長期政権樹立で改憲視野=第3次内閣は7例目-24日に首相指名
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2014122300231
[時事ドットコム 2014/12/23-14:13]
安倍晋三首相は24日に召集される特別国会で、衆参両院本会議での首相指名を受け、同日中に第3次安倍内閣を発足させる。2度の衆院選を乗り越えた安倍氏は長期政権樹立を見据えており、悲願の憲法改正に向けた環境整備の前面に立つ考えだ。戦後就任した33人の首相のうち、第3次内閣までこぎ着けたのは6人だけで、安倍氏は7人目となる。安倍氏の在職日数は24日で通算1095日に達する。来年9月には任期満了に伴う自民党総裁選を控えるが、先の衆院選圧勝の実績を踏まえ、自民党内では再選は堅いとの見方が強い。安倍氏は衆院選後の15日の記者会見で、憲法改正について「国民的な理解と支持を深め、広げていくために自民党総裁として努力していきたい」と強調した。
第97代総理大臣に安倍晋三氏選出
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141224/k10014240561000.html
[NHKNEWSWEB 12月24日 15時13分]
安倍総理大臣は衆議院本会議と参議院本会議でそれぞれ行われた総理大臣指名選挙で、自民党と公明党などの支持を受けて、過半数を獲得し、第97代の総理大臣に選出されました。これを受けて、安倍総理大臣は24日夜、第3次安倍内閣を発足させることにしています。
先の衆議院選挙を受けて、第188特別国会が24日、召集され、午後、衆議院本会議で総理大臣指名選挙が行われました。その結果、安倍総理大臣が328票、民主党の岡田代表代行が73票、維新の党の江田代表が41票、共産党の志位委員長が18票、次世代の党の平沼党首が3票、社民党の吉田党首が2票などで、安倍総理大臣が自民党や公明党などの支持を受けて、過半数を獲得し、総理大臣に指名されました。
また、参議院本会議で行われた総理大臣指名選挙でも、安倍総理大臣が135票、民主党の岡田代表代行が61票、維新の党の江田代表が11票、共産党の志位委員長が11票、次世代の党の平沼党首が6票、社民党の吉田党首が4票などで、安倍総理大臣が第97代の総理大臣に選出されました。
これを受けて、安倍総理大臣は総理大臣官邸に入り、連立を組む公明党の山口代表と党首会談を行ったうえで、組閣本部を設置して、直ちに組閣人事に着手することにしています。組閣人事では、江渡防衛大臣が再任を固辞する意向を伝えたことから、安倍総理大臣は江渡大臣に代えて、中谷・元防衛庁長官を起用する意向を固めました。
ほかの閣僚については、安倍政権の経済政策・アベノミクスなどを推進していくために継続性を重視し、再任することにしています。安倍総理大臣は組閣を終えたあと、皇居での親任式と閣僚の認証式を経て、24日夜、第3次安倍内閣を発足させることにしています。
本日12月24日に衆議院本会議で安倍晋三が第97代総理大臣に選出され第3次安倍内閣が発足しました。閣僚は第2次安倍内閣のメンバーを引き継ぐ方針だそうですが防衛相は献金問題で辞任した江渡聡徳に代わり中谷元元防衛庁長官になったようです。
アベノミクスの審判と国民を騙した選挙で大勝した事で来年の通常国会は本格的な政権運営が開始されます。野党再編には程遠い状況なのでおそらくは長期政権になるでしょうね・・・。多くの有権者は支持していないのに安倍内閣を止める手段は限られている日本国民にとっては大きな悲劇です。




