当ブログのスタンスは「表現/言論の自由を守る事は日本(人)の未来を守る事」です。
右翼左翼に関係なく「国民の最低限の権利と安全」を守る為にどういう選択をすべきなのかを提案したいと思います。
ボーダーラインは「憲法21条及び97条の改正」「著作権法違反非親告罪化」「創作物の所持禁止」を阻止する事です。
この3つを阻止できれば「インターネットの安全な利用」と「表現/言論の自由」は確保できるので最低限の権利と安全を守れます。
TPPや放射能に関して真実を知る事ができたのは「知る権利」。悪名高き「人権救済法案」や「秘密保全法案」を今まで阻止できたのは「表現の自由」。国民=弱者が公権力=強者に対抗できる唯一の武器が「憲法21条」なのです。護憲はそれだけ重要。国民の生存権を守る最後の防波堤と言っても過言ではありません。
このボーダーラインを死守する為に必要なのは「護憲」「脱官僚」「反米」「司法改革」「警察権力の拡大に慎重」な政治家を多く政界に送り込む事と「少数派の意見に耳を傾けてくれる人」の多い政党を与党にしておく事です。
次回の衆議院選は民主党VS自公VS国民連合(リベラル第三極)&共産党VS維新の会(極右第三極)という構図です。
結論から言えば「投票先」は「国民の生活が第一(生活党)」を中心とした「国民連合」か「共産党」となり次点で「民主党」です。
政治の世界は数の世界。勝てる候補に投票しないと意味がありません。国民連合は「国民の生活が第一」「社民」「大地・真民主」「減税日本」「新党日本」「改革無所属」が参加していますがその中で勝てる政党を最優先にすべきです。小政党に投票しても十中八九死に票になるので目標を達成する為に合理的な判断をしなければいけません。
目標① 自民党と公明党の復権阻止もしくは2/3の阻止
目標② 維新の会・みんなの党の台頭阻止
目標③ 国民連合を与党もしくは野党の中心にする事
目標④ 現状維持(民主党政権を安定させる)
最悪でも上記の③か④を達成する必要があります。その理由としてまず「日本(大阪)維新の会」の存在。現与野党がそっくりそのまま入れ替わるだけならばマシですが維新の会という「民主党の超改悪版」が「第三極」の中心になっています。改憲派でTPP推進派という危険極まりない政党。しかし依然として橋下徹氏の人気は高く「80議席は取る」や「政権を取る」と予想されています。さらに石原慎太郎氏の太陽の党と合流し一大勢力となりました。
次に「憲法改正」の問題。社民党と共産党を除く全ての政党が改憲派(と見られてる)なのでよりダメージの少ない方を選択しないといけません。特に「自民党」と「維新の会」の改憲案は最悪で「基本的人権の剥奪」と「政治活動の弾圧」に直結しています。これが原案のまま通れば公権力に異議を唱える事が難しくなり悪法阻止は不可能に近くなります。
自公復権で維新の会が野党の中心。これが最悪のケース。政界のパワーバランスが崩れ一気に国民軽視で全体主義に傾くので憲法改正だけでなくあらゆる悪法が危機的状況になります。
選挙対策は何より「リアルの周知」重要。皆様一人一人が「親」「兄弟」「友人」「知人」に呼び掛けてください。脱原発や憲法改正など話の切っ掛けになる事柄は幾らでもあるので早急にリアルでの周知をやって頂けたらなと思います。
漫画好きに「漫画持ってるだけで逮捕されるよ」と言えば少しは聞く耳を持つでしょうし私自身関心度が高い事もありますが特に「脱原発」は「保守政党が政権を取れば脱原発は不可能」という事実があるので話し易いです。
最後に国士を自称する方々に一言。真の国士ならば在日外国人を叩く事より日本人を最優先に考えるべき「民」あっての「国」です。
私的な見解を多分に含んでいますが何故この様な結論になるのか各政党に関して下段にざっとまとめておきました。
※管理人注 2012.11.22 太陽の党解党に伴い一部記事を修正しました。
国民の生活が第一(生活党/小沢新党)⇒投票先候補①。憲法改正スタンス不明。TPP反対。脱原発。増税反対。国民連合。民主党を離党した良識派議員が多く参加。党首の小沢一郎氏を含めてやや突っ込み所はありますが現時点で最も「国民目線で理想的」な政党。是非とも与党にすべきです。ただし支持母体が貧弱で党首ですら落選の可能性があります。大方の予想では40議席取れれば良い方だと見られているのが現状です。
小沢一郎氏は「次期衆議院選挙では100人擁立したい」と発言。この時点で単独過半数は不可能ですが・・・。
民主党⇒投票先候補②。護憲と加憲と改憲が混在。(一部を除き)TPP賛成。脱原発。増税推進。様々な思想の議員が居る「寄せ集め政党」ですがその点はむしろ好都合。TPPという爆弾もあるが現野田内閣執行部を排除すればまだまだ利用価値はあります。中堅議員は国民目線で良識的な人も少なくありません。おそらく「何故民主党?」と思われる方も多いでしょうが「自民党に対抗できる確かな支持母体」を持っているのは同党しか無いです。要するに「消去法で判断して潰れてもらっては困る」のです。
野党時代は様々な悪法に反対し「基本的人権」を尊重してくれたという「実績」も忘れてはいけません。野田佳彦レベルの議員なら変わりは幾らでも居るのでトップが変わればガラリと変わる可能性があります。
自民党⇒改憲。(事実上)TPP賛成。(2名を除き)原発推進。増税推進。下野しても中身はまったく変わらず(苦笑)。日本を代表する保守政党だが反日活動家の言いなりで警察権力を拡大し国民を管理統制しようと猛進。強力な党議拘束で反対論に耳を貸さない為絶対に投票してはいけない政党。また同党を支持する事は間接的に「公明党」を支持する事にもなるのでそういう意味でも論外。おそらく復権すると思われるが・・・。
何より同党が論外な理由は非人道的な改憲案。これは政治活動の弾圧に直結し反日活動家に悪用される恐れがありとても危険。おまけに「カルト宗教の政治参加」を認める内容。日本を中国や北朝鮮の様な国にしない為にも投票は絶対NGです。安倍総裁がTPP参加を示唆する発言をしている事も見逃せません。
公明党⇒大躍進が予想される政党その①。加憲。TPPスタンス不明。脱原発?。増税推進。凡そ悪法と呼ばれるもの全てに賛成している上に反対論にも全く耳を貸さないので絶対に投票してはいけない政党。しかし支持母体が強力なので政界から追放する事は不可能。対策は「選挙に参加し自公以外に投票する」しかありません。
日本(大阪)維新の会⇒大躍進が予想される政党その②。改憲。TPP賛成。(事実上)原発推進。(事実上)増税推進。同党は「素人」の集まりなので民主党以下の政権担当能力である事は誰の目にも明らかです。国力が低下してる日本にとって彼等に国を任せるのは大博打。しかし当ブログのスタンスから考えると唯一救いと言えるのも全員素人である事。未知数な部分が多いのでやり方次第では味方になってくれるかもしれません。
ただし橋下徹氏(党首)や松井一郎氏(幹事長)は児童ポルノ規制や青少年健全育成を建前に基本的人権を軽視し国民の生存権を脅かす悪法を条例でゴリ押ししています。そういう方向性の人がトップなので結果的に政権を取ってしまったならば仕方ないが投票先としてはオススメできません。連携すると噂されているのが「公明党」や「みんなの党」なのも論外。憲法改正で自民党との連携も噂されており国民目線で見れば最悪です。
創価学会や統一教会との関係が噂されていたり外国人参政権や移民受け入れに賛成派寄りである事もマイナス。彼等が多くの議席を獲得した場合TPP参加阻止は不可能に近い事も覚えておくべきです。
橋下徹氏が提唱する改憲案は「地方行政が好き勝手にルールを作れる」というものなので人権救済法案や外国人参政権レベルの悪法が地方で次々と通されるという事もありえます。
さらに太陽の党と合流。橋下徹氏と石原慎太郎氏で共同代表となりました。平沼赳夫氏や中山恭子氏など応援すべき議員は居るが党首を筆頭に復古主義の危険な集団。何より旧太陽の党の改憲案は(たちあがれ日本と同じ思われるので)自民党のそれと同等に危険なので絶対に投票してはいけない政党です。ある意味では復古主義を一掃できるチャンスとも言えますが党首の人気でかなりの議席を取ると予想されます。
※石原慎太郎氏はTPP反対と見られていますが維新の会と合流したので「TPP容認」となります。
みんなの党⇒大躍進が予想される政党その③。改憲。(一部を除き)TPP賛成。脱原発?。増税反対?。基本的に投票先としてはオススメできません。警察利権の温床で国民の生存権を脅かす悪法を推進する後藤啓二弁護士と親密である事も大きなマイナスです。同党の改憲案は「維新の会」のものと近く国民目線で見れば危険と判断せざるを得ません。結党当初は党議拘束無しが売りだったが現在はどうなのか不明。ただし話を聞いてくれる良識的な議員が居るのでそういう方達は積極的に応援していくべきです。個々人を見れば自民党よりマシです。
国民新党⇒憲法改正スタンス不明。TPPスタンス不明。原発問題スタンス不明。増税推進?。唯一支持できる保守政党だが亀井静氏等の離党により空中分解状態。投票しても良いが死に票になる可能性が高いと思われます。もの凄く存在感が薄いので全員落選で党そのものが無くなってしまうかもしれません。
社民党⇒護憲。TPP反対。脱原発。増税反対。国民連合。突っ込み所はあるが国民目線で見れば良識的な政党。しかし一般ウケしないので投票しても死に票になる可能性が高く奇跡でも起こらない限り与党になる事は無いと思われます。脱原発の気運が高まっている今ならある程度の議席が取れるかもしれません。
共産党⇒同上。国民連合にこそ参加してませんが国民目線で見れば良識的な政党。個人的に参議院はここと社民党だけで良いと思う程評価。名前で損をしている感じがします。
新党きづな⇒国民の生活が第一と合流した為に解党。
みどりの風⇒憲法改正スタンス不明。TPP反対。脱原発。増税反対。民主党を離党した谷岡郁子氏が中心の女性議員の政党。勝てるかどうかは別だが方向性は理想的です。
たちあがれ日本⇒太陽の党と合流した為に解党。
太陽の党(石原新党)⇒日本維新の会と合流した為に解党。
減税日本⇒憲法改正スタンス不明。TPP反対。脱原発。増税反対。国民連合。維新の会との連携は白紙になった模様。
補足・無所属の議員⇒新党結成の噂もある亀井静香氏と新党日本の田中康夫氏は絶対に応援したい議員。数少ないまともな保守派です。迷わず投票してOKです。




