No title
土屋議員が廣田さん始め4人の反対派から土屋議員へ疑問を聞いて貰ったり、土屋議員自身の理想の規制法を語ってもらおうという感じでしたが、結論から言うと土屋議員、何も答えてくれませんでした。自分の考えた規制法案も作っていないようです。
とにかく確実に人を犯罪者に変える悪影響が無いとも有るも言えないけど心配という感情論だけで何度も論点をループさせるだけなんですけど、個人的にゾーニングやレイティングを法で敷きたいように感じました。
あの場に居たら土屋議員に個人的に伝えたかったのは。
悪影響の根拠を科学的に出してください。出口保行教授も仰っていましたが、被害者の気持ちどころか、リスクもコストも考慮しないサイコパスはどうしようもありません。表現禁止や言論統制なんて、そんな一握りの「犯罪者様」のご機嫌を伺う為に、万人が不利益を被り、人権を侵害される社会です。これでは弱者の為でなく、犯罪者という特権階級の為の保護法益です。
ゾーニングやレイティングは既に敷かれてますよ。この時点で既に土屋議員の懸念される問題は解決しています。
小説は子どもは読まないとか、中学生はもうライトノベルを読み始めますし、ハリー・ポッター以来小学生の児童文学ブームは続いています。 小説は想像力が必要なので悪影響を与えないという根拠は?成人ですが、江戸川乱歩の作品を読んで殺人を犯した者も居ます。表現規制よりも貧困で精神を病んで虐待に走る保護者を減らす為に経済振興を。表現規制なんて不況へのアクセルです。
廣田さん始め、反対派の方々がしっかりしてらして良かったのはさて置き。
土屋議員個人は自分が規制派だったらと思うと、ダメダメ過ぎで頭が痛かったのですが、何よりこの席に着いてくれただけで誠実な人だと思いました。4対1で突っ込まれまくっても、声を荒げたり、反対派の皆さんを罵倒し始めたりしませんし、主張はおかしくても、姿勢や態度だけでも紳士的だったと思います。
(腕組が無礼とか言われてましたけど、あれは突っ込まれまくって委縮してしまっての「無意識の防衛行動」だと思います)
葉梨議員や北原みのり氏のように突っ込まれて詰まると激昂したり、アグネス・チャン氏みたいに泣きだす等の奇行で周囲の同情を買おうとするような、イタい人ばかり観て来たせいか、好感すら感じます。若い規制反対派の方でも話し易い規制派のように感じました。
それよりも視聴者に、土屋議員へ身体的な侮辱等の罵詈雑言のコメントをぶつける不心得者が居た事が残念でなりません。
穿った見方をすると「ガキなんて大人な俺が一括してやれば一捻り!」くらいに嘗めて来ていたのかもしれませんが(先日のTVタックルでそれは経験済みだと思いますけど)、本当に頑固なおじいちゃんって感じでした。
これでも「議員」でなければ良いんですけど・・・。
番組は時間切れで終わってしまいましたが、頑固な頭に良い影響があると良いのですが。
あとはこれを見聞きした規制派でも反対派でも無い人がどう思うかです。
2014-09-11(22:02) : ネットマスゴミ URL : 編集
http://otakurevolution.blog17.fc2.com/blog-entry-2673.htmlの続きです。本日放送、廣田恵介氏の「表現の不自由第二回」を視聴しました。規制派議員の土屋正忠(自民党)を招いてテーマは「エロ漫画規制は是か非か?」です。ネットマスゴミ氏のコメントと合わせて感想を簡単に書いてみます。
児童虐待アニメなる新たな造語が登場したのは苦笑しましたが反対派の方が主催なので全体的に雰囲気も良く反対派アウェーな空気はありませんでした。前半は土屋正忠の独壇場、後半は反対派のターンという感じです。只、罵詈雑言やヲタク層が煽ってるとしか思えない視聴者のコメントが少なからずあったのは残念だったです。
土屋正忠の言ってる事は基本的にTVタックル出演時と同じですが論点ずらしと詭弁ばかりで前半は会話が成立してません。肝心な所は濁してるので悪影響論の根拠になりそうなデータは無い模様、社会秩序が乱れるという実例、特定の表現が犯罪を誘発するという科学的根拠、まずはこれを明らかにしないと話になりません。
■古いタイプの強力効果論信者
土屋正忠の主張を改めて見て感じたのは「古いタイプの強力効果論信者」という事です。強力効果論に関しては御承知の通りなので省略しますが「熊本女児殺害事件」の様に極端に稀なケースを一般化して理論化して感情論をプラスして攻めるのは規制派の常套手段です。
根幹にあるのは「自分が不愉快だから規制しろ」です。年齢的なものをありますがこういう頭の固いタイプは厄介です。さらに「個人法益と社会法益」「児童ポルノと猥褻表現」を混同してる様に見えます。個人的な理想を語るのはいいですが少々不勉強です。
■社会的影響
創作物の社会的影響を強調しています。流通してる事が問題といいますがすでに規制されてるんですよね・・・。この人は漠然とした規制賛成派で「表現の自由」は元より「ゾーニング」や「レーディング」に関してもよく理解してない様に見えました。イメージだけで語ってる印象です。児童買春や二次元キャラの人権まで話が飛んだのはPAPSあたりに何かを吹き込まれたのかな?。
■全体的な感想
話下手で外野の私が言うのもあれですが・・・。一般人と政治家が議論できたのは凄い事ですが反対派がツッコミ切れずに逃げ切られた印象です。与党が圧倒的な議席を持ってるのでこの程度の認識でも簡単に規制を正当化できます。先手必勝の政治活動が出来なければ今度こそ終わりです。
>とにかく確実に人を犯罪者に変える悪影響が無いとも有るも言えないけど心配という感情論だけで何度も論点をループさせるだけなんですけど、個人的にゾーニングやレイティングを法で敷きたいように感じました。
青健法で流通規制→次回の児ポ法改正もしくは別の法律で表現規制、今後はこの流れになると思います。出版業界全体で規制に抵抗して「取次」を味方に付ければゾーニングやレーディングはどうにでもなるのでそれが出来るかどうかです。
>小説は子どもは読まないとか、中学生はもうライトノベルを読み始めますし、ハリー・ポッター以来小学生の児童文学ブームは続いています。
この「子どもは小説を読まない論」は都条例改正の時から広まりました。麻生太郎も国会で同じ様な発言をしてるので警察関係者に吹き込まれたのだと推測できます。
>あとはこれを見聞きした規制派でも反対派でも無い人がどう思うかです。
これはどうでしょうかね?。そもそも表現規制に興味の無い人はアクセスしないテーマな気がします。言ってる事は支離滅裂ですが政治家特有の喋りの上手さで第三者にはそれっぽく映ってしまうのではないかと思います。




