でイデオロギーを超えた危険人物です。
ちなみに「国政進出」に関しては全否定しておらず「国政で色々な動きが出てくる」とした上で「国民ファーストをベースに考える方が増えれば国民にとってはいい事ではないか」と含みを持たせる発言をしました。これは「日本維新の会」と同じパターンなので要警戒です。





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