消費税増税2年半延期 安倍首相が麻生、谷垣氏らへ方針伝達 麻生氏は「解散」主張
http://www.sankei.com/politics/news/160528/plt1605280037-n1.html
産経新聞 2016年5月28日 22時51分
安倍晋三首相は28日夜、首相公邸で麻生太郎副総理兼財務相、自民党の谷垣禎一幹事長、菅義偉官房長官と会談し、来年4月に予定している消費税率10%への引き上げを平成31年10月まで再び延期する方針を伝えた。国会会期末の6月1日にも発表したい考えで、政府・与党内の調整を急ぐ。
会談で首相は、消費税率の引き上げを「2年半延期したい」と伝えた。これに対し、麻生、谷垣両氏は財政規律維持の観点から予定通りの増税を求めて異論を唱え、引き続き協議することになった。
麻生氏は「再延期するなら衆院を解散して国民の信を問うべきだ」とも主張した。首相は同調せず、菅氏は公明党に配慮して衆参同日選を見送るべきだとの考えを示した。
連立与党の公明党も社会保障の財源確保のため再延期には否定的な立場をとってきた。首相は近く、同党の山口那津男代表とも会談して理解を求める。
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消費税増税 2年半延期 安倍首相、麻生財務相らに伝達
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160528-00000553-san-pol
産経新聞 2016年5月28日(土) 22時53分配信
2016-05-29(00:15) : ビースター URL : 編集
消費税率10%への引き上げを巡って安倍晋三と麻生太郎財務相&谷垣禎一幹事長が対立。前者は再延期、後者は再延期に慎重で「再延期するなら衆議院を解散して国民の信を問うべきだ」と主張しています。増税延期は景気の状況を見れば妥当な判断。しかし、安倍晋三VS麻生太郎&谷垣禎一の構図は御約束のプロレス的な展開、すでにシナリオは出来上がっている筈です。
安倍晋三の発言を遡って見てみればダブル選挙について否定しているだけで「衆議院の解散」を否定している訳ではありません。日程をズラして参議院選挙の直後に衆議院解散総選挙という可能性も十分に考えられます。野党は「ダブル選挙はない」と思って油断しているようですがきな臭い感じになってきましたね・・・。
伊勢志摩サミットの世界経済に関する議論を踏まえて政策を総動員して対応。これが再延期の理由です。当然、この茶番劇の裏に「財務省の増税派」の思惑が絡んでいるのは言うまでもありません。財務相である麻生太郎が解散を焚き付けている時点でこれは明らかです。伊勢志摩サミットで成果をアピール→消費税増税延期を表明→政府・与党の支持率アップ→衆院解散総選挙→自公圧勝。消費税増税のシナリオのひとつです。




