■沖縄の今を伝えるラッパー大袈裟太郎の預金口座が凍結された
http://tanakaryusaku.jp/2017/06/00016015
田中龍作ジャーナル 2017年6月7日 20:18
自宅に帰るとゆうちょ銀行から通知が届いていた。取引停止(凍結)の実施日は5月31日。凍結の理由を「法令や公序良俗に反する行為に利用され又はその おそれ がある」としていた。翌7日朝9時30分頃、大袈裟さんは問い合わせ先となっている「ゆうちょ銀行・東京貯金事務センター金融犯罪対応課」に電話を入れた。
凍結の理由を聞くと担当者は次のように説明した―
「詳細は申し上げられないが、入金出金がひんぱんにある。詐欺に使われている疑いがあり、あなたを不利益から守るため(口座を)凍結しました」。
とんでもない。大袈裟さんの口座からの出金は月に2~3回。入金はカンパとギャラの振り込みで月15回くらい。それも1回につき1,000~2,000円だ。金融犯罪に詳しい弁護士は「凍結しなければならない事情がない」と首を傾げる。数百万~数千万円単位で入金があって、すぐに引き出す・・・詐欺だったらそうなっているはずだ。
■緊急通信552「言論弾圧、大袈裟太郎の口座凍結される」
http://blog.livedoor.jp/oogesataro/archives/2175605.html
大袈裟太郎の大袈裟通信 2017年06月07日
緊急事態です。いよいよガチの言論弾圧です。
昨年8月に高江に飛んでから10か月間、
マスメディアには伝えられない生々しい情報を届けようと、
独立メディア、ポスト–ジャーナリズムとして踏ん張ってきた、
この大袈裟通信の受信料、カンパ窓口の口座が凍結されました。
■通信553「弾圧なのか?ゆうちょ口座凍結問題、続報」
http://blog.livedoor.jp/oogesataro/archives/2198653.html
大袈裟太郎の大袈裟通信 2017年06月08日
「言論弾圧」と前記事には書いたが、
もちろんそれを証明するのは非常に難しい現状がある。
昨日の金融機関とのやり取りや弁護士との相談内容を含め、
ここで一度、客観的に整理してみよう。
Twitterの反応!
朝からゾッとするんだが。#共謀罪 前からこれだよ。 pic.twitter.com/K9eyTbEpU7
- 森修一 (@hemPack)2017/6/7
ラッパー大袈裟太郎、口座凍結なう。
- 三宅洋平 (@IYAKE_YOHEI)2017/6/7
公序良俗に反する活動に使われる恐れ、的な理由で。
おーぃ、おい。
オイ!(╹◡╹)
共謀罪以前に無茶苦茶だぞ、
この国の運営は。
基地建設や原発再稼働に反対したりすると、
口座凍結される時代。
しかし俺たちはもう、黙れない。
何だろう、これ? 共謀罪の前倒し予行演習的な?https://t.co/HRwFpzNgwv
- kentarotakahashi (@entarotakahash)2017/6/7
大袈裟太郎さんの口座凍結は、麻生太郎氏に結婚式の媒酌人になってもらったことが自慢の渡邉哲也氏の密告などがあり、ゆうちょは口座所有者になんの確認も取らず凍結したんだね。ゆうちょって顧客をそんな風に露骨に差別待遇するんだね。金融機関として信用できないな。
- mipoko:NoWarNukesFur (@ipoko611)2017/6/7
昨日朝、大袈裟太郎氏自身のFBで知った「ゆうちょ銀行」の信じ難い異常な判断。田中龍作氏の報告で伝わるのは、ネトウヨの「通報」に左右された恐れ。危険な時代。⇒田中龍作ジャーナル|沖縄の今を伝えるラッパー大袈裟太郎の預金口座が凍結された https://t.co/eQTX6KaPvi
- 渡瀬夏彦 (@atsuhikowatase)2017/6/8
大袈裟太郎氏の口座凍結事件「無根拠な流言」は厳禁!
メールで頂いた情報。沖縄県で基地反対運動を行っている大袈裟太郎氏(ミュージシャン)の口座が凍結された模様。同氏は6月7日(水)に公式ブログの「大袈裟通信」で「郵便局で通帳が吸い込まれ警備員に囲まれました」と述べていて口座が凍結された事を明らかにしました。口座が凍結された理由は「法令や公序良俗に反する行為に利用され又はそのおそれがあると認められる」となっています。最悪の場合は口座の資金が没収される可能性もあるようです。
詳細は当事者である大袈裟太郎氏の公式ブログに書かれているのでリンク先を参照。この件は様々な陰謀論が飛び交っています。森修一氏の指摘するように「共謀罪」の成立を目前にこのような事件が起きた事は非常に気になったので取り上げました。無根拠な流言は避けるべきではあるものの「法令や公序良俗に反する行為に利用され又はそのおそれがあると認められる」の根拠が不明な「金融機関判断」は要注視です。
大袈裟太郎氏は「権力の恐ろしさに打ち震えていますが絶対泣き寝入りはしません」「全額取り戻します」とコメントしていました。5月31日(水)に口座凍結⇒6月7日(水)に凍結解除。ゆうちょ銀行の回答は終始曖昧。大袈裟太郎は今後も具体的な説明を求めていく方針なので事実関係は明らかになる筈です。しかし、本当に「言論弾圧」を目的にしているのであれば大問題です。
口座凍結は一般的に「暴力団」や「テロリスト」に適応されるもので所謂「一般人」に適応される事は基本的にあり得ません。金融犯罪に詳しい弁護士は「口座を凍結しなければならない事情がない」と首を傾げたそうです。沖縄県の反基地運動を敵視する「ネトウヨ」の通報説が根強くあるものの現実的な話とは思えません。只、自民党シンパの渡邉哲也(経済評論家)が過去に「大袈裟太郎氏を通報した」とコメントしていた点は気になります。





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