ご無沙汰しております。
「のるてちゃん」をやった、笑の内閣です。
このたび、笑の内閣では、8月から10月にかけ東京、名古屋、札幌、大阪で「非実在少女のるてちゃん」再演全国ツアーを行う運びとなりました。
そもそもは、劇作家で前内閣官房参与の平田オリザ氏から、「表現規制問題に重大な関心を持っているので、再演しなさい」と平田氏所有の劇場であるこまばアゴラ劇場での再演きっかけをいただいたのを機に、他3都市で行うことになりました。名古屋公演は、うぐいすリボンの会の提携公演となります。
とはいえ、前回は採決直前の時期で「表現規制」が旬な話題だったこと、上演拒否事件があったことでまずまずの集客でしたが、今回は良くも悪くも「条例施行後、ターゲットにされた漫画が0」ということもあり、集客が大変苦戦しております。
とはいえ、今は倉田本部長、櫻井課長の後任がたまたま穏健派であることと、なにより「条例制定時に騒ぎになったからこそ、当局は慎重になっている」ことを考えれば、あの条例がある限りいずれ、ターゲットにされる漫画が出てくると思います。だからこそ、平時のうちから「下手に指定しようとしたらまた面倒なことになるぜ」と思わせる、みんなの中で風化させないということが大事だと思っています。
なので、ぜひ一回観た人にも、前回観れなかった人にもまた、観てほしいと思っています。また、そちらのブログでも取り上げていただけたら幸いです。
今回のアフタートークには、日本劇作家協会会長の坂手洋二氏、格闘家で条例に反対してくれた長島☆自演乙☆雄一郎氏、そして前文部科学副大臣でスズカンこと鈴木寛氏なども来てくれます。
詳しい情報はこちらです
http://warainonaikaku.sitemix.jp/
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hibisama/?Y=2012&M=6&D=19
東京公演のチケットは
http://confetti-web.com/ticket/ticket.asp?G=wa00ai62&S=120803
また、別件になりますが、昨日騒ぎになった、橋下市長がだした「公務員が、政治目的の演劇をすると懲戒対象」の話題はご存知でしょうか?これもまた、かなり危険なものなんで、ちょっと目を通していただけたら幸いです
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hibisama/?Y=2012&M=6&D=23
非実在少女のるてちゃんで御馴染みとなった笑いの内閣様からメールで頂いた情報です。
8月~10月に東京、名古屋、札幌、大阪で「非実在少女のるてちゃん再演全国ツアー」を行うとの事です。
詳細はリンク先を御覧ください。興味のある方は是非行ってみてくださいね。
鈴木寛議員は表現規制に慎重な方なので名前を覚えておくと良いです。アフタートークのゲストが凄い自演乙まで来るとはw。
Togetter - 「公務員は演劇禁止!」 #橋下 大阪市長による『職員の政治的行為の制限条例』の起こした波紋
http://togetter.com/li/325497
大阪市は21日、職員の政治活動を国家公務員並みに規制する「職員の政治的行為の制限に関する条例案」を公表しました。違反者は原則、懲戒免職とする規定を盛り込み、7月6日に開会する臨時市議会に提案し、8月施行を目指すとの事。
その中にはなんと、公務員の演劇禁止というまで盛り込まれたとの事! 政治的意見はもちろん社会風刺すら、懲戒免職の対象に?
これに対する、非実在青少年で有名になった、東京都青少年健全育成条例の風刺演劇『非実在少女のるてちゃん』を上演した、 演劇団体「笑の内閣」の反応まとめです。
※ 第16次笑の内閣「非実在少女のるてちゃん」全国ツアー決定。詳細は「笑の内閣」公式HPをご覧下さい。http://warainonaikaku.sitemix.jp/
by hiroujin
公務員演劇禁止。これを見れば橋下徹が以下に危険人物であるか分かると思います。
表現を取り締まるならば恣意的な判断をせざるを得ないので何を持って「政治目的」とするのかも問題になってきます。
橋下徹は末端の公務員や日教組には厳しい反面、警察官僚に甘く国民を統制しようとするので騙されない様に周知すべきです。
公務員は政治的に中立でなければならないのである程度は理解できます。
しかし「表現の自由」をここまで蔑ろにする発想は極めて危険。その矛先は私達一般市民にも向いている事も忘れてはいけません。
これを見る限りでは大阪維新の会が目指す改憲も碌なものにならないだろうなと予想・・・。




