細川氏「原発の問題を争点とさせまいとする力が働いた」
http://news.nicovideo.jp/watch/nw945260?news_ref=w_topics
[BLOGOS 2014年2月9日(日)20時49分配信]
9日に投開票が行われた東京都知事選で、舛添氏に敗れた元首相の細川護煕氏が会見を開いた。
会見冒頭で、細川氏はまず自らの支援者に対して謝罪の言葉を述べた。敗因については、「自身の逡巡があり、準備期間が短かったこと。脱原発が争点として取り上げられなかった。原発の問題を争点とさせまいとする力が働いたこと」などを挙げた。その上で、「日々街頭で感じた熱と選挙結果の落差の大きさに、改めて努力の足りなさを痛感する」と話した。
さらに、「(反原発を主張する候補の票数を合わせると)再稼働に反対する都民の意志がかなり明確に示されたのではないか。脱原発の活動を信念として、次の世代につなげていく。脱原発はイデオロギーの問題ではありません。今を生きる人の覚悟の問題だともいます」と、自身の脱原発活動への思いを話し、「脱原発の活動に改めて火を灯すことができたと自負している」とした。
今後については、「今回の結果は、結果として受け止めて、この選挙が終わった段階から、広く連携し、脱原発の活動を自分の信念として、次の世代につなげていくつもりです」と述べた後に最後に、改めて自身を支援した小泉元首相に対して謝意の言葉を述べて会見を締めくくった。
なお、細川氏を支援してきた小泉元首相は選挙結果を受け、『残念な結果ですが細川さんの奮闘には敬意を表します。これからも「原発ゼロ」の国づくりを目指して微力ですが努力を続けてまいります』とコメントしている。
厳密には「争点にしようとする力が足りなかった」というのが正解だと思います。只、陰謀論的な話で現実味が無いと思われがちですが今回の場合本当に原発推進派の妨害は凄まじいの一言でした。新聞やテレビは露骨に細川氏というか小泉氏の存在を消そうと偏向報道を繰り返しています。この事は一部の週刊誌で暴露されています。
一方で都民の関心事は「福祉」や「雇用」でありそれを見抜けなかったのは痛かったです。その辺は全て後手後手になっては都民の心は掴めません。シングルイシューに無理があった事は初めから明らかだったのにそれに気付けなかったのは細川陣営の失策です。
脱原発はイデオロギーの問題では無いというのは正論、これで本当の意味で国民を守る人は居なくなってしまったのは無念です。Twitterの反応を見ると相変わらず頭の悪い細川氏バッシングが多いです。彼等はクソの役にも立たないイデオロギー論ばかりで何を最優先にすべきか全く理解してません。東日本大震災の悲劇はとっくに忘れ去られてしまったんでしょうね・・・。
「脱原発」に一定の支持=電力業界、再稼働への影響注視―都知事選
http://news.nicovideo.jp/watch/nw945284?news_ref=w_topics
[時事通信社 2014年2月9日(日)20時54分配信]
東京都知事選で「即時原発ゼロ」を公約に掲げた宇都宮健児前日弁連会長と細川護熙元首相は、舛添要一元厚生労働相に敗れたものの、一定の支持を集めた。都民の間で、原発依存への否定的な意見が根強いことが示された格好だ。脱原発を求める世論が一段と高まれば、原発再稼働にも影響が出る可能性があり、電力業界は動向を注視している。
細川票と宇都宮票を足しても舛添票に及ばなかったものの肉薄する数字だったのは救いです。負けは負けですがそういう意味ではある程度のインパクトは残せたと思います。舛添支持層にも脱原発派は多かった様なのでこの反省を活かして次に繋げられるかが課題です。来るべき大災害の前に何としても脱原発に舵を切るべきです。
野党、脱原発票「二分」に複雑=都知事選
http://news.nicovideo.jp/watch/nw945335?news_ref=w_latest_pol
[時事通信社 2014年2月9日(日)22時58分配信]
9日投開票の東京都知事選で細川護熙、宇都宮健児両氏に「脱原発」票がほぼ二分したことについて、支援した各野党は複雑な反応を示した。
細川氏を実質支援した民主党の松原仁国対委員長は記者団に「(知事選結果で)国政への影響が生まれるとは考えていない」との見方を示し、同様に細川氏を支援した結いの党の柿沢未途政調会長は記者団に「自公政権に立ち向かう側がばらばらに候補者を擁立し、所期の目的を達成せずに終わった。反省しなければならない」と指摘した。生活の党の鈴木克昌幹事長は取材に「これで原発再稼働が容認されたわけではない」と強調した。
一方、宇都宮氏を推薦した共産党の山下芳生書記局長は記者会見で、「安倍政権の暴走への審判と、暮らし・福祉第一への都政の転換が問われた選挙だった。(候補者を)一本化する条件はもともとなかった」と語った。
都知事選、舛添氏が圧勝=「原発ゼロ」宇都宮氏ら抑え―投票率46.14%の低水準
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140209-00000098-jij-pol
[時事通信 2月9日(日)20時1分配信]
舛添氏の得票数は211万2979票で、宇都宮氏(98万2594票)、細川氏(95万6063票)に大差をつけた。
投票率は46.14%。2012年の前回(62.60%)を大幅に下回り、過去3番目の低水準となった。
自公政権の暴走に拍車を掛けてるのは野党の無能さです。太字の部分に要注目。衆議院選、参議院選、都議選、そして今回の都知事選、彼等は同じ理由で敗れています。選択肢が多ければ多い程有権者は無難は所に投票します。与党に立ち向かう側がバラバラでは勝てる訳がありません。
2012年の衆議院選は別として。さすがに3回目ともなると呆れてものも言えません。小異を捨てて戦略的になる事が急務です。例えば「脱原発」はほぼ全ての野党が賛成しています。これだけを理由に結束すればそれなりに選挙戦を戦えます。この程度の事も出来ないのではやはり与党は好き勝手やりますよ。そういう意味で宇都宮氏は共産推薦候補という感じで頭が固すぎます。




