【政治】民進代表、改憲論議条件付き容認 9条以外で
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016071401001956.html
東京新聞 2016年7月14日 19時45分
民進党の岡田克也代表は14日の記者会見で、憲法改正に関し、安倍晋三首相が現行憲法を連合国軍総司令部(GHQ)による「押し付け憲法」と捉えている見解を撤回し、立憲主義を順守するとの条件を守れば、9条以外の条文の議論に応じる余地があるとの考えを示唆した。これまで岡田氏は9条だけでなく、他の条文に関しても安倍政権下の改正に反対しており、軌道修正を図った形だ。
参院選では、改憲勢力が国会発議に必要な「3分の2」の議席を衆院に続いて占めた。秋の臨時国会で再開される見込みの衆参両院憲法審査会での議論を拒むのは、困難と判断したとみられる。(共同)
自民 稲田政調会長 民進は条件つけず憲法改正議論を
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160721/k10010603781000.html
NHK NEWSWEB 2016年7月21日 20時34分
自民党の稲田政務調査会長は記者会見で、憲法改正を巡る民進党の姿勢について、「入り口でけちをつけるのはやめて、実のある議論をすべきだ」と述べ、条件をつけずに、憲法改正の議論に応じるべきだという考えを示しました。
岡田民進党代表改憲論議を認める。立憲主義遵守し9条以外なら。ああ緊急事態条項の危険性への理解乏しく。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/c3d2256e367ae376f430268f6b8888b2
Everyone says I love you ! 2016年07月14日
よく、「憲法を不磨の大典として一言一句変えてはならないという立場もあるが。。。」という枕詞で護憲派を批判する人がいますが、憲法にも改正条項があり、憲法を勉強すればどこかしら変えたい場所は出てくるものです。私なら今評判の天皇のところを国民主権に変えたいとか。しかし、今、3分の1を守るのでやっとなのに、改憲を持ち出すのは政治的に不合理なのでそういうことはしないだけです。今のこの状況で、護憲派が少しでも改憲派の土俵に乗るというのは相手を利するばかりでナンセンスです。
複数の方に頂いた情報。野党支持者や護憲派の間で「民進党が憲法改正を容認した」と批判の声が多いようなので書いておきます。悪質なミスリードと言えるレベルではありませんが東京新聞の記事では正確なニュアンスが伝わりません。実際にYouTubeで映像を確認する事をオススメします。
岡田克也議員は7月14日の民進党の代表定例会見で憲法改正について質問された際に「議論する必要がある」と回答しているに過ぎません。あくまでプロセスの話をしているだけで「議論の前提」として「立憲主義の遵守」「押し付け憲法論の撤回」「平和主義の維持」がある事は評価すべきです。
自民党が「押し付け憲法論」を撤回する可能性は低く「立憲主義」を受け入れる筈はありません。これは小林節氏(憲法学者)曰く「条件付きの拒否」です。現時点で民進党は妥協していません。稲田朋美の発言がそれを裏付けています。これは小政党の政治的な判断です。
一方的に敵認定して批判するのは貴重な味方を叩く事になります。只、民進党は護憲政党ではないので一枚岩ではありません。同党の保守系議員は自民党に極めて近いので彼等の動向に要注意です。元々日和見政党なので党内のパワーバランスが崩れれば一気に流れます。
特に野党支持者や護憲派は冷静にお願いします。民進党に「議論の前提」を守らせなければいけません。常に意見する気で目を光らせておく必要があります。また、憲法9条に偏りすぎているので自民党の本丸は「緊急事態条項」である事を伝えなければなりません。




