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【TPPの代替案】日欧EPA、年内合意を断念

TPP参加反対!
■日欧EPA、年内合意を断念
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS17H06_X11C16A2NNE000/
日本経済新聞 2016年12月17日 12時55分


日本と欧州連合(EU)は経済連携協定(EPA)の年内合意を断念した。EUのペトロチオーネ首席交渉官が17日、都内で記者会見し「来年1月に交渉を再開し、早期の『原則合意』を目指す」と表明した。日本とEUはこれまで年内の合意を目指してきたが、農産品や自動車の関税を巡る協議が難航しているため、先送りする。

ペトロチオーネ氏は16日まで東京で開かれていた交渉会合に出席していた。交渉状況を18日に欧州委のカタイネン副委員長とマルムストローム欧州委員に報告する。「今後数週間をかけて(EU内で)調整する。政治的判断を受けるのに時間が必要だ」と語った。

EUが日本に輸入自由化を求める豚肉に関しては今回の交渉で「大きな進展があった」と表明。一方、チーズについては「より問題が複雑だ」として決着が難しい段階にあると示唆した。

日本製の自動車を巡っては「(EU側で)関税撤廃の準備はある」と指摘。ただ、日本がEU産農産品の関税を撤廃することと「バランスが重要だ」と話した。岸田文雄外相とマルムストローム氏との閣僚級協議の見通しについては「来週にもコンタクトを取るかもしれないが、現時点では決まっていない」と述べるにとどめた。

日欧EPA交渉はTPPの代替案!


欧州連合(EU)のマウロ・ペトリチオーネ首席交渉官は日本と欧州連合(EU)が年内の合意を目指していた「EPA(日欧間経済連携協定交渉)」の年内大枠合意を断念。来年1月に交渉を再開する考えを示しました。合意は来年に持ち越しになります。素直に朗報と喜べる話ではありませんが多少の時間は稼げました。

安倍晋三は国会審議で「年内に(同交渉の)大枠について合意を目指す」と発言。日欧は首席交渉官レベルで協議を続けていました。このまま進展すれば閣僚級への格上げを検討していましたが「農産物」「自動車」の関税を巡って溝が埋まらず先送りになったようです。

マウロ・ペトリチオーネ首席交渉官は日本の農林水産品の関税撤廃について「豚肉は解決策を見つけられそうだ」「チーズは難しい状況だ」と述べています。豚肉やチーズはTPPで日本政府が国内産業に配慮してきた分野で決着は交渉の最終段階に持ち越される可能性があります。

日本が求めている「自動車」の関税撤廃については「EUは完全に市場を開放する用意がある」と述べました。EUが求める農産品の関税撤廃に対する「交渉カード」として残している考えを示唆しています。

日欧EPA交渉の内容について日本では殆ど報道されていません。交渉の基準はTPPで日本政府はTPPの代替案として合意に躍起になっています。知的財産に関しては「著作権違反の非親告罪化」を含めて「TPPを超える大惨事」になる可能性があるので注意が必要です。日本国内の関心度は非常に低いので世論の喚起は期待できそうにありませんね・・・。

英国が脱退したEUは欧州で根強くある「反自由貿易」の流れに立ち向かうのは困難な筈です。来年早々に大筋合意の可能性は低くないものの日本政府が大幅に譲歩しない限りは難しいと思います。


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