■私的まとめ:国民投票法第103条(関連ツイート)
藤本由香里 新刊『きわきわ』発売中 @honeyhoney13
【重要】麻生さんの失言をきっかけに、各局は、「自民党改憲案」の中身をこそ徹底追及するべきだ。どういう憲法案に「こっそり改憲」しようとしていたのか。それが本来のジャーナリズムの役割。「失言」が問題じゃないでしょ。「改憲内容」の方がはるかに、100倍問題でしょ。それがジャーナリズム。
藤本由香里 新刊『きわきわ』発売中 @honeyhoney13
そうです。改憲投票の段階に入ると、教員は大学では一切解説できません。この規則も安倍総理が決めました。 RT @biac_ac 改憲の国民投票になったら、憲法学の偉い先生たちや藤本由香里先生まで、改憲案について何も言えなくなる https://twitter.com/biac_ac/status/363146013369827329
自民党憲法草案の条文解説 @satlaws
http://s.nikkei.com/11ybKLM ナチスの例は撤回するが、誰も知らないうちに静かに賛成を得て憲法を変えることを望んでるという部分を撤回するつもりはないらしい。そのことの詳細については96条解説参照。http://satlaws.web.fc2.com/ 自民党憲法草案の条文解説
biac(えるマーク付き) @biac_ac
memo: 国民投票法103条
国若しくは地方公共団体の公務員若しくは…は、その地位…を利用して、国民投票運動をすることができない。
2 教育者…は、…影響力又は便益を利用して、国民投票運動をすることができない。
http://t.co/fCt4AjFUFe @satlaws
㋚㋣㊀㋮㋚㋖™ @masakisugar
↓だから麻生太郎のように「ナチスの手口に学んだらどうかね」=「こっそりと(改憲を)進めてしまえ」なんていう発言が出てくる訳だ @honeyhoney13 @cocoa919726 @biac_ac
意外と知らない「国民投票法第103条」について。太字の部分に要注目です。投票の段階に入ると専門家は改憲に関して解説する事ができない規則。この「教育者もダメ」というのはかなり厳しいです。テレビや新聞で事細かく報道する可能性は低いので改憲の中身を詳しく知る事が難しくなってしまいます。麻生太郎の発言と合わせて考えてみれば以下に恐ろしい事か分かると思います。
日本国憲法の改正手続に関する法律 抄(平成十九年五月十八日法律第五十一号)
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H19/H19HO051.html
(公務員等及び教育者の地位利用による国民投票運動の禁止)
第百三条 国若しくは地方公共団体の公務員若しくは特定独立行政法人(独立行政法人通則法 (平成十一年法律第百三号)第二条第二項 に規定する特定独立行政法人をいう。第百十一条において同じ。)若しくは特定地方独立行政法人(地方独立行政法人法 (平成十五年法律第百十八号)第二条第二項 に規定する特定地方独立行政法人をいう。第百十一条において同じ。)の役員若しくは職員又は公職選挙法第百三十六条の二第一項第二号 に規定する公庫の役職員は、その地位にあるために特に国民投票運動を効果的に行い得る影響力又は便益を利用して、国民投票運動をすることができない。
2 教育者(学校教育法 (昭和二十二年法律第二十六号)に規定する学校の長及び教員をいう。)は、学校の児童、生徒及び学生に対する教育上の地位にあるために特に国民投票運動を効果的に行い得る影響力又は便益を利用して、国民投票運動をすることができない。
国民投票法第103条の全文。条文のまま解釈すれば一般人が国民投票運動をする事は問題なさそうです。しかし「専門家」が情報を発信できないのは公平性という点で疑問が残ります。安倍晋三が決めたというのは初じめて知りましたが実に「らしい」話ですね・・・。
「麻生氏は気の毒」=維新・石原氏
http://news.nicovideo.jp/watch/nw719470?topic
時事通信社 2013年8月7日(水)15時08分配信
日本維新の会の石原慎太郎共同代表は7日の党会合で、憲法改正に絡んで、麻生太郎副総理がナチス政権の手法を「学んだらどうか」と発言したことについて、「麻生君はそれ(歴史)をわきまえず軽々にちょっとナチという言葉を口に出したと思うが、(発言の真意が)曲解されて非常に気の毒だと思う」と述べた。
ナチスの改憲の“手口"を学べか。
仮に国民がそこから学ぶべきという意味なら、「民主主義の権力といえナチスのように暴走することがあり、これからの日本でも起こり得るから警戒しろ」ですな。
そして自民党の改憲案と、その“手口”はまさにナチスのそれに近いのではないかと。
どう考えても、国民に極力関心を持たせないように改憲したいとしか思えないです。
ようやく最近「国民の権利」については少し語られるにはなったけど、石破幹事長はオウム事件を理由に「公共の福祉を公益及び公の秩序に変えるべき」とかいってます。
ただ自民党改憲案にダメ出しした小林節と伊藤真の対談によると、英語でいうなら公共の福祉も公益及び公の秩序もさほど違いはないようで、議論の余地はあるらしいです。
また、公平な選挙や裁判を実現するために人権を制限することもあるので、「人権同士の衝突にしか人権を制限できない」という考え方はもう通用しない。しかし、だからといって、それについてなんでも制限していいということではないとも述べています。
ようするに、憲法の条文で権力者が「公益」という理屈を濫用する歯止めを実現するのは無理に等しいのでしょう。
だから、人権同士の衝突の場合に制限することを基本として、それ以外については濫用されないように慎重にならないといけません。
ところが自民党ときたら、オウム事件なんて法律で対処できるもを例えにしてますからね。
そういうわかりやすそう例を適当に出して、誤魔化すところがナチスみたいですよ。
2013-08-02(06:59) : 12434 URL : 編集
No title
内緒で決まり事を成立させるのは自民公明の常套手段なので驚きやしない。
一秒も審議せずに採決に持ち込むだろう
麻生発言を批判する国民の多くは改憲政党(自民公明)に投票した奴だから説得力を感じない
自民公明は白痴衆愚によって守られている
2013-08-02(10:24) : URL : 編集
石原慎太郎と自民党。国民を殺したい者同士で気が合う様ですね。何処が曲解なのか説明してみろと言いたいですよ。リンク先にTwitterの反応があるのですが揃いも揃って頭の悪いコメント多過ぎます。麻生発言を本質を全く理解してませんね。日本人を殺すのは無知な日本人。本当に洒落になりません。
■情報源:てんたま氏(http://twitter.com/tentama_go)
てんたま @tentama_go
麻生副首相のナチス発言について民主みんな共産生活社民が自発的辞任か安倍首相による罷免を要求する共同声明を発表。菅官房長官は終わったこととして受け取り拒否の姿勢。副議長選の懲罰動議の反撃手段として残しておいた方がよかった気が・・ http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130807/stt13080712440005-n1.htm
AAA氏より頂いた情報。突っ込み所は別にあるのに攻め方が下手すぎます。野党にまともなリーダーが居ないのはキツイです。野党再編は遠そうなので当分自公の天下は続くでしょうね。与党の暴走を止めるのは難しそうです。




