■TPP法案、賛成多数で可決 特別委、抗議の中採決強行
http://www.asahi.com/articles/ASJC45G9MJC4UTFK00B.html
朝日新聞デジタル 2016年11月4日16時44分
環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案は4日の衆院TPP特別委員会で、民進、共産両党が抗議する中、自民、公明、日本維新の会の賛成多数で可決された。山本有二農林水産相の失言をめぐり、民進など野党側は辞任を求めていたが拒否したうえで、採決を強行した。政府・与党は8日の衆院通過を目指す方針で、与野党の対立は激化している。
特別委は、民進など野党側との調整が付かないまま4日午後から締めくくり総括質疑を実施。民進議員が塩谷立委員長席に詰め寄って抗議するなかで、山本氏が自身の「強行採決」などに触れた発言について、「先日の私の不用意な発言によりまして、再び皆様に大変、ご迷惑をおかけいたしましたことを心からおわびを申し上げます。また発言につきまして、謹んで撤回をさせて頂きます」と発言の謝罪と撤回を表明した。
特別委では、民進、共産議員が退席したまま審議を続けた。その後、討論に移り、戻った民進議員が委員長席で抗議するなか、採決を行い、自民、公明、維新の3党の賛成で可決した。
山本氏は先月18日の佐藤勉・衆院議院運営委員長のパーティーで「強行採決するかどうかは佐藤勉さんが決める」と述べ、国会で謝罪に追い込まれた。その後、今月1日の自民党議員のパーティーで自らの発言について「冗談」と言及。さらに、参加していた農業団体関係者を取り上げて「農林省(農水省)に来て頂ければ何かいいことがあるかもしれません」と語り、野党側の反発を招いていた。
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玉木雄一郎 @tamakiyuichiro
TPP特別委員会で驚くべき強行採決が行われた。議長や議運委員長の意向も無視しての凶行である。安保法制のときを上回るような強行採決で、議長も委員長を呼んで事情を聞くようだ。憲政史上に汚点を残す暴挙だ。今日中に強行しなくてはならない余ほどの理由があるのだろう。とにかく無茶苦茶だ。
>議長や議運委員長の意向も無視しての凶行である。
似た内容を取り上げて申し訳ございませんが、意向無視だと議院運営委員会って何のためにあるんでしょうね?。議運側に今回の委員会の無効を訴えるという手もあると思います。
2016-11-04 18:22 from W-B
ビースター氏に頂いた情報。TPP承認案は11月4日(金)の衆議院TPP特別委員会で強行採決されました。内田聖子氏(https://twitter.com/uchidashoko)のTwitterによれば賛成したのは「自民党」「公明党」「日本維新の会」の3党です。野党側は民進党や共産党を中心に反対していました。しかし、不意打ち的に押し切るような形で採決を強行したそうです。安保法制を超える暴挙です。
只、本日の衆議院本会議は中止になりました。週明け月曜日の本会議はありませんので与党側は11月8日(火)の採決を狙っていると思われます。野党側は山本有二農水相の不信任決議案の提出を含めて抵抗を強めています。繰り返しになりますが「自然承認」させない為には「会期延長」を阻止する必要があります。




