【二次元規制問題の備忘録】山田太郎議員「児童ポルノ法改正案がGW明けに衆議院の法務委員会にかかるという情報がある」
http://nijigenkisei.ldblog.jp/archives/37610319.html
2014年4月16日に放送されたニコ生で、二次元規制反対派の山田太郎議員が国会における児童ポルノ法の動きについて語ってくれました。山田議員の実際の発言を文字起こししたので以下に公開します。
No title
ただいまみんなのさんちゃんねるから帰って参りました。今回緊急ニュースが入って来ましたのでご報告します。
山田議員の元に児童ポルノ法はGW明けに審議されるという情報が入ってきたそうです。新しく法案が提出されるらしくまだ原文が手に入っていませんが、附則2項の削除は不明(山田議員は削除されているのではないかという見立て)3号の規定が変更されているのではないかという情報です。
問題はここから、法案は委員長提案で提出されるという事。つまり委員会で審議されずそのまま採決されるとの事。要望書も効果がないとのこと。これはやっかいです。
昨日今日入ってきた情報なので、まだ混乱しているそうで、詳しく情報が入り次第追加でお知らせするとの事です。原文も届き次第山田議員のHPやAFEEのHPに載せるとの事です。
報告は以上になります。
2014-04-16(23:04) : 名無しのゴンベ URL : 編集
No title
参議院議員 山田太郎 @yamadataro43
■衆議院法務委員会状況
継続審議:4本(うち1本が児ポ法で議員立法)
今国会での政府提出法案:8本
今国会での議員立法法案:1本
合計:13本
現在、3本の採決が終わり、23日ごろにはもう3本の採決が終わる見込みです
2014-04-17(19:02) : URL : 編集
虹乃ユウキ氏&名無しのゴンベ氏より頂いた情報。リンク先は必読です。児ポ法改正三党案がいよいよGW明けに法務委員会で審議される様です。情報源は4月16日放送の「みんなのさんちゃんねる」です。陳情や手紙はGWに入る前にやらなければ間に合わなくなる可能性が高いです。動ける人は早めに何かしらのアプローチはしておく必要があります。
厄介なのは「委員長提案」で提出される事です。これは委員会で審議されずにそのまま採決されます。一応「与野党の合意」が条件ですが今の法務委員会の面子を見ると事実上の素通りになる可能性も高いと思います。皆様。早めに「法務委員会」に意見してください。スピード勝負です。
No title
とりあえず条文が出んことには何んとも言いようがないな。
2014-04-17(22:29) : URL : 編集
通常はきちんと法文をチェックして問題点を指摘するのが普通です。しかし、今回に関してはそれでは間に合いません。攻め方としては「現在明らかになってる三党案」に対する反論でOKです。理由は定義の明確化にしろ所持規制にしろ創作物規制にしろ殆ど問題点は共通してるからです。性的好奇心目的の所持処罰に反対する事はそれに類似する所持規制に反対する事にもなります。
No title
2004年通常国会において撤回された法律案は、単純所持の違法化を含むものでした(撤回法案6条の2)。その点について政党間で合意に至らなかったため、合意が取れていた提供等の禁止、法定刑の引き上げなどについて法案が作成され、全会一致の下で委員長提案されたものです。このときも、参議院では1日だけですが委員会を設定して、全会派賛成とはいえ実質審議を行っています。
ただ、全会派が一致できる法案が提出しやすい状況が整っていた2004年改定に比して、今回は、もともと自公維が提出している改定案の内容が内容なだけに、最終的に全会一致の成案にできるのか個人的にやや疑問に感じています。色々気になることはあるのですが、特に参院法務委員会には共産党の議席があります。共産が簡単に所持規制に賛成するのかどうか…。
2014-04-17(19:28) : rede URL : 編集
No title
ふと思ったのですが、委員長提案(委員会で審議せず)って過去に事例ってありましたっけ?。違法ダウンロード罰則化や特定秘密保護法の時は中身(審議時間等)はともかく、とりあえず審議はやってましたから。
2014-04-17(12:36) : W-B URL : 編集
No title
>>ふと思ったのですが、委員長提案(委員会で審議せず)って過去に事例ってありましたっけ?
実は10年前の児ポ法改正の時も委員長提案で成立しています。
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/kaiji159.htm
青少年問題に関する特別委員長が提案というのはきな臭いですが、このときは与野党協議の上、与党案撤回という形で成立しているため、そんなに悲観的になる必要はないと思われます。
また、この件に関しての赤松氏の見解です。
https://twitter.com/KenAkamatsu/status/456661490934636544
2014-04-17(16:03) : ももも URL : 編集
No title
>実は10年前の児ポ法改正の時も委員長提案で成立しています。
法案提出から成立までの流れを会議録を交えて見てみましたが、衆議院では青少年問題に関する特別委員会、参議院では法務委員会でやっていたようです。
第159回国会 青少年問題に関する特別委員会 第5号(平成16年6月1日(火曜日))
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/007315920040601005.htm
第159回国会 法務委員会 第23号 平成十六年六月十日(木曜日)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/159/0003/15906100003023a.html
衆議院では委員長からの趣旨説明のみ、起立による採決はありました。参議院では趣旨説明と質疑が行われ、その後即採決でした。
参議院では葉梨議員から次のような発言も出ていました。
(引用開始)
○衆議院議員(葉梨康弘君) いわゆる単純所持の問題についてお答えいたします。
国連の例えば児童の売買、児童買春及び児童ポルノに関する児童の権利条約の選択議定書などの国際約束でも、各国に単純所持の犯罪化を義務付けるまでには踏み込んではいないんですけれども、諸外国によっては単純所持をしっかり処罰している国ということを承知しております。
ただ、児童ポルノについては、実は国によって、例えばコミックですとか、あるいは大人が児童に成り済ましたポルノの問題、これに対しても厳しいといったように、運用の在り方、あるいは社会悪である児童ポルノに対する接し方が多少違いがあるのは事実です。やはり、私どもの国においても、しっかりと運用を積み重ねて、国民意識の高揚を図りながら処罰化の是非の議論を詰めるべきと判断して、今回は罰則なしの禁止規定については法文化はしなかったわけです。
しかしながら、児童ポルノの所持が児童に悪影響を与えることは明白です。そして、今回の法律案でも、提供目的の所持を禁止するなど要件の拡大を図っています。児童ポルノが大きく児童の権利を侵害するものであること、これをしっかりと教育、啓発することに努めて、そしてその中で議論を詰めながら、例えば三年後には必要な見直しを図っていきたいというふうに考えております。
(引用終了)
現時点で法務委員会への注視がなされていると思いますが、青少年問題に関する特別委員会にも注視したほうがいいかもしれません。実際にそこでも児童ポルノについて言及している事もありますし、これは推測ですが、青少年委員会から法務委員会という流れが事例としてある以上、衆議院にて法案そのものを青少年委員会に移すという可能性も頭に入れておいたほうがいいかもしれません。これは青少年健全育成基本法にもいえると思います。
2014-04-17(21:02) : W-B URL : 編集
私がこの件に関心を持ったのはこの翌年なので詳しくは知らなかったのですが確かに2004年の改正は委員長提案でした。この時はまだ与野党の戦力が拮抗していたので何とかなりましたが今回は本当に厳しいです。特に「維新の会」と「公明党の躍進」は厄介です。所詮は自公議員なので望み薄ですが法務委員会の面子は更新されており去年よりは多少マシになっています。逆に困ったのは民主党です。枝野議員や辻本議員が居なくなってしまいましたね・・・。




