おおさか維新の会 松井氏「憲法改正に必要な3分の2勢力に入る」と明言 共同代表に片山氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151212-00000560-san-pol
産経新聞 2015年12月12日(土)19時11分配信
おおさか維新の会は12日、大阪市の党本部で臨時党大会を開き、橋下徹大阪市長の代表辞任を承認し、新代表に松井一郎大阪府知事を選出した。松井氏は大会後の記者会見で「憲法改正は党の大きな考え方の一つだ。改正に必要な3分の2勢力に入る」と明言し、憲法改正を目指す安倍晋三首相や自民党との連携に意欲を示した。
橋下徹氏と安倍首相が会談 改憲などで連携アピールか
http://www.huffingtonpost.jp/2015/12/19/hashimoto_n_8846864.html
朝日新聞デジタル 執筆者:朝日新聞社提供 投稿日:2015年12月20日 10時02分 JST
安倍晋三首相は19日、橋下徹・前大阪市長と東京都内のホテルで約3時間半会談した。菅義偉官房長官、国政政党「おおさか維新の会」代表の松井一郎・大阪府知事も同席しており、憲法改正など政策面の連携や来年の通常国会での協力について意見交換したとみられる。首相と橋下氏の会談は6月以来で、18日に大阪市長を退任した橋下氏の「慰労会」として行われた。会談前、首相は記者団に「『ご苦労さま』と言おうと思っている」と述べた。首相は憲法改正などで意見が一致する橋下氏と親密な関係を維持している。会談の背景には、改憲などで互いの連携を深める姿勢をアピールする狙いがある。
「自・公・おおさかで憲法改正を」…橋下氏
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151215-OYT1T50048.html
読売新聞 2015年12月15日 09時00分
「おおさか維新の会」暫定代表だった橋下徹大阪市長が、来夏の参院選でおおさか維新、自民、公明の3党で憲法改正の発議に必要な3分の2超の議席を確保し、憲法改正に取り組むべきだとの考えを示した。ただ、政府・与党は当面、経済政策に力を注ぐ考えで、憲法改正を参院選の争点にすることは容易ではなさそうだ。
橋下氏「憲法改正のチャンス。自公、おおさか維新で『3分の2超え』を」
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1215/jc_151215_2291471802.html
J-CASTニュース 2015年12月15日(火)12時16分
政界引退を表明している大阪市の橋下徹市長が2015年12月12日に行われた国政政党「おおさか維新の会」の党大会後の会合で、16年夏に行われる参院選について「憲法改正の最大のチャンス。自民、公明、おおさか維新で3分の2を超えることを目指して頑張ってほしい」と述べていたことが分かった。憲法改正発議に必要な3分の2以上の議席を獲得し、憲法改正に本格的に乗り出すべきだとの考えを示したもの。12日の会合は非公開だったが、おおさか維新の松井一郎代表(大阪府知事)が12月14日、報道陣に対して発言内容を明かした。
来年の選挙は、本当に「憲法改正」が争点になり得るのだろうか?
公明党の斎藤鉄夫幹事長代行は、「新しい安保法制で憲法9条を変える必要がなくなった。これは9条を守るための法律だ」と主張しています。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015112800198
岸田外務大臣も「当面9条を改正することは考えない」といいました。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/05/kishida-humio-kouchikai_n_8248438.html
自民党は今更「憲法を国民の側に取り戻す」とかいって、96条の改正(憲法改正要件の緩和)を主張しても説得力はないでしょう。
仮にもし、百歩譲って憲法改正の要件緩和が、本当に「国民の側に取り戻す」ことだとしても今となっては無理筋です。「閣議決定による9条の解釈変更で集団的自衛権が可能になった」という反則技を使ってしまいました。これは、「今の政権与党は都合のためなら、国民の側から遠ざけても憲法を変えたりする」ということに他なりません。
まあ選挙の際は、あまり憲法改正は争点にしないでしょう。終ったあとにそれを強く主張する可能性の方が高いです。恐らく、自民党はあの改憲案をそのまま実現しようとはしません。少なくともあれよりは一応マシに見える改憲案(外見的には前よりも一応マシに見えても、実質的には相応にヤバイ代物)を作るはずです。しかし、内閣支持率がある程度高いとはいえ、さすがに基本的人権を蔑ろにしかねないような改憲案を、国民の大半が容認するとは思えません。野党はとにかく、自民党のやろうする憲法改悪には死力を尽くして抵抗してもらいたいです。もし国民投票になったとしても、否決にするためでもあります。
2015-12-15(18:20) : 12434 URL : 編集
複数の方に頂いた情報。おおさか維新の会が大阪市の党本部で臨時党大会を開催。新代表の松井一郎大阪府知事は大会後の記者会見で「憲法改正は党の大きな考え方の一つで改正に必要な3分の2勢力に入る」と明言しました。政策的に遅かれ早かれ自民党や公明党と連携する事は想定してましたが・・・。また、同党は次世代の党と統一会派の結成すると噂されています。おおさか維新の会が目指すのは「首相公選制」や「道州制」の実現で橋下徹個人は自民党の憲法改正草案に反対してますが憲法改正という利害は一致しています。
週刊現代の記事によれば来夏の選挙は衆参同時の可能性があるそうです。衆議院解散の大義名分は「消費税増税の先送り」でダブル選挙になった場合「自民党が300議席以上獲得するのは確実」と見られています。これで「おおさか維新の会」と連携すればほぼ確実に衆参で憲法改正に必要な3分の2勢力を達成できます。同党は支持率も高く反自公票の受け皿に成りつつあるので憲法改正が現実味を帯びてきたのは間違いありません。
現時点で改憲派はすでに巨大な勢力です。しかし、さらに最悪なのは民主党の日本会議に属する議員や保守系議員が分裂するケースです。仮に民主党から分裂した勢力が自公お次の改憲派に合流して「おおさか維新の会」を中心に野党再編が起きれば終わりです。改憲派勢力の3分の2は絶対に防げません。
暫定代表だった橋下徹大阪市長は辞任して「法律政策顧問」に就いて党運営からは外れる模様。おおさか維新の会の新代表は松井一郎大阪府知事、共同代表は片山虎之助参院議員、幹事長は馬場伸幸衆院議員、政調会長は浅田均大阪府議がそれぞれ就任しています。ちなみに、共謀罪を含めた表現規制案やTPPに関するスタンスは自公とほぼ同じなので投票先としてはオススメできません。橋下徹は5年後におおさか維新の会で過半数を目指すと発言しており今後も彼等の動向には最大限の警戒が必要になります。極めて危険な政党です。




