「TPP待ってもらえない」経団連会長、日米首脳会談で参加表明を
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130130-00000020-biz_fsi-nb
[SankeiBiz 2013/1/31 08:15]
経団連の米倉弘昌会長は30日、広島市内のホテルで記者会見し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の参加問題について「できれば2月の日米首脳会談で表明していただきたい」と述べた。
安倍晋三首相は29日に、今夏の参院選前に方向性を出す考えを示したが、通商交渉開始の90日前までに大統領が議会に通知して承認を得なければならない米国の「90日ルール」を踏まえ、「TPPは待ってもらえない」と指摘。参院選を控えて「苦しい面もあろうと思うが、国益・国民生活の観点から克服してほしい」と、早期の参加表明の必要性を強調した。
日米両政府は、首脳会談を来月21日から22日に行う方向で調整している。
「大企業のためは言い掛かり」=TPPで反論-米倉経団連会長
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201211/2012111300816&g=ind
[時事ドットコム 2012/11/13-18:29]
経団連の米倉弘昌会長は13日、福井市で記者会見し、環太平洋連携協定(TPP)をめぐり農業団体が「大企業のためだ」などと反発を強めていることについて「全くの言い掛かりだ」と反論した。
米倉会長は「日本の農業界のリーダーは勉強不足と思わざるを得ない」と指摘。その上で「TPPと関係なく、農業は日本を支える重要な産業だ」と訴えた。
さらに「TPPは中小企業も恩恵を被る」として、中小企業の海外展開、国内雇用維持につながるとの見方を強調した。
米倉弘昌は本当に経済の知識があるのか疑問。農業は確かに重要だが懸念はそれだけではありません。特に「医療」や「知財」は国民の生存権を脅かす重要な問題。それを保証してこその経済政策。新たな制度を導入すれば痛みを伴うのは事実。しかしAの為にBを犠牲にするという発想。これこそ売国奴です。
経団連が描くTPPで外国人労働者大量流入の地獄絵
http://blogos.com/article/22338/
私は「経済」に関してそれほど知識が無いなので数字的な反論はできません。しかし「外国人労働者大量流入」の「可能性」があるので「国内雇用維持」にはならないと思います。上記の記事は必読。例によって推進派の有識者は「誤解」の一言で一蹴してますがそれを含めて「交渉」な訳です。
http://otakurevolution.blog17.fc2.com/blog-entry-2371.htmlの追記。日本が主導権を持ってルール作りをする為には早い話「交渉で米国をねじ伏せる事」が必要。しかし今の日本にそれが可能な政党は存在しません。前回の記事で「見送り」ではなく「撤退」に持っていく必要があると書いたのはこれが理由。下手をすると参議院選後に「おかしなルールだと分かっているのに参加せざるを得ない状況」になる可能性が高いです。完全に葬るには今夏の参議院選で「TPP反対を掲げるリベラル派の政党」を勝たせるしかありません。普段「売国」や「国賊」といった言葉が御好きな人達がこの事を理解してるのかを懸念してます。
日米首脳会談で表明を=TPP交渉参加―経団連会長
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130130-00000113-jijnb_st-nb
[時事通信 2013/1/30 19:00]
経団連の米倉弘昌会長は30日、広島市で記者会見し、環太平洋連携協定(TPP)について「意味のある交渉参加にする観点からは今でも遅い」と述べ、2月下旬に行われる日米首脳会談で安倍晋三首相が交渉参加を表明することを改めて求めた。
TPP交渉参加をめぐり自民党内で依然反対論が根強いことについては、「国論を二分する議論への態度表明はなかなかしづらいだろう」と指摘。その上で「痛みを伴うものもあるだろうが、国益の観点からそれを克服しても推進してほしい」と要望した。
TPP:日米首脳会談で参加表明を 米倉経団連会長
http://mainichi.jp/select/news/20130102k0000m020028000c.html
[毎日新聞 2013年01月01日 19時20分(最終更新 01月01日 19時46分)]
経団連の米倉弘昌会長(住友化学会長)は毎日新聞のインタビューに応じ、1月にも開かれる日米首脳会談で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加を表明すべきだとの考えを示した。
−−安倍政権に何を期待しますか?
◆成長戦略は近年、内閣が代わる度に議論し直され、実行されないままになってきた。規制・制度改革など議論は尽くされており、決断と実行あるのみだ。特にTPPは、日本が主導権を持ってルールづくりに加わるため、速やかな交渉入りが必要。首相には日米首脳会談で参加表明してもらいたい。資源が乏しい日本の事情を踏まえ(原発ゼロは)慎重に判断すべきだ。
似たような見出しですが上は1月30日で下は1月1日の記事。新年早々平常運転。経団連は「TPP推進」で「原発推進」なので実は自公民維どの政党とも繋がりが深く影響力があり危険な存在。TPPの構図は消費税増税と同じなので完全に自民党を信用するのは危険。国を二分する議論と言いながらそれを無視する様に煽るというのはさすがです(苦笑)。
関税自主権や国民の生活は無関係。要するに「モンサントと住友化学が儲かれば他が潰れても関係ない」と主張する米倉弘昌。自民党というか安倍政権は典型的な金持ち優遇の「弱者切捨て路線」なので利害は一致しています。これが本当に怖いですよ。しかし自分達の利益の為に政治に積極的に参加するという姿勢だけは出版業界に見習って貰いたいと思います。




