
※画像出典:日本経済新聞
岸田文雄首相は新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを「5類」に移行した後、新たな変異株の出現など状況の変化で「2類相当」への変更など直ちに対応を見直す考えを示しました。立憲民主党の石垣のりこ氏の質問に対する答弁です。
■首相、コロナ5類移行後も「状況変われば2類相当に」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA03B960T00C23A3000000/
日本経済新聞 政治 2023年3月3日 21:43
岸田文雄首相は3日、新型コロナウイルスの感染症法上の「5類」への移行を巡り「科学的な前提が異なる状況になれば直ちに対応を見直す」との考えを示した。新たな変異型の流行などを例示し、その場合は「2類感染症と同様の措置を適用することが考えられる」と述べた。
このニュースについて!
2023年03月03日(金)。参議院予算委員会。立憲民主党の石垣のりこ氏は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けを「5類」への移行を巡って「死者の絶対数は増えている」「第8波以上に死者が増えた場合はどう対応するのか」を問いました。
これに対して、岸田文雄首相は5類移行後にオミクロン株と大きく異なる新たな変異株の流行や死者数の増加など「科学的な前提が異なる状況になれば直ちに対応を見直す」「具体的には2類感染症と同様の入院勧告などの各種措置を適用することは考えられる」と答弁しています。
一方で、42の国立大学病院の加盟する「国立大学病院長会議」は同日東京都内で記者会見を開きました。ウイルスを持ち込ませない「ゼロコロナ」を継続した上で重症患者用の病床を一定程度確保する必要性を訴えました。
5類移行後の医療体制について国に対して「財政支援の継続」を求めました。コロナ禍で病院全体の病床稼働率は大幅に低下、コロナ対応の診療報酬の加算や病床確保の際の交付金などで赤字を穴埋めしている状況です。更に、防護服などの価格や光熱費の高騰で経営を圧迫しています。
Twitterの反応!
岸田首相 「5類」移行後 状況変われば「2類相当」に見直しも
— 野中しんすけ@ただの看護師 (@nonaka_shin) March 6, 2023
➡︎当たり前のことを言ってるのだが、状況判断が『極めて悪い』のでどうしても何言ってるんだろう?って思ってしまう。。https://t.co/xVIiW3BEQX
永遠にやるんですか。
— 倉田真由美 (@kuratamagohan) March 4, 2023
岸田首相 「5類」移行後 状況変われば「2類相当」に見直しも | NHK | 新型コロナウイルス https://t.co/E5KiTT7VEU
コロナの対応のためだけに政治やってなさいよ。そしてコロナ対応するんですよね?と迫る立憲の石垣議員もまだそこにいるのか?という。
— 倉持麟太郎RintaroKuramochi (@kurarin0116) March 4, 2023
敵基地云々とか防衛費いわずとも大政翼賛・戦前と変わってないよ
岸田首相 「5類」移行後 状況変われば「2類相当」に見直しも | NHK https://t.co/W7gyfkWFvk
岸田首相 「5類」移行後 状況変われば「2類相当」に見直しも | NHK https://t.co/YXaGTq1fWV
— DJ Amachi@アマチP (@Amachi_creator) March 5, 2023
これは賢明な判断かと。第9波はそのうち来るだろうし、医療逼迫を防ぐためにも発熱外来は継続した方が良い。
岸田首相 「5類」移行後 状況変われば「2類相当」に見直しも | NHK https://t.co/PK9Nc8pNuR
— 超記憶術先生💮ULTIMA VIAGEM (@SuperMnemonic) March 6, 2023
…お前は一体なにがやりたかったんだよ…(呆れ) だったら臨機応変に対応できる2類のままで良かった。結局、周りの顔色伺って、科学者をないがしろにして世間の雰囲気に倣ってるだけじゃないかね
管理人後記!
岸田政権はGW明けの5月8日(月)に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けを5類に引き下げる方針です。これによって、新型コロナウイルス関連の医療費や外来診療の自己負担額は大幅に増えます。
現在、外来診療の自己負担は初診料などの「2590円」で陽性判明後は無料で行われます。5類移行後は政府の試算では「最大4170円」に増えます。これはインフルエンザとほぼ同じ金額です。
また、入院費は原則自己負担になります。一方で、高額になる場合は今年9月末まで月2万円程度を軽減します。更に、1回当り9万円~25万円程度の「治療薬」は同じく今年9月末までは無料の方針です。
この他に、PCR検査は2500円、抗原検査は1300円、ワクチン接種は9000円程度の自己負担になります。ワクチンに関しては2024年3月まで無料接種を続ける見通しです。尚、これらは政府の発表とマスコミ各社の報道を平均した金額です。
今後の状況によっては治療薬や入院費用の更なる自己負担増の恐れもあります。また、マスクルールの大幅緩和、5類移行、自己負担増で第8波以上の感染拡大を招く可能性は高く非常に危い状況です。





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