迫る東京都知事選告示!「表現の自由」から見た各候補者のスタンス
http://otapol.jp/2014/01/post-459.html
[おたぱる 2014.01.19]
今月23日に告知される東京都知事選。近年、マンガ・アニメを愛好する人々の間では、選挙の度に「表現の自由」を守ってくれる候補者への応援を呼びかけるのが定番だ。
東京都知事選は、地方自治体の首長を決めるものに過ぎない。だが、2010年の東京都青少年健全育成条例改定をめぐる騒動で明らかになったように、出版社のほとんどが東京都に集中している性質上、東京都の「不健全図書」指定制度は、全国の影響を及ぼす。そのため次の都知事の「表現の自由」、マンガ・アニメに対するスタンスを知ることは欠かせない。
果たして、現在出馬が取りざたされている人々は「表現の自由」に対して、どのようなスタンスを取っているのか? 各候補者が、後出しジャンケンを競う中で、それを明らかにする情報は少ない。なにより、今回の選挙で争点になりそうなのは「原発」と「オリンピック」である。ゆえに「表現の自由」について言及する候補者がいるとは思えない。
そうした中で唯一「表現の自由」の問題に言及し、マンガ・アニメを愛好者からの支持を集めそうなのは、前回12年時に続き出馬を宣言した、宇都宮けんじ氏だ。宇都宮氏は、前回の出馬において「表現の自由都市」と公約としてして掲げ、秋葉原での街宣の際には『魔法少女まどか☆マギカ』のコスプレをした女性が登場し注目を集めた。
宇都宮氏の掲げる「表現の自由都市」とは、具体的には「デモ・集会規制、マンガ規制、クラブ規制」を見直すというもの。この公約は、今回も継続されると考えられており、引き続きマンガ・アニメ愛好者からの支持を集めそうだ。ただ、宇都宮氏の強力な支持母体となっているのは日本共産党だ。同党は近年になり東京都青少年健全育成条例改定問題、児童ポルノ法改定問題で規制強化に異を唱えているものの、党内では自由な言論に統制をかけているという事実もある(参照)。ゆえに「表現の自由都市」という公約が実現されるかは、大いに疑問だ。
今回、有力な候補とされる舛添要一氏は、明確な発言はないものの、過去には憲法改正論議の中で「(自民改憲案の)二十一条の表現の自由につきましては、有害図書の氾濫ということは公の秩序に照らして制限され得る旨を追加したい」という発言を行っている(2005年4月6日 第162回国会 参議院憲法調査会での発言)。この発言から見るに、オリンピックに際して公の秩序に照らしてエロ規制あたりを強化する可能性も否定できない。
いずれにしても、現時点では「表現の自由」をめぐる各候補者の態度を知る材料は、判断できるだけのレベルに達してはいない。意外なところでは、都知事選への出馬を表明している田母神俊雄氏なんて、同氏の娘がエロマンガ編集部でバイトしていたことがあるのは、業界では広く知られた話。しかし、だからといって「表現の自由」に理解があるかは疑問だ。
あらためて立候補が確定した後に、各候補者への取材を行い、報告したい。
(文/昼間 たかし)
(sic)氏より頂いた情報。表現の自由から見た各候補者のスタンスです。公示日も近いので「○○に投票を」的な話は早めにしておきます。表現規制だけで判断すれば宇都宮健児氏一択です。
しかし、現時点でこの手のテーマが選挙の争点になる事はあり得ません。都民の関心も低いです。そこまでのレベルに達するには業界側の努力が足りないからです。児童ポルノ規制(単純所持禁止)も同様。規制派は国際問題に見せ掛けてますがこんなものはマイナー中のマイナーな問題です。
ヲタク趣味がある人は別として。無関心な人を取り込むのは極めて難しいので表現規制は「投票する際の判断材料のひとつ」に留めて「脱原発」「憲法改正反対」「国家戦略特区反対」「TPP反対」などを主軸に周囲に呼び掛けるのが無難だと思います。
No title
田中 達也 @yatanakakamaga1
本日の会合場所の近くに細川もりひろ候補の事務所があったので、少し見学させていただきました。表現規制については中立でこれから勉強させていただきますのこと。賛成しなければ良いけれど。
田中 達也 @yatanakakamaga1
@morihirotokyo お昼にお邪魔をいたしました田中達也と申します。本日は長々とお邪魔して申し訳ありませんでした。表現規制問題についてお話しを聞いてくださりありがとうございました。示される公約の参考になればうれしく存じます。それでは細川候補のご健闘をお祈りいたします。
以上です。細川氏の表現規制に対する姿勢を聞いて下さった方のツイート。今の所中立でどっちに転ぶかは分りませんが・・。
2014-01-20(17:08) : 名無しのゴンベ URL : 編集
No title
http://inagist.com/all/414297381551616000/
>舛添要一元参議院議員の表現規制に対するスタンスは、規制派寄り。07年8月
>5日の”たかじんのそこまでいって委員会”では、早期の児ポ法改正と青少年健
>全育成基本法制定を主張していた。
舛添の言ってることは公明党のコピーペーストです
そもそも舛添は自民党の片山と政略結婚していて、離婚して離党後は創価学会の幹部の女性と再婚したのです
結果的に自民党にさきがけ公明党の支持を取り付け
公明党が押す形で自民が舛添の支持を決めました
なので基本的に桝添は公明党、創価学会の代弁者になる形です
統一教会と同じく宗教的な立場から有害情報の表現規制には賛成しています
公の秩序なんていい方していますが「自分達の気に入らない物」を排除したいだけです
まぁそれが正義だという考え方もあるでしょう
しかし何度も言われていますが国民主権に置いて政府が思想に基づき国民の自由を規制する権限はありません、犯罪とは人が人を傷つけた場合に発動するもので、被害者がいないのに「政治家が気に食わないから」と取り締まるのは間違いです
自分達の思想や宗教を「公の秩序」という言葉でごまかしているのです
2014-01-20(00:58) : URL : 編集
三重に恥ずかしい舛添要一 ―矛盾だらけのこの男に都政は任せられない
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/5cbd6f1439481e2cc8399bdf13844d2d?guid=ON
舛添氏が中心になってできたという2005年の「新憲法草案」の24条には、「家族は互いに助け合わなければならない」と書いています。憲法の条文に道徳は不要なのに、しかも当の本人は離婚経験者ですよ。
そんな人が今の自民党の改憲案に反対しているのだから非常にいい加減には見えます。
そういえば、創価学会は戦前に治安維持法などで弾圧されましたからね。舛添氏の心変わりの理由はそれかもしれません。もちろん信用できるとはいえませんが、少しぐらいは気休めになるかと。
2014-01-20(07:23) : 12434 URL : 編集
シビリアンコントロールについて
http://ameblo.jp/toshio-tamogami/archive-201111.html
個人的には、田母神閣下は政治家になってはいけない人物だと思います。
この方は文民統制すら理解していないですからね。軍人だって人間ですよ。暴走とまでもいかなくとも、誤った判断をして惨事を招くこともある。だから国民によるそれなりの軍隊への歯止めや統制は必要です。
あとこの記事を読んでつい笑ってしまったのは次の一文です。
>自衛官は私をはじめ本当に穏やかでいい人が多いのに。
そんないい人が、なんでレイプ被害者女性を冒涜したのでしょうかね?
全然穏やかに見えませんな。
2014-01-20(19:09) : 12434 URL : 編集
細川護煕氏。田中達也氏のツイートによれば「これから勉強させて頂きます」という事で「中立」だそうです。始めから賛成ありきよりはマシなので投票先としては悪くないです。宇都宮氏と二択になってしまったのは非常に痛いですね・・・。
舛添要一&田母神俊雄。リンク先は必読です。これは私が一貫して主張してる事ですが「創作物規制」や「単純所持禁止」の様な悪法に反対して「本当の意味で国民を守ってくれる人」ならば田母神俊雄でも誰でもいいのです。只、現状「保守系政治家」の大多数は「葉梨にならないレベル」が殆どなので此方の方面ではまったく期待できないと思います。




