共和党“過半数”政権「終わりの始まり」か
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20141105-00000040-nnn-int
[日本テレビ系(NNN) 11月5日(水)16時1分配信]
アメリカ・オバマ政権が大きな転機を迎えている。政権の6年間の評価となる中間選挙で、焦点の上院は、野党・共和党が過半数に達することが確実となった。ワシントンから近野宏明記者が最新情報を伝える。
接戦となっていた州で共和党の当選確実が相次いだ。NBCテレビによると、共和党は過半数の51を上回る議席を獲得することが確実になった。上下両院の多数派を共和党が握るのは8年ぶりとなる。
NBCテレビは開票結果や出口調査に基づき、定数100の上院では共和党が非改選議席と合わせて52議席を獲得する見通しだと伝えた。カギとなったのは8つの接戦州での勝敗。これまでに共和党は5つを押さえ、対する与党・民主党が勝利を確実にしたのはニューハンプシャー州だけにとどまっている。さらに、共和党はウェストバージニアで55年ぶりに勝利するなど、民主党の長年の地盤も奪った。
またNBCは、下院でも半数を大きく上回り、250議席(定数435議席)を確保する見通しだと伝えており、民主党にとっては「大敗」といえる結果だ。オバマ大統領は現在、ホワイトハウスで開票状況を見守りつつ、民主・共和両党の候補者らと電話で話をしているという。今回の「大敗」を受け、オバマ政権の多くの政策は今後、実現不可能となり、残る2年間の政権運営は極めて厳しくなる。
大統領は7日午後、上院の共和党のトップ、マコネル院内総務ら議会幹部らと今後の議会運営について協議する。これまでは上下両院のねじれで政治が停滞していたが、もし7日の協議が物別れに終われば、今度は大統領と議会との対立で「決められない政治」が続く恐れもある。
華々しくスタートした政権の「終わりの始まり」になるのか。オバマ大統領にとってはまさに正念場となっている。
【米中間選挙】推進派の共和党、交渉前進に期待、TPP対日強硬も
http://www.sankei.com/economy/news/141105/ecn1411050040-n1.html
[産経新聞 2014.11.5 22:00]
ライアン氏は2012年の大統領選での共和党の副大統領候補者で、16年の大統領選への出馬も取り沙汰される有力者だ。地元のウィスコンシン州で生産される大豆のアジア市場への輸出を見据え「TPPは米国にとって大きな勝利になり得る」と訴えてきた。
これに対し、貿易拡大で「雇用が奪われる」との意見が多い民主党はTPP交渉の推進には慎重で、オバマ大統領にとっては与党・民主党よりも共和党の方がむしろ立場が近い。このため、日本政府内には共和党の勝利で「交渉に弾みがつく」(高官)と期待する声も上がる。
取り急ぎ御伝えします。米国の中間選挙で上院下院ともに共和党が過半数を確保したようです。オバマ大統領とっては厳しい結果になりました。これは日本にとっても良い結果とは言えずTPP的にも表現規制(主に児童ポルノ方面)的にも共和党は歓迎できません。自民党+公明党+共和党で暗黒時代の到来です。
■TPP反対のアメリカ上院議員 American opposition to TPP
http://tokyomaxtalks.blogspot.jp/2012/05/tpp-american-opposition-to-tpp.html
まとめサイトの情報なので不確かですが・・・。この選挙結果を受けてロン・ワイデン氏というTPP反対派が上院の財政委員長の座を退いたそうです。共和党はTPP推進派で日本に対して圧力を強めてくる事が予想されます。基本的に自民党は米国に逆らわないので譲歩しまくりの可能性もあり得ます。後は日本国内で違憲判決を勝ち取るしかないですね・・・。




