■TPP法案、4日衆院通過へ 自民・民進が採決合意
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS01H1C_R01C16A1MM0000/
日本経済新聞 2016年11月1日 11時15分
今国会の焦点である環太平洋経済連携協定(TPP)承認案・関連法案が4日に衆院通過する見通しとなった。自民党が民進党に2日に衆院TPP特別委員会、4日に衆院本会議でそれぞれ採決することを提案し、民進党が受け入れた。TPP審議の舞台は参院に移るが、与党は承認案を自然成立させるため、11月30日までの会期の延長を視野に入れる。
自民党の竹下亘国会対策委員長が1日午前、民進党の山井和則国対委員長と国会内で会談し、今後の審議日程を協議した。自民党は31日に民進党に1日の特別委での採決を提案したが、民進党は審議の充実を求めて反発していた。
1日の会談で竹下氏は「円満にやりたい」として民進党側の主張に配慮し、特別委での採決を1日遅らせて2日にすることを提案。山井氏は会談後、記者団に「今日の強行採決を見送ったことはありがたい」と述べ、竹下氏に提案を受け入れる意向を伝えた。
民進党が採決に応じたことで、TPP承認案・関連法案は4日の衆院通過が確実になった。参院では7日に審議入りする見通しだ。
憲法の規定により、承認案は衆院を通過し、参院に送付して会期内ならば30日後に自然成立する。自民党は自然成立させるため会期を12月上旬まで小幅延長する案を検討している。同党の二階俊博幹事長は1日午前の記者会見で会期延長について「必要があればやらせて頂くこともありうる」と述べた。
与党がTPP承認を急ぐのは8日に予定する米大統領選を意識しているためだ。民主、共和両党の候補はともにTPPに反対。日本が早期に承認し、米国に承認を働きかけ、発効に弾みをつけたい考えだ。安倍晋三首相は31日の衆院TPP特別委で「無為に時を過ごせば、むしろ再交渉を求められる事態を引き寄せることにもなりかねない」と早期承認の必要性を強調している。
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TPP、今国会成立へ=4日衆院通過で自・民合意:時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110100198&g=pol
時事ドットコム 2016年11月01日 13時00分
>自民、民進両党は1日午前、環太平洋連携協定(TPP)承認案・関連法案について、4日の衆院本会議で採決することで合意した。自民、公明両党などの賛成多数で可決され、参院に送付される。衆院通過のめどが立ったことで、TPPは、今国会での承認・成立が確実になった。
>自民党の竹下亘、民進党の山井和則両国対委員長は1日午前、国会内で会談。竹下氏は、2日にTPP特別委員会、4日に衆院本会議でそれぞれ採決する日程を提案した。この後、山井氏は竹下氏に電話で「やむを得ない」として受け入れる考えを伝えた。
事実ならば、民進党の連中は何やってたんだって話だよな、ホント。「やむを得ない」って、どんな判断だっつーの。
2016-11-01 12:26 from ACE-MAN
TPPの承認案&関連法案について自民党と公明党は11月4日(金)の採決を野党側に提案したそうです。民進党がこれを呑んだ事で今国会の成立が濃厚になりました。野党側は対応を協議するそうなので間もなく何らかの結論が出る見通しです。
11月1日(火)の午前に自民党と民進党は採決の時期を議論。自民党の竹下亘国会対策委員長は1日の強行採決は見送る→2日の衆議院TPP特別委員会で採決→4日の衆議院本会議で採決を提案しました。民進党の山井和則国会対策委員長は1日を強行採決の見送りを確認した上で「参議院で廃案に追い込む戦いを引き続きやっていく」と述べています。
現時点で民進党バッシングはNG!
インターネット上では民進党の弱腰を批判する声が多くあります。しかし、これは少政党ができる最大限の抵抗です。11月1日(火)の採決を阻止できた意味は大きいです。この状況を招いたのは他ならぬ有権者自身です。ここまで与野党の議席差があっては他に手段はありません。(あくまで現時点で)民進党バッシングはNGです。
会期延長は絶対阻止!
与党側は「審議は尽くされた」と強調しています。野党側は「審議は不十分」と反発中しています。ある意味で与野党の合意は不透明です。繰り返し御伝えしているようにTPPは「条約」です。衆議院本会議を通過後に30日経過で「自然承認」されてしまいます。
11月1日(火)の採決を阻止できた事で戦いは参議院に移ります。政府・与党は間違いなく「会期延長」を要求してくる筈です。反対派が全力で抵抗すべきはこれです。このまま会期終了まで逃げ切れればギリギリでTPPはストップできます。




