■「国旗燃やせば市民権剥奪」=トランプ氏、また暴言-米
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016113000231&g=int
時事ドットコム 2016年11月30日 10時08分
トランプ氏は29日朝、ツイッターに「国旗を燃やす行為は、許されるべきではない」と投稿。「燃やした場合は結果が伴わなければならない。市民権剥奪か刑務所行きだ」と書き込んだ。トランプ氏の大統領選勝利に抗議して国旗が燃やされたというニュースに、触発されたとみられている。ただ、米メディアによれば、連邦最高裁は過去の判決で市民権を奪う刑罰を禁じている上、国旗を燃やす行為を憲法上の権利と認めている。
Twitterの反応!
Nobody should be allowed to burn the American flag - if they do, there must be consequences - perhaps loss of citizenship or year in jail!
- Donald J. Trump (@ealDonaldTrump)2016/11/29
「国旗燃やせば市民権剥奪」=トランプ氏、また暴言-米https://t.co/jOVT0hzxRl
- 小西ひろゆき (参議院議員) (@onishihiroyuki)2016/11/30
トランプ大統領に一切の幻想を抱いてはならない。
恐ろし時代にどう対処するか、懸命に策を練らなければならない。
(ちなみに、他人の国旗を燃やせば器物損壊罪等だが、これは別の話)
トランプタワーに、星条旗をコピーした大量の紙ゴミを送りつけてやればいいんじゃね? 当然ゴミに出したら市民権剥奪で。:「国旗燃やせば市民権剥奪」=トランプ氏、また暴言-米:時事ドットコム https://t.co/FocDrhfUKg @jijicomさんから
- 赤木智弘 (@_akagi)2016/11/30
「国旗燃やせば市民権剥奪」=トランプ氏、また暴言-米:時事ドットコム https://t.co/hBuUbvbrzy @jijicomから ボーイスカウトの正しい国旗の処分の仕方は畳んで燃やすことなんですが(それ以前に判例で合憲判断出てますやん)
- 涼風紫音/転職したYo (@ionsuzukaze)2016/11/30
国民生活を蔑ろに国民を虐げる、その国家が象徴とする国旗を、虐げられた国民が燃やそうと、それは真っ当な抗議の表現。為政者はその抗議に謙虚に向き合うのが当然、なにが市民権剥奪だ。日本の現政権も、本来なら国民に日の丸燃やされて当然の政権だ。https://t.co/94gde8nARo
- きむらとも (@imuratomo)2016/11/30
国旗を燃やす行為は憲法上の権利?
米国のドナルド・トランプ次期大統領が大統領戦後初の問題発言。11月29日(火)に自身のTwitterで「国旗を燃やす行為は許されるべきではない」とした上で「燃やした場合は市民権剥奪か刑務所行きだ」と投稿しました。いわゆる「国旗損壊罪」に言及しています。同氏は事ある毎に「国家主義的な発言」を繰り返しています。デモ等で星条旗が燃やされるケースがあったので「市民権の剥奪」といった言葉で批判したと見られます。
これに対して保守勢力からは支持する声が殺到しているそうです。日本でもネトウヨを中心に同様の意見が多く保守勢力=基本的人権の弾圧や表現規制に対する危機感が無い人達というのは全国共通のようです。リベラル勢力は批判的な意見が多くインターネット上で論争が続いています。
国旗損壊罪の制定を求める声は以前からあってドナルド・トランプに便乗する形で日本の政治家が動き出すかもしれません。要注意です。国旗や国歌は国の象徴なので敬意を表するのは当然だと思います。しかし、きむらとも氏(@imuratomo)の仰るように「抗議の表現」のひとつとしてそういった行為を罰するべきではありません。只の旗を燃やす程度で市民権を剥奪するなど正気ではないです。
共和党のミッチ・マコーネル上院院内総務は「米国は不快な言論を尊重する長い伝統がある」と異論を唱えました。米国の連邦最高裁は過去の判決で「市民権を奪う刑罰」を禁じている上に「国旗を燃やす行為」を「憲法上の権利」として認めています。この点は米国の方が遥かに柔軟で現実的です。




