児童ポルノ法に代わって伏兵登場。「青少年健全育成基本法案」が11/1に自民の部会で議論されることが決定。青少年に有害なものをなんでも規制でき必要とあれば立法も可能な万能系法案です・・・ http://t.co/2xsd4paOHC
— てんたま (@tentama_go) October 29, 2013
「青少年健全育成基本法」ですが、自民の参院選公約にも入れられていて、いずれ出てくることはわかっていた法案です。ただ、児童ポルノ法案の方が先に自民内で浮上し一度は国会提出までされました。赤松先生達がじかに自民の部会に乗り込むといった活躍などによって差し戻しになりましたが・・
— てんたま (@tentama_go) October 29, 2013
青健法もそのうち出てくるとは思ったけど、思った以上に早いです・・児童ポルノ法が抗議もあって自民内部でも紛糾気味なだけに、規制派がこちらに作戦を切り替えたかもですけど。TPPとかで「政策集は公約ではない」とか安倍政権言ってるんだから、同じくこちらもポイでいいのに・・
— てんたま (@tentama_go) October 29, 2013
児童ポルノ法案に続いて暴力描写規制の動きが自民内にあるという情報があり、公約とあわせるとそれが恐らく青少年健全育成基本法だろうとは考えてたのですが、逆に言えば児童ポルノ法改正が目処がついてからという風な判断でいたので、児童ポルノ法を追い越すような動きになったことを伏兵と書きました
— てんたま (@tentama_go) October 29, 2013
児童ポルノ法案は提出時の手続き不備もあって自民内でも紛糾気味という話が先日の記事でもありました。実際差し戻しになってから多少なりと経っているのに、議論が進んでる様子がないようです。その中で本来2番目だった青少年健全育成基本法が部会に出されるのは、規制派側の作戦変更とみた方がと
— てんたま (@tentama_go) October 29, 2013
@Mr_arsenicum 児童ポルノ法が表現の自由でもめた以上、この法案が動くのは児童ポルノ法の自民内の態度が確定してからと考えてました。以前の「性描写規制の次は暴力表現規制だ」という山田議員からの情報からしても第2弾が青健法というように読めましたので・・
— てんたま (@tentama_go) October 29, 2013
複数の方より頂いた情報。11月1日に自民党内で「青少年健全育成基本法案」の議論がある模様。私自身、てんたま氏と同意見で児ポ法改正の後に創作物規制用に進められると思っていました。此方が先に来るとは予想外です。因みに「政調、青少年健全育成調査会」が主催。中心は中曽根弘文議員の様です。
@Mr_arsenicum この法案自体は特別何かを規制するわけではないですが、自粛規制の強要や規制法案作成に「健全育成のため」というおすみつきを与える働きをもっています。なので、各法案の抵抗しにくさを上げはしますが、冤罪の危険を訴えるなどの抵抗できなくなるわけではないです
— てんたま (@tentama_go) October 29, 2013
@Mr_arsenicum ゲームにたとえれば、規制派側に恒久的な攻撃力アップ効果が加わるような法案と思えばいいんじゃないかと
— てんたま (@tentama_go) October 29, 2013
@kaisatuguti 都条例を万能化して全国適用したような法律ですが、冤罪性が低いので、児童ポルノには反対もしくは慎重の議員さんでさえこちらの法案には賛成がいらっしゃるんですよね・・・
— てんたま (@tentama_go) October 29, 2013
@Saihou_hydraulc 法案そのものは罰則がありませんので・・・ただ、「青少年に有害なものは立法含めて対策可。回りは青少年からそれを防止する努力義務がある」 言ってみればこれのオンパレードなんです<条文 なのでどこまでも拡張できるけれど、これ自体は拡張前のテンプレート
— てんたま (@tentama_go) October 29, 2013
@kaisatuguti 青健法なので、メディアも警戒はすると思うんですが、安倍政権になってからメディア対策がすごく(先日のNHK人事とか)、前回と同じようにメディアが味方についてくれるかどうかがまだ読めません・・・あの委員会は年がら年中あの調子みたいなので、なんとも。
— てんたま (@tentama_go) October 29, 2013
てんたま氏の仰る様に「青健法」はそれ単体で特定の表現を規制する内容ではありません。現時点では「罰則」も無いです。しかし「自粛規制の強要」や「規制法案作成の支援」といった意味では極めて危険な法案です。児ポ法と同じく「○○年毎の見直し規定」がある筈なので成立した後が問題です。
特に「自粛規制の強要」は改正都条例の比ではない萎縮効果があります。改正都条例は規制も自粛も要求していません。石原慎太郎も当時「表現するのは自由」と言ってました。しかし、実際は深刻な自主規制が起きています。青健法はそれ以上のインパクトがあります。
逆に言えば業界側が今の「無意味な自主規制体質」を改める事で青健法は殆ど無効化できると言っていいかもしれません。戦う意思さえあれば現時点ではそれ程怖くないです。すべては業界側の意識ひとつです。
このまま成立した場合、間違いなく将来的に児ポ法改正による創作物規制に影響してきます。そういう意味では児ポ法改正は今が踏ん張り所、創作物規制条項を削除しておく必要があります。




