■TPP発効「大変厳しい状況」参院特別委で首相
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20161114-OYT1T50021.html
読売新聞 2016年11月14日 11時49分
参院環太平洋経済連携協定(TPP)特別委員会は14日午前、安倍首相が出席し、TPP承認案・関連法案の審議に入った。
首相はTPP離脱を訴えるドナルド・トランプ氏が米大統領選で勝利したことを受け、「(TPP発効は)大変、厳しい状況になってきたことは率直に認識している」との見解を示した。
ただ、首相は「今こそ、(発効に向けた)我が国の意志を示すことが大切だ。示せなければTPPは完全に終わってしまう」と今国会での承認を目指す方針を改めて強調した。
■【TPP】安倍晋三首相、「意思を示さなければTPPは終わってしまう」 法案成立に意欲
http://www.sankei.com/politics/news/161114/plt1611140005-n1.html
産経新聞 2016年11月14日 11時16分
TPP脱退を掲げるドナルド・トランプ氏が米次期大統領に決まったことで、TPP発効は「絶望視」されている。
首相は「厳しい状況なったことは率直に認識しているが、決して終わってはいない」と危うい状況を認めた。同時に「米国が政権交代期にある今、わが国こそが早期発効を主導しなければならない」と強調し、各国に国内手続きを促す考えも改めて明言した。
17日に予定されるトランプ氏との初会談にも触れ、首相は「貿易や安全保障を含め、さまざまな課題について率直に意見交換したい。突っ込んだ話をしながら信頼関係を作りたい」と語った。
本日11月14日(月)の参議院TPP特別委員会。安倍晋三は米国のドナルド・トランプの当選で「我が国が意思を示さなければTPPは完全に終わる」と述べて早急に日本が承認しなければ不味い事になると危機感をあらわにしました。さらに「TPP発効は大変厳しい状況になってきた」という見解を示しています。反対派としては良い流れになってきました。このチャンスに一気に潰せれば理想的です。
今週11月17日(木)は安倍晋三とドナルド・トランプの会談が行われます。御互いに簡単な意見交換で終わると見られていますがTPPについて触れるかもしれません。常識的に考えれば年内のTPP成立は困難な筈です。しかし、今週中に何かしらの動きがあるかもしれません。要注目です。




