■米、FTA締結を共同声明に要求 日本は難色、表現修正
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共同通信 47NEWS 2017/2/14 19:39
安倍晋三首相とトランプ米大統領がホワイトハウスでの首脳会談後に公表した共同声明の作成段階で、米側が「日米自由貿易協定(FTA)の締結を目指す」との文言を入れるよう要求していたことが14日、分かった。日本側は難色を示し、最終的には「2国間の枠組みに関して議論を行う」と表現を修正した。複数の日米関係筋が明らかにした。
日米FTAを巡りトランプ政権の個別要求が表面化したのは初めて。日本政府は「FTAについて具体的な要請はなかった」と説明してきたが、日本との間でFTA交渉を進めたいとの米側の姿勢が鮮明になり、協議は難航が予想される。
■“日米首脳会談は満点”は大嘘、安倍政権はやはりトランプにFTAを要求されていた!日本の主権を売り渡す危険な動き
http://lite-ra.com/2017/02/post-2923.html
LITERA(リテラ) 2017.02.15
日米首脳会談を「満額回答」などと大喜びして見せていた日本政府だが、さっそく内実が明らかになってきた。じつは、アメリカ側は共同声明の作成時に「日米自由貿易協定(FTA)の締結を目指す」という文言を入れろと要求していたというのだ。
安倍首相は14日の衆院予算委員会で「しつこいぐらいTPPの意義を話したので、その意味を理解してもらえた」などと言ったが、それ見たことか。尖閣諸島が日米安保の対日防衛義務の対象だと明記させることに躍起だった安倍首相だが、それと引き換えにFTAにまで踏み込まれていたというわけだ。日米首脳会談の成功を印象付けたい日本政府側はなんとか「2国間の枠組みに関して議論を行う」という曖昧な言葉で決着させ、この事実を国民に伏せていたが、すでに日本はアメリカにFTA締結へのレールを敷かれている状態なのである。
しかも、このFTAは、「国の主権をアメリカに差し出す行為」と猛批判を受けてきたTPPよりももっと日本に大打撃を与えることが確実と言われる“危なすぎる”シロモノだ。
二国間自由貿易協定はTPP協定以上の脅威に!
複数の方に頂いた情報。ドナルド・トランプは日米首脳会談でFTA(自由貿易協定)の締結を日本に要請していた模様。共同通信によれば日米首脳会談の共同声明を作成する段階で米国側は「FTAの締結を目指す」の文言を入れるように要求していました。日本側は難色を示して最終的に「2国間の枠組みに関して議論を行う」と表現を修正したそうです。
日米FTAに関して日本政府は今まで「具体的な要請はなかった」と説明してきました。トランプ政権の露骨な圧力が表面化したのは今回が初めてです。先行して締結した隣国の韓国は米韓FTAで医療分野などで米国の要求を丸のみにするなど外交的に敗北した事は周知の事実です。日本に対してそれ以上の要求をしてくる事は想像に難しくありません。
ドナルド・トランプがTPP協定に反対した理由は「米国にとって国益が少ない」からです。交渉のテーブルに着いた時点で「TPP協定の悪い部分が強化された内容」を呑まされる可能性は高いです。米国と対等に渡り合うのは不可能に近いので日米FTAは最悪のシナリオです。表向きは抵抗している日本政府、しかし、TPP協定の代案を模索する安倍政権としては渡りに船です。今後の動向に要注意です。
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