■国際ペン会長声明「共謀罪は日本の表現の自由とプライバシーの権利を侵害する」
http://www.japanpen.or.jp/statement/post_596.html
国際ペンは、いわゆる「共謀罪」という法律を制定しようという日本政府の意図を厳しい目で注視している。 同法が成立すれば、日本における表現の自由とプライバシーの権利を脅かすものとなるであろう。私たちは、日本国民の基本的な自由を深く侵害することとなる立法に反対するよう、国会に対し強く求める。
2017年6月5日
国際ペン会長 ジェニファー・クレメント
(原文)
Statement "The "Conspiracy Law will harm freedom of expression and the right to privacy in Japan"
It is with alarm that we observe the Japanese government's intent to establish a law named the "Conspiracy Law", which if adopted will harm freedom of expression and the right to privacy in Japan. We strongly urge the parliament to vote against this legislation, which could deeply harm the basic freedoms of the Japanese people.
June 5th, 2017
Jennifer Clement, President PEN International
■「共謀罪」に国際ペン会長が異例の反対声明
http://www.asahi.com/articles/ASK654G6JK65UCVL014.html
朝日新聞デジタル 木元健二 2017年6月5日 18時05分
「共謀罪」法案をめぐり、日本ペンクラブ(浅田次郎会長)は5日、東京都内で会見を開き、法案に反対するジェニファー・クレメント国際ペン会長の声明を発表した。世界の作家らでつくる国際ペンが、日本の国内法案について反対声明を出すのは極めて異例で、2013年の特定秘密保護法案のケースに続く。
声明は「国際ペンは、いわゆる『共謀罪』という法律を制定しようという日本政府の意図を厳しい目で注視している。同法が成立すれば、日本における表現の自由とプライバシーの権利を脅かすものとなるであろう」としている。
Twitterの反応!
「共謀罪」に国際ペン会長が異例の反対声明(朝日新聞) https://t.co/HcAK0rzXUA こういう活動を産経辺りが左翼勢力のプロパガンダとか言いそうだな。だが、これこそ悪辣安倍政権に立ち向かう、正義の活動です。
- 光頭半兵衛云々 (@age3826)2017/6/5
安倍はもう独裁者って見られてるんだろうな!!
- 昭和おやじ 【打倒安倍政権】 (@youwaoyaji)2017/6/5
世界の作家らでつくる国際ペンが、日本の国内法案について反対声明を出すのは極めて異例で、2013年の特定秘密保護法案のケースに続く。
「共謀罪」に国際ペン会長が異例の反対声明
https://t.co/5OVpJrGVP1
共謀罪。多数の団体が反対声明を出し国連人権報告者も憂慮。クレメント国際ペン会長も異例の反対声明を出した。これでも自公維は強行可決させるのか。その場合、この国の民主主義は死ぬ。公安がゲシュタポ化しネット右翼達がこの時とばかり安部批判者の密告に精を出すだろう。戦前以上の言論弾圧に?
- 澤田愛子 (@iko33151709)2017/6/6
国民は、この国が「日本スゴイ!」どころか、国際社会からますます懸念されていることをもっと意識した方がいい→「共謀罪」に国際ペン会長が異例の反対声明 https://t.co/Cs7LkV4rbw
- めぐみっくす (@egumix1972)2017/6/5
国連が安倍政権の危険性を指摘してるのとお同じ意味。憲法違反の法案を強行したり国民に嘘をついたり民意を踏みにじったりする政権だから国連が日本人のために助け舟をでしてるんだね→「共謀罪」に国際ペン会長が異例の反対声明:朝日新聞デジタル https://t.co/NR9FVIBUhi
- だいちゃん (@aichannahc)2017/6/12
国際ペンクラブ「共謀罪」に異例の反対声明!
共謀罪の趣旨を盛り込んだテロ等組織犯罪準備罪を新設する組織的犯罪処罰法改正案。日本ペンクラブの浅田次郎会長は6月5日(月)に東京都内で会見を開催。共謀罪に反対する国際ペンクラブのジェニファー・クレメント会長の声明を発表しました。声明文によれば「日本政府の意図を厳しい目で注視している」とした上で「日本国民の基本的な自由を深く侵害する立法に反対するように国会に強く求める」と訴えています。
また「共謀罪が成立すれば日本における表現の自由とプライバシーの権利を脅かすものになる」として日本国民の権利が侵害される可能性がある事に懸念を表明しました。英国ロンドンに本部を置く「国際ペンクラブ」は1921年の設立。2万6千人以上の作家・ジャーナリスト等が参加していて100以上の国家・地域に149のセンターがあります。日本ペンクラブはそのひとつです。
国際ペンクラブの会長名で特定の国の特定の政策を批判するのは異例中の異例です。日本政府の政策に懸念を表明するのは戦後2回目で2013年の「特定秘密保護法」以来になります。日本ペンクラブの浅田次郎会長は「国際ペンの反対声明を心強く思う。その半面、恥ずかしい。本来は外国の方からこれは本当はこうだろうというような事を言わせてはならない。どう考えてもこの法律は必要だとは思えない」と語っています。
国際ペンクラブの声明は「表現の自由」を守る者の在るべき形です。表現規制反対クラスタで共謀罪に妥協する大馬鹿者は猛省するべきです。審議時間は残り少なく共謀罪を巡る与野党の攻防は山場を迎えています。尚、今国会中の法案成立を目指している政府・与党は今週中に「強行採決」に踏み切る構えです。




