偽造品の取引の防止に関する協定(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%BD%E9%80%A0%E5%93%81%E3%81%AE%E5%8F%96%E5%BC%95%E3%81%AE%E9%98%B2%E6%AD%A2%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E5%8D%94%E5%AE%9A#.E5.95.8F.E9.A1.8C.E7.82.B9
問題点
当協定にはいくつかの問題点がある。
・策定の過程が不透明。また日本ではどの省庁が主導しているのかもわからない。
・ポリシーロンダリング(実現したい政策を海外に出して、「海外で決まったから」といって国内法を成立させる)
・条文の翻訳が出ない(政府は翻訳を出さない意向)
インターネットについて
・インターネットサービスプロパイダへの監視義務の強制
・著作権侵害が疑われるウェブサイトの強制シャットダウン
・ISPから操作当局への情報提供
・国境でのiPod等の内容操作
・スリーストライク法(3回侵害行為をすると接続を遮断する)
その他
・アクセスコントロールの回避に刑事罰の方向
・仮処分に関して、権利者の言い分が正しいと判断した場合に仮処分ができたが、その判断をせずに仮処分ができる
・訴訟に関して、敗訴者が勝訴者の弁護費用を負担
・ジェネリック医薬品の取り締まり
など、基本的人権、特に表現の自由や通信の秘密を脅かす可能性が非常に高い点である。電子フロンティア財団(EFF)をはじめとする市民団体は、協定の交渉プロセスに市民団体や新興国、公衆を含めなかったことをポリシー・ロンダリングだと批判している。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)は日本主導の協定なのに管轄が明らかでないことや外務省が当初「[条文案の日本語訳の]作成予定はない」と発言していたことを指摘している[7] [8]。国境なき医師団などはジェネリック薬の供給を脅かすとして協定への懸念を表明している[9] [10]。欧州連合及び欧州連合の多くの加盟国による署名は、協定反対の意思を表明する欧州議会の交渉人カデル・アリフ(en:Kader Arif)の辞任及びヨーロッパ全土に渡る抗議運動を引き起こした[11] [12] [13]。
無名の一知財政策ウォッチャーの独言
第237回:海賊版対策条約(ACTA)交渉の行方(7月版のリーク条文案)
http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-f90f.html
第238回:8月25日版の海賊版対策条約(ACTA)リーク条文案
http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-7c84.html
第240回:10月2日時点の海賊版対策条約(ACTA)条文案と国内におけるDRM回避規制強化の検討
http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-c6d3.html
第251回:ウィキリークスで公開された模倣品・海賊版拡散防止条約(ACTA)関連アメリカ公電
http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-71b0.html
Togetter - ACTAについての@himagine_no9さんのつぶやきを中心にまとめました。
http://togetter.com/li/87497
川内博史氏のTPPについてのつぶやきを発端とした、ACTAについてのhimagine_no9さんのつぶやきを中心にまとめました。
by shiraist
Togetter - MIAU『模倣品・海賊版拡散防止条約 (ACTA) がヤバい』(2010/11/08)第一部ツイートまとめ
http://togetter.com/li/67145
Togetter - MIAU『模倣品・海賊版拡散防止条約 (ACTA) がヤバい』(2010/11/08)第二部ツイートまとめ
http://togetter.com/li/67139
2010年11月8日(月)にニコニコ生放送で放送された『MIAU Presents ネットの羅針盤』第5回「模倣品・海賊版拡散防止条約 (ACTA) がヤバい」第一部の関連ツイートをまとめました。(放送中にハッシュタグ #miaujp でツイートされたものから単なるRTを除いたもの)
●番組内容概要(告知文 http://miau.jp/1288576800.phtml より抜粋)
日本政府が今後の知的財産政策の目玉として成立を目指してきた模倣品・海賊版拡散防止条約(ACTA)。偽ブランド品やソフトウェアやCDの不正コピーの拡散を防止する条約か、と思えばどうもそれだけではない模様です。しかも大筋合意に至ったにも関わらず、未だに条約文の日本語版が公開されていないという秘密主義にも批判が集まっています。 そこで今回のネットの羅針盤ではACTAの条文を読み解きながら、ACTAで何をやろうとしているのか、インターネットユーザーはどのような影響をうける可能性があるのか、そしてどのような懸念があるのかを分かりやすく解説します。
●出演者
小倉 秀夫 (弁護士・中央大学法学部講師)
heatwave_p2p (『P2Pとかその辺のお話』)
八田 真行 (MIAU幹事会員)
司会:津田 大介(メディアジャーナリスト、MIAU代表理事)
by hideharus
http://otakurevolution.blog17.fc2.com/blog-entry-2151.htmlの続きでACTAに関する纏めです。
表現の自由に触れる事も勿論ですが「プライバシーの侵害」という点でかなり危険な条約です。
反ACTAオンライン署名
https://candypop-endoshuichi.ssl-lolipop.jp/acta2/actasig/sig.php
ACTA反対署名再告知。皆様、周知と御協力の程宜しく御願いします!。
ACTA:海賊品に対する協定にさらなる打撃
http://wired.jp/2012/06/29/acta-2012/
[WIRED.jp 2012年6月29日]
EUにおいて、偽造品対策の協定(ACTA)の承認に対して、国際商取引委員会からノーの判定が下った。ウェブの自由を制限するかもしれないからだ。
ACTA(Anti-Counterfeit Trade Agreement:偽造品の取引の防止に関する協定)に対してノーの判定が下った(19票対12票)。今回は、国際商取引委員会からの一撃である。7月初めに採決を行う予定の欧州議会に、海賊品と戦うための協定を承認しないように勧告を行う。法務委員会、自由権委員会、産業委員会に続き、何度目のことだろう。ウェブの自由が問題となっており、おそらくEUはこの件に終止符を打つ準備をするだろう。
ACTAは2007年から論議の的となっており、国家間の通商協定として提起されている。このため、何年間も非公開で話し合うことが可能だった。ACTAの標的は偽造された製品だが(偽物のブランドものサングラスやモーターの非公認の交換部品など)、用語の曖昧さが原因で、これを批准することは、ネットでの共有にも影響をもたらすかもしれない。
というのも、著作権によって保護されたコンテンツが不法に共有されれば、偽造品として認定されるかもしれないからだ。海賊コンテンツ(もしくはそのリンク)を置いているあらゆるサイトに対しての制裁措置の根拠ともなり、FacebookやYouTubeのようなソーシャルプラットフォームが裁かれることになりうる。ユーザー間のお金のやりとりのないコンテンツ共有も、 利益を上げる目的がないにもかかわらず、偽造品と同等に扱われる危険がある。
ACTAがヨーロッパのさまざまな国で承認されたことによって、激しい抗議が起きた。しかし、この抗議は、目的を達しつつあるようだ。
No title
ACTAといえばこんなツイートも見つけました。
(以下転載)
てんたま ?@tentama_go
めも RT @84oca: EUと豪州で否決の場合、残りは日本(提唱国)・米国・カナダ・韓国・シンガポール・ニュージーランド・モロッコの7ヶ国。この内2ヶ国が否決でACTAは発効しないが確実に。ここ数年の政治情勢やEPA絡みだと、カナダとニュージーランドでは否決されそうな予感。
2012年6月29日 - 15:01 Tweenから
てんたま ?@tentama_go
時々「ACTAは瀕死なので他に労力を振り分けた方が」と言ってますが、その理由を兎園(@fr_toen)さんがうまく簡略化してくれました<前ツイート
2012年6月29日 - 15:03 Tweenから
(転載終了)
2012-06-30(11:28) : 92a URL : 編集
カナダとニュージーランドで否決される可能性もあるとの事。こうなるとACTAは発効しないそうです。
諸外国でも異論が多い模様。日本でも反対署名がありますし動いてくれてる人達も居るようなので状況は悪くないです。
おそらく国会で批准が決まるまでは多少の時間が掛かるはずなので反対するには十分だと思います。




