英国で、制服を着た女の子の性的描写のある日本風の漫画やアニメが児童ポルノだとして所持罪で起訴された39歳無職男性が有罪に。非実在では初のケースだそうです。執行猶予つきの懲役9ヶ月の刑。動画も合わせ400近くあったデータは全て非実在 http://t.co/xLP1cllBna
— てんたま (@tentama_go) 2014, 10月 21
英国での非実在児童ポルノ有罪判決はWIREDに訳が。2010年から非実在もNGに変わったみたいですが、それよりも前である6年前にトゥームレイダースタイルのCG画像所持で起訴され、2008年からの性犯罪者強制プログラムを完了してた様子 http://t.co/q18tBcTAct
— てんたま (@tentama_go) 2014, 10月 21
英国男性が6年前に起訴された“トゥームレイダースタイル”の画像について彼は「疑似写真」と主張したようですが、すごく出来がよく、「暗く不快な世界への入口になる可能性」として有罪に。その際同時に日本式の漫画画像も発見されたものの、2009年のことなので違法扱いは受けなかったみたい
— てんたま (@tentama_go) 2014, 10月 21
“子どもに関する性的描写のある漫画アニメ所持”について、彼は20の罪で起訴され、うち10を認めてたようですので、児童ポルノ所持以外にも色んな罪状で起訴されてた様子。著作権侵害なども含まれてたのかも。児ポ所持については彼は認めず、今回の有罪判決に
— てんたま (@tentama_go) 2014, 10月 21
英国は児童ポルノ規制について疑問を差し挟める空気に現在なく、先日英国の作家ジョン・グリシャム氏が親友が酔った勢いで児童ポルノサイトにアクセスし投獄されたことを挙げて「刑罰の期間が長すぎでは」と疑問を呈しましたが、この記事の後に謝罪 http://t.co/GHcmSpA5dx
— てんたま (@tentama_go) 2014, 10月 21
報道されているイギリスの非実在児童ポルノ事件ですが、詳細な立法背景を知りたい方は、ぜひ国会図書館:立法情報「【イギリス】検死官及び司法法案」をご覧くださいませ。
http://t.co/HZ95t3vGet
— 荻野幸太郎 (@ogi_fuji_npo) 2014, 10月 21
国会図書館:立法情報「【イギリス】検死官及び司法法案」より
「(イギリス)政府は、これらの画像と児童に対する性犯罪の間における因果関係を証明する研究は存在しないことを認めており、警察及び児童保護関係者が当該画像が潜在的犯罪者の不適切な感情を煽ることを「懸念」」
— 荻野幸太郎 (@ogi_fuji_npo) 2014, 10月 21
議会は「根拠はないんだけど、不安だから規制したい」と法律を作ってしまい、裁判所はこのほど「フィクショで何度も描かれたら、そういうのが現実でも容認されると思っちゃうでしょ」「二次コンの人間なんて社会にとって必要ないでしょ」と切り捨ててしまったわけですね。まさにソドミー法の発想です。
— 荻野幸太郎 (@ogi_fuji_npo) 2014, 10月 21
英国の主要な(実在)児童ポルノ禁止法制である「児童保護法」と、非実在児童ポルノ禁止法制としての「検死官及び司法法」の関係については、『改正児童ポルノ禁止法を考える』で高麗大学の朴景信教授が論じていますので、ぜひご覧になって下さいませ。
http://t.co/TFoRRjc30T
— 荻野幸太郎 (@ogi_fuji_npo) 2014, 10月 21
http://otakurevolution.blog17.fc2.com/blog-entry-2697.htmlの続きです。空想上の画像を観ただけで実際に誰にも会っても触れてもいないのに逮捕される先進国に絶句しますが英国とカナダは規制派の理想郷で日本の未来の姿である事を忘れてはいけません。また、英国議会が「根拠はないんだけど不安だから規制したい」で規制を強行した事に恐怖を感じます。
児童性虐待と聞いてイメージするのは幼い子どもを強姦するような場面を連想するでしょうが逮捕の理由はフィクション=空想の産物です。英国は児童ポルノと創作物は別の法律で規制してる筈ですが創作物の方は完全に法律としてバランスが崩壊しています。本当にひどい話です。
疑似写真から実在の児童へ矛先が向いたなら問題ですが疑似写真から二次元に向かっているのに何の問題があるのか全く理解できません。児童ポルノ対策を錦の御旗に「何となく子ども達を守ってる気になれる」のが創作物規制です。余程冷静な人でなければ取り込まれてしまいます。
道徳観と嫌悪感と安全利権が合わされば憲法すら越えて「根拠はないんだけど不安だから規制したい」が可能になる。日本でも特定秘密保護法や改正児ポ法で現実に起きています。本来ならば道徳観ごときで近代法の基本原則を無視する事などあってはならないのです。
裁かれた人は児童性虐待者のレッテルを貼られて社会から抹殺される。結局、児童ポルノ禁止法の恐ろしいのはこの社会的なダメージです。日本でも所持罪が成立しましたがこの流れを何としても止めないと特定秘密保護法など遥かに超える悪法になります。
すでに規制派は「日本も英国に倣え」と主張しています。赤松健氏の言うような「適切な説明」を早急に組織的な広報力を活かして行うべきです。個人的には「憲法の基本」を徹底的に教育するように呼び掛けていく必要があると思いますが・・・。




