安倍首相、夏の参院選を「自公対民共」の戦いと位置づけ
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00317819.html
フジテレビ系(FNN) 2016年3月2日(水) 23時17分配信
「自公対民共」の戦いだと位置づけた。安倍首相は、2日、自民党の会合であいさつし、夏の参議院選挙について、「自公対民共の対決になっていくのではないか」と述べ、自民党・公明党対民主党・共産党の対決構図になると指摘した。そのうえで、「せっかくできた平和安全法制、日米の絆を壊そうとしているのは、民主党と共産党だ。決して負けるわけにはいかない」と強調した。
自民党の谷垣幹事長は、「共産党の力を借りて行動する野党が多数を占めても、政治は安定にはつながらない」と述べ、民主党の対応を批判した。
参院予算委 安倍首相「憲法改正、在任中になしとげたい」
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6193174
産経新聞 2016年3月2日(水) 16時23分掲載
安倍晋三首相は2日の参院予算委員会で、夏の参院選に掲げる憲法改正について「在任中に成し遂げたいと考えている」と述べ、重ねて意欲を示した。憲法改正の発議には衆参両院で3分の2以上が必要であることを踏まえ「わが党だけで獲得することはほぼ不可能に近い。自民党だけでなく、与党、さらには他の党の協力もなければ難しい」とも語った。
メールで頂いた情報。安倍晋三は3月2日の参院予算委員会で「憲法改正」について「在任中に成し遂げたい」と発言しました。自民党の総裁としてではなく内閣総理大臣=行政府のトップとしてこの発言は見過ごせません。確信犯的に「憲法99条(憲法順守義務)」を軽視してる事に狂気を感じます。
本来は「憲法改正の是非」を選挙の争点にすべきだと思います。しかし、国民の大多数は憲法の仕組みを理解していません。安倍晋三は、国会で自民党の憲法改正草案に関する質問にまったく答えようとしないので危機感の持ちようもありません。有権者の多くはこの状況で憲法改正の賛否を問われても正常な判断はできない筈です。いわゆる騙まし討ちです。
自民党は前回の選挙で安保法の存在を表に出しませんでした。今夏の参議院選では週刊誌などで報じられているように「消費増税の先送り」で経済政策を掲げて選挙戦を戦う事になるのは間違いないと思われます。この場合、仮に野党共闘が実現しても護憲政党にほぼ勝ち目はありません。最悪のシナリオです。
谷垣禎一幹事長に続いて自民党の総裁が憲法改正に言及したのは大きな意味を持ちます。さすがに自民党単独では無理だと思いますが、選挙後に「自民党」「公明党」「おおさか維新の会」「日本のこころを大切にする党」で協力すれば十分に憲法改正の発議は可能です。この4党は絶対に投票NGである事を徹底的に周知しなければなりません。




